二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

ボクがココに居るうちに

2008-10-05 19:56:32 | 
皆さん、いかがお過ごしですか。

ちょっと風邪が治りません★頭苦しいし、鼻水止まらんし、腹痛で気持ち悪い。あ、食べ過ぎ、って説もあるけどね(苦笑)。

そんなわけで、ダメになる前に急ぎ書き込み。


最近、エミリ-・ディキンソンの詩が頭の中エンドレスで回ってて、ディキンソンファン歴は20年以上(笑)なのですが、改めて、自分の変わらなさ加減に脱力してます。

部屋の片付けしてたら昔のノートが出てきて、「何これ、おいら、気の利いたこと書いてるやんけ」と一瞬思ったら、ディキンソンの詩の和訳だった(爆笑)という件も発覚。脱力マックスです。。。

で、今日はちょっとご紹介。

ディキンソンの詩より、引用です。

The Poets light but Lamps ---
Themselves --- go out ---
The Wicks they stimulate ---
If vital Light

Inhere as do the Suns ---
Each Age a Lens
Disseminating their
Circumference ---
(#883, Emily Dickinson)

詩人はただランプをともし
みずからは消えてしまう
彼らは芯を刺激する
もし生きた光りが
太陽のように自身で燃えるなら
時代はそれぞれレンズとなり
その円周を
広げていく
        (新倉俊一訳)

このイメージが鮮烈で、それに、昔、修学旅行で行った京都のお寺で、住職さんが話してくれた「一隅を照らす」ことの大切さ、なんかが混じり合って、以来、おいらにとって「灯火」のイメージは、いつも自分を奮い立たせてくれるようになったのかなぁ、と思うのです。

灯火を大切にして、一歩一歩歩いていきたいな。
守りたいものを、守るために、ぼくらは生きている。そのことを忘れないために。

今日の備忘録でした。Take care.
コメント
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