ども。
毎日崖っぷちの三月の風です(汗)
ニュース見ると血圧上がるんで、新聞派になりました(爆)(とは言え、最低限度のニュースは見ている、、、)
物事は、全て価値観の問題だから。あることの是非を問うなら、その是非は絶対的な正誤の問題ではなく、それを良しとする価値観を持っているか否か、というだけのこと。勝ち負けは、決して正当性を保証するものではない、ということ、当事者達はわかっているのかな。わかっていれば、謙虚に、他の価値観にも耳を傾け、何らかの答えを探すことができるだろう。それすらないのでは、「勝てば官軍」という発想なのかと思ってしまうぞ、、、なんて毒吐いてます。(「無駄遣い」なんて、価値観と優先順位の問題やからね。「より票の多いグループの利益を優先する」ように見えてしまっては、興ざめやぞ。。。(ああ、言い過ぎた、、、暴言すんません(汗)))
閑話休題。
日曜日に最終回を迎えた「官僚たちの夏」ですが、偉そうな言い方を許していただければ、意外なほどの名作になったと思う。
もちろん、当時の全てを美化するわけではないし、原作にもドラマにも風刺は込められているのだと思うが、役者達の迫真の演技が、「時代の生々しさ」を意外なぐらいに際だたせてくれたように思える。
全て価値観と優先順位のせめぎ合いの中で、(信念があれば、いい、というものでもないが)誠実に、進路を模索することの意義と、その美しさと哀しさを、しっかりと伝えてくれた。
限られた情報と、限られた条件の中で。どれだけの知力と心を尽くしても、ぼくらが「正しさ」をつかめるのは、千に一つの可能性なのかもしれないね。でも、ぼくらが「時間」から逃れることができず、運命的に、歴史を俯瞰して見ることができない以上、全力で信じることを、全霊で具現化しなければ、ぼくらが「正しいか」「間違っているか」すら、わからないままなんだ。
どうせ問題提起するなら、ここまでしてくれたら、清々しい、と思った。
折しも「脱官僚」を掲げている新政府。彼らが、この作品のメッセージに何を思うのか。見て見ぬふりするなら、まぁ、仕方ないけど。
誰が、否定され、軽んじられ、拒絶されて、全身全霊で働くというのか。
そこを考えずに「滅私奉公」を期待してるなら、相当ナイーブ、としか言いようがないよな。(おいら官僚じゃないけど)
まぁ、ドラマでの彼らの描かれ方は結構センチメンタルで、なんか学生時代を思い出すようでこそばゆかったのだが、誇張は差っ引いても、そんな風に試行錯誤した先に今があるのなら、少し救われたような気もしなくはない。
圧倒的な背景音楽(畳み掛けるようなクラシック!)の迫力と、役者達の演技、(特に、片山の最後の表情、何とも言えぬ存在感が、印象に残った)、一瞬「あれ、政権交代したから打ちきり?!」とあせったくらいの唐突な幕切れ、、、
そんな、偶然の要素?も含めて、最高の幕引きだったと思う。
作品のたたずまいに、「STAY」の真摯な曲調が、が恐ろしいぐらい、はまっていた。
思わず「蒼く 優しく」も思い出したぐらいだ(苦笑)。庭野の一言、重かったなぁ。
スタッフ陣、キャスト、関係者御一同に感謝。実に見応えのある作品でした。
崖っぷちの風に吹かれながら、星を呼びたい、と思った、おいら小市民。
(「官僚たちの夏」のスポンサーも、商品も、おいらが好きな(昭和から続く)企業ばっかでさ。ほんと、おいら小市民の一人だなぁ、と再確認した。)
熱い魂よ。一つ一つが輝いて、燃えて、暗い空を照らしますように。
哀しい傷口に、そっと当てる優しい手がありますように。
闇の中で、そっとこぼす涙が、誰かの痛みを癒しますように。
明日もよい日でありますように。
前のめりに生きよう。(あ、さだまさしの「生々流転」みたいだ。。。)
毎日崖っぷちの三月の風です(汗)
ニュース見ると血圧上がるんで、新聞派になりました(爆)(とは言え、最低限度のニュースは見ている、、、)
物事は、全て価値観の問題だから。あることの是非を問うなら、その是非は絶対的な正誤の問題ではなく、それを良しとする価値観を持っているか否か、というだけのこと。勝ち負けは、決して正当性を保証するものではない、ということ、当事者達はわかっているのかな。わかっていれば、謙虚に、他の価値観にも耳を傾け、何らかの答えを探すことができるだろう。それすらないのでは、「勝てば官軍」という発想なのかと思ってしまうぞ、、、なんて毒吐いてます。(「無駄遣い」なんて、価値観と優先順位の問題やからね。「より票の多いグループの利益を優先する」ように見えてしまっては、興ざめやぞ。。。(ああ、言い過ぎた、、、暴言すんません(汗)))
閑話休題。
日曜日に最終回を迎えた「官僚たちの夏」ですが、偉そうな言い方を許していただければ、意外なほどの名作になったと思う。
もちろん、当時の全てを美化するわけではないし、原作にもドラマにも風刺は込められているのだと思うが、役者達の迫真の演技が、「時代の生々しさ」を意外なぐらいに際だたせてくれたように思える。
全て価値観と優先順位のせめぎ合いの中で、(信念があれば、いい、というものでもないが)誠実に、進路を模索することの意義と、その美しさと哀しさを、しっかりと伝えてくれた。
限られた情報と、限られた条件の中で。どれだけの知力と心を尽くしても、ぼくらが「正しさ」をつかめるのは、千に一つの可能性なのかもしれないね。でも、ぼくらが「時間」から逃れることができず、運命的に、歴史を俯瞰して見ることができない以上、全力で信じることを、全霊で具現化しなければ、ぼくらが「正しいか」「間違っているか」すら、わからないままなんだ。
どうせ問題提起するなら、ここまでしてくれたら、清々しい、と思った。
折しも「脱官僚」を掲げている新政府。彼らが、この作品のメッセージに何を思うのか。見て見ぬふりするなら、まぁ、仕方ないけど。
誰が、否定され、軽んじられ、拒絶されて、全身全霊で働くというのか。
そこを考えずに「滅私奉公」を期待してるなら、相当ナイーブ、としか言いようがないよな。(おいら官僚じゃないけど)
まぁ、ドラマでの彼らの描かれ方は結構センチメンタルで、なんか学生時代を思い出すようでこそばゆかったのだが、誇張は差っ引いても、そんな風に試行錯誤した先に今があるのなら、少し救われたような気もしなくはない。
圧倒的な背景音楽(畳み掛けるようなクラシック!)の迫力と、役者達の演技、(特に、片山の最後の表情、何とも言えぬ存在感が、印象に残った)、一瞬「あれ、政権交代したから打ちきり?!」とあせったくらいの唐突な幕切れ、、、
そんな、偶然の要素?も含めて、最高の幕引きだったと思う。
作品のたたずまいに、「STAY」の真摯な曲調が、が恐ろしいぐらい、はまっていた。
思わず「蒼く 優しく」も思い出したぐらいだ(苦笑)。庭野の一言、重かったなぁ。
スタッフ陣、キャスト、関係者御一同に感謝。実に見応えのある作品でした。
崖っぷちの風に吹かれながら、星を呼びたい、と思った、おいら小市民。
(「官僚たちの夏」のスポンサーも、商品も、おいらが好きな(昭和から続く)企業ばっかでさ。ほんと、おいら小市民の一人だなぁ、と再確認した。)
熱い魂よ。一つ一つが輝いて、燃えて、暗い空を照らしますように。
哀しい傷口に、そっと当てる優しい手がありますように。
闇の中で、そっとこぼす涙が、誰かの痛みを癒しますように。
明日もよい日でありますように。
前のめりに生きよう。(あ、さだまさしの「生々流転」みたいだ。。。)