読みました。
「感性が若い小説だな」とも,「一生懸命書いてある,丁寧な作品だな」とも思いました。(偉そうやな,自分(汗))
上から目線じゃないよ。
一作目も面白かったけど,二作目は,もっとおもしろいな,って,自然にリラックスして読めたんだ。
まだ読んでない人もいるから,内容については触れませんが,とてもよかった。
個人的なツボもたくさんありました(苦笑)。作者のたくらみ(?)に見事にひっかかったよ。主人公は確かに百瀬太郎だけど,様々な視点からの描写により,登場人物全てに感情移入が可能になっているところは,本当にすごい。
おいらの好きな世界が,これでもか,というくらい,てんこもりで,かえって不安になるぐらいでしたが,よくよく読み返してみると,結構ハードな部分もあり,読後感は爽やか,かつ,じわじわと温かい気持ちになれました。
不安になったのは,きっと,自分の心の中を見透かされたように感じたからだ。自分の願望を,なんで知られたんだろう,って。
こんな世界が好きだ。子どもの頃,願ったままの,でも,現実と地続きの,「あるかもしれない世界」「頑張れば,実現できるかもしれない世界」。
どんなにハードロックな毎日が,現実にあったとしても。
この手で,幸せをつかみ取るんだ,という,やたら姿勢をよくしたくなるような,そんな気持ちにさせられる本でした。
明日から,また,頑張ろう。この作品に出てきた,全ての登場人物のように。
著者の大山淳子さんに,そして,この本に関わった全ての皆さんに感謝します。
「感性が若い小説だな」とも,「一生懸命書いてある,丁寧な作品だな」とも思いました。(偉そうやな,自分(汗))
上から目線じゃないよ。
一作目も面白かったけど,二作目は,もっとおもしろいな,って,自然にリラックスして読めたんだ。
まだ読んでない人もいるから,内容については触れませんが,とてもよかった。
個人的なツボもたくさんありました(苦笑)。作者のたくらみ(?)に見事にひっかかったよ。主人公は確かに百瀬太郎だけど,様々な視点からの描写により,登場人物全てに感情移入が可能になっているところは,本当にすごい。
おいらの好きな世界が,これでもか,というくらい,てんこもりで,かえって不安になるぐらいでしたが,よくよく読み返してみると,結構ハードな部分もあり,読後感は爽やか,かつ,じわじわと温かい気持ちになれました。
不安になったのは,きっと,自分の心の中を見透かされたように感じたからだ。自分の願望を,なんで知られたんだろう,って。
こんな世界が好きだ。子どもの頃,願ったままの,でも,現実と地続きの,「あるかもしれない世界」「頑張れば,実現できるかもしれない世界」。
どんなにハードロックな毎日が,現実にあったとしても。
この手で,幸せをつかみ取るんだ,という,やたら姿勢をよくしたくなるような,そんな気持ちにさせられる本でした。
明日から,また,頑張ろう。この作品に出てきた,全ての登場人物のように。
著者の大山淳子さんに,そして,この本に関わった全ての皆さんに感謝します。