「おまえは変われるんや。今がその時やってわかってるか。そんでな,変化をほんまに望むんやったらな,脇目もふらずそれに命かけなあかん。至誠を尽くさなあかん。そして,自分はそれができるって信じるんや。」
ジョナサン。おいらが自堕落すぎるの,お見通しですね。
自堕落,墜落。停止。
そんな日が続いています。過去最長か?(汗)いや,日常生活はのろのろやってますけどね。
「はやぶさ~遙かなる帰還~」が届きました。
メイキング見て,感動しました。すごいよ,これ。川口先生が出てる!
色々な意味で,ものすごく「はやぶさ」への愛を感じました。
いいよなぁ,この作品。この作品の雰囲気も。
映像特典にはキャストのインタビューや,はやぶさに関わった企業や研究者,大学等の関係者を招待したイベントの様子も収録されている。
NECの堀内さんと,彼の後継者である碓井さんを見つけて,おいらは,何にも彼らに関係の無い身でありながら,勝手に感激した(苦笑)。
そして,本編をスタートさせ,はやぶさの勇姿が映し出された瞬間にハイテンションになった。オープニングのはやぶさと,打ち上げの場面を見ただけで「このDVD購入に悔い無し!」と思った。(メカ好き・・・)
最近「Sherlock 1&2」英国版もDVD買っちゃったんで,財布的にはかなりの打撃なんですが(苦笑),悔い無し。
そうそう,話題は変わりますがシャーロック(BBC版。この間,NHK-BSで放映した奴)。
「Sherlock」日本発売版は高価ですが,全てに日本語字幕があるんで素晴らしいと思います。日本版は最近出たばっかりなんだね。レンタルで楽しみました。
レンタルで見たくせになぜDVD購入したかの理由は,英語字幕が見たかったから。台詞が全て字幕で出てるわけではないと思うけど,でも,なんて言っているかヒントがほしかった。その点では英国版オリジナルDVDは素晴らしい。(日本発売版は,字幕が日本語だけのようなので。少なくともレンタル版はそうだった。)
ただ,コメンタリーは英語字幕ないっす。これがショック。おいらの英語力じゃ,ところどころしかわからんのです。ほぼ全話にコメンタリーがあるという超豪華仕様なのに,もったいない(涙)。
そんなわけで,Sherlock2の日本語版DVDの発売を心待ちにしている次第(苦笑:11月発売だとか。)レンタルしたい,と久々に思う作品です。(コメンタリーの字幕のために・・・)
そして,このコメンタリーや,ネットで視聴する機会のあった動画やテキストを見て感じたこと。
おいらの予想以上に,英国人は直接的な表現をする人達でした(笑)。それも,恐ろしく曲がりくねって難解なひねくれた言い方で,でも,ちゃんと言語化する,なんとも執拗に「ことば」にこだわる人達(笑)。もしかしたら,チーム・シャーロックだけの傾向かもしれませんが。
来年?公開されるスタートレックの監督からオーディションの機会を得たベネディクト・カンバーバッチ氏(Sherlock役)が,オーディション用のビデオを送った後に監督(アメリカ人)から返答ともつかない返事をもらい「ぼくは英国人なんだから,直接的に言ってもらわないとわからないよ。役はもらえたのか?!」と嘆いたらしい(笑)(もちろん,出演決定だったそうです。)
何だか新鮮でした。英国人が言うと,説得力がある。
言われてみると,アメリカ人は,決定的なことは直接言わないかもしれない。もちろん人によって全然違うが。多民族国家で平和を維持するためには,気を遣うのが当たり前,空気読むのが当たり前,な感覚は,確かにあるような気がする。沈黙に耐えることが苦しいので,軽い会話は好むけど,あくまで「軽い」(=信条に関わらない表層的)のが前提。けっこう心にもない当たり障りのないことを言ってる場合がある。それは日本人も一緒だけど(爆)。
さて。
ベネディクト・カンバーバッチ氏の率直で魅力的な為人に圧倒されつつ,「この人も,崖っぷちで生き急ぐ人だなぁ」と少し胸が痛くなったりしている。
年の頃はおいらの10こ下。ああ,コブクロと同じなのか。全力で生きている感じがすごく美しく,かつ,痛々しい。多分,ものすごいスリルとプレッシャーを全身に浴びて,わざとメディアに燃料点火してる。ハイパー・アドレナリン放出状態で,自分の存在を,世界に対峙させることに躊躇しない。ある種,捨て身。だから,目を離せない。(もしかしたら,ただの「地雷踏み」傾向かもしれんが。だとしたら,おいらにもその気は,ある(爆))
過去に,南アフリカで撮影中に,他のキャストと乗っていた車がパンクして,その後,強盗に遭って殺されそうになった経験があるらしい。そのことについてもインタビューで語ってるが,これ,トラウマになってるんじゃないかなぁ。
ふいに「Sherlock1」の第1話を思い出す。戦場で撃たれて帰還兵となったワトソン氏,PTSDで足と左手が不自由になるんだが,シャーロックと暮らし始めて,その症状は消える。マイクロフト(シャーロックの兄)がワトソンに言う。「君は戦場を恐れてはいない。危険が恋しいんだ。シャーロックの隣りにいれば,戦場が見えるからね。」(確かこんな内容だったような。)
ワトソンはフィクションの世界だけど,少なからず,カンバーバッチ氏も,恐怖を乗り越えるために,危険を好む傾向があるんじゃないかと思ってしまった。他人の余計な勘ぐりで申し訳ないが。
それにしても,彼の頭の回転の速さ(立て板に水のごとく膨大にしゃべる。しかも率直で,かつ理知的なコメントが多い)には恐れ入る。コブクロ以外で,こんなに言語中枢が発達している男を久しぶりに見た。
もっとも彼以上に,シャーロックの脚本を書いているスティーブン・モファットも,マーク・ゲイティスも,恐ろしく頭がいい。ひけらかし,という意見もあろうが(笑),「沈黙は金」を信条に自分のバカを隠してきたパンピーから見ると,彼らのオーラは輝くような光で目がくらむほどです。(誉めてます)
「知性は新しいセクシー(魅力)」(劇中の台詞より)か。納得。
崖っぷちにしがみつく「うすのろ」としては,熱帯夜の息苦しさを吹き飛ばす精気を,「Sherlock」からもらったように感じます。おいらも,言語中枢をもっと鍛えよう。
見えない星を見上げて,夜空に思いを飛ばす。
ぼくらは現実の中でもがきながら,素敵な明日を夢見てる。
ぼくらの心を,未来に蹴り込んでくれる,煌めくような出会いを求めて。
この世の全ての前向きな魂に,敬意を捧げよう。
そして,この世の全ての痛む心に,抱擁を。
お盆が終わろうとしている。
この世に生を受けたことに感謝します。
明日も頑張ろう。
ジョナサン。おいらが自堕落すぎるの,お見通しですね。
自堕落,墜落。停止。
そんな日が続いています。過去最長か?(汗)いや,日常生活はのろのろやってますけどね。
「はやぶさ~遙かなる帰還~」が届きました。
メイキング見て,感動しました。すごいよ,これ。川口先生が出てる!
色々な意味で,ものすごく「はやぶさ」への愛を感じました。
いいよなぁ,この作品。この作品の雰囲気も。
映像特典にはキャストのインタビューや,はやぶさに関わった企業や研究者,大学等の関係者を招待したイベントの様子も収録されている。
NECの堀内さんと,彼の後継者である碓井さんを見つけて,おいらは,何にも彼らに関係の無い身でありながら,勝手に感激した(苦笑)。
そして,本編をスタートさせ,はやぶさの勇姿が映し出された瞬間にハイテンションになった。オープニングのはやぶさと,打ち上げの場面を見ただけで「このDVD購入に悔い無し!」と思った。(メカ好き・・・)
最近「Sherlock 1&2」英国版もDVD買っちゃったんで,財布的にはかなりの打撃なんですが(苦笑),悔い無し。
そうそう,話題は変わりますがシャーロック(BBC版。この間,NHK-BSで放映した奴)。
「Sherlock」日本発売版は高価ですが,全てに日本語字幕があるんで素晴らしいと思います。日本版は最近出たばっかりなんだね。レンタルで楽しみました。
レンタルで見たくせになぜDVD購入したかの理由は,英語字幕が見たかったから。台詞が全て字幕で出てるわけではないと思うけど,でも,なんて言っているかヒントがほしかった。その点では英国版オリジナルDVDは素晴らしい。(日本発売版は,字幕が日本語だけのようなので。少なくともレンタル版はそうだった。)
ただ,コメンタリーは英語字幕ないっす。これがショック。おいらの英語力じゃ,ところどころしかわからんのです。ほぼ全話にコメンタリーがあるという超豪華仕様なのに,もったいない(涙)。
そんなわけで,Sherlock2の日本語版DVDの発売を心待ちにしている次第(苦笑:11月発売だとか。)レンタルしたい,と久々に思う作品です。(コメンタリーの字幕のために・・・)
そして,このコメンタリーや,ネットで視聴する機会のあった動画やテキストを見て感じたこと。
おいらの予想以上に,英国人は直接的な表現をする人達でした(笑)。それも,恐ろしく曲がりくねって難解なひねくれた言い方で,でも,ちゃんと言語化する,なんとも執拗に「ことば」にこだわる人達(笑)。もしかしたら,チーム・シャーロックだけの傾向かもしれませんが。
来年?公開されるスタートレックの監督からオーディションの機会を得たベネディクト・カンバーバッチ氏(Sherlock役)が,オーディション用のビデオを送った後に監督(アメリカ人)から返答ともつかない返事をもらい「ぼくは英国人なんだから,直接的に言ってもらわないとわからないよ。役はもらえたのか?!」と嘆いたらしい(笑)(もちろん,出演決定だったそうです。)
何だか新鮮でした。英国人が言うと,説得力がある。
言われてみると,アメリカ人は,決定的なことは直接言わないかもしれない。もちろん人によって全然違うが。多民族国家で平和を維持するためには,気を遣うのが当たり前,空気読むのが当たり前,な感覚は,確かにあるような気がする。沈黙に耐えることが苦しいので,軽い会話は好むけど,あくまで「軽い」(=信条に関わらない表層的)のが前提。けっこう心にもない当たり障りのないことを言ってる場合がある。それは日本人も一緒だけど(爆)。
さて。
ベネディクト・カンバーバッチ氏の率直で魅力的な為人に圧倒されつつ,「この人も,崖っぷちで生き急ぐ人だなぁ」と少し胸が痛くなったりしている。
年の頃はおいらの10こ下。ああ,コブクロと同じなのか。全力で生きている感じがすごく美しく,かつ,痛々しい。多分,ものすごいスリルとプレッシャーを全身に浴びて,わざとメディアに燃料点火してる。ハイパー・アドレナリン放出状態で,自分の存在を,世界に対峙させることに躊躇しない。ある種,捨て身。だから,目を離せない。(もしかしたら,ただの「地雷踏み」傾向かもしれんが。だとしたら,おいらにもその気は,ある(爆))
過去に,南アフリカで撮影中に,他のキャストと乗っていた車がパンクして,その後,強盗に遭って殺されそうになった経験があるらしい。そのことについてもインタビューで語ってるが,これ,トラウマになってるんじゃないかなぁ。
ふいに「Sherlock1」の第1話を思い出す。戦場で撃たれて帰還兵となったワトソン氏,PTSDで足と左手が不自由になるんだが,シャーロックと暮らし始めて,その症状は消える。マイクロフト(シャーロックの兄)がワトソンに言う。「君は戦場を恐れてはいない。危険が恋しいんだ。シャーロックの隣りにいれば,戦場が見えるからね。」(確かこんな内容だったような。)
ワトソンはフィクションの世界だけど,少なからず,カンバーバッチ氏も,恐怖を乗り越えるために,危険を好む傾向があるんじゃないかと思ってしまった。他人の余計な勘ぐりで申し訳ないが。
それにしても,彼の頭の回転の速さ(立て板に水のごとく膨大にしゃべる。しかも率直で,かつ理知的なコメントが多い)には恐れ入る。コブクロ以外で,こんなに言語中枢が発達している男を久しぶりに見た。
もっとも彼以上に,シャーロックの脚本を書いているスティーブン・モファットも,マーク・ゲイティスも,恐ろしく頭がいい。ひけらかし,という意見もあろうが(笑),「沈黙は金」を信条に自分のバカを隠してきたパンピーから見ると,彼らのオーラは輝くような光で目がくらむほどです。(誉めてます)
「知性は新しいセクシー(魅力)」(劇中の台詞より)か。納得。
崖っぷちにしがみつく「うすのろ」としては,熱帯夜の息苦しさを吹き飛ばす精気を,「Sherlock」からもらったように感じます。おいらも,言語中枢をもっと鍛えよう。
見えない星を見上げて,夜空に思いを飛ばす。
ぼくらは現実の中でもがきながら,素敵な明日を夢見てる。
ぼくらの心を,未来に蹴り込んでくれる,煌めくような出会いを求めて。
この世の全ての前向きな魂に,敬意を捧げよう。
そして,この世の全ての痛む心に,抱擁を。
お盆が終わろうとしている。
この世に生を受けたことに感謝します。
明日も頑張ろう。