夏ですからね・・・というわけで,ちょっと印象に残った言葉をご紹介。
昨日話題にした,英国で今最も愛されている俳優の一人(と言ってよいのでは?)Mr. Benedict Cumberbatchの言葉です。
ちょっと古いですが,2010年10月に再開したBBCのHave I Got News for You?というニュースクイズ番組のゲスト司会をすることになった時,彼がメディアに語ったことは以下のとおり。(2010年9月3日のBBCによる記事。)
"・・・I'm very excited and honoured and, like a moth to the flame, I am terrified but cannot resist!・・・"
「大変胸躍ることで光栄ですし,火に飛び込む蛾のように,(このオファーを引き受けることは)怖いけれど,(その魅力に)抗えません!」
ありきたりの表現だけど,彼が言うとLike a moth to the flame,の表現が,まさにイメージぴったりで(失礼,誉めてます),改めてこの俳優の才能と情熱を感じました。ついでに,番組の司会も最高でした。コメディもうまいよなぁ。。。間の取り方や話し方が秀逸です。
そして,この人はもちろん演技が素晴らしいのですが,演技を離れた時も魅力的で,そのコメントを読むと,読む側の語彙や表現が豊かになるような気がします。(どんだけ自分の語彙が味気ないかわかる・・・まぁ,彼が言うからこそ許されるのであって,パンピーには向かない表現も多々ありますので,取り入れるかどうかは吟味が必要ですが(爆)。)
文系?のおいらとしては,最近のロンドン・オリンピック開会式や閉会式(用のBBCの特別番組)で彼が英詩を読んでいる(しかもWordsworth!)と聞いて,「イギリス良くやった!ワーズワースで開会・閉会とは,これぞ見たかった英国魂だ!」(何様?!)と何とも感激したものですが,カンバーバッチ氏という存在は,イギリスという国の魅力を,実にわかりやすく引き出してくれる俳優だと思いました。
(ちなみに,例によってオリンピックは,リアルタイムで見られず,ニュースの結果と,終了後のNHK特番で視聴しました(苦笑)。素晴らしかったなぁ。ほんと,)
実に久しぶりに「イギリス行きたいなぁ」と思わせられたのは,SherlockとMr. Cumberbatchのおかげです。(行けないけど。)
おいらが時々読んでいた「ニュースな英語」担当女史も,長く,彼とSherlockのファンのようだ。(「ニュース・・・」以外にブログしてるの,最近まで知らなかった。)
それにしても,世界中で一気に人気が広まりつつあるって,凄いことだなぁ。(何という恐怖とスリル!ナウシカに出てきた王蟲の目の色が一気に変わっていくみたいだ)
ドミノ倒しのような,メディアと大衆のヒステリックな追い風と向かい風と。ちょうどSherlock2の第3話のテーマが「それ」でしたが,見ていて何だかゾクゾクします。
日本もいろんな追い風や逆風が吹いています。自分を信じるだけでは突破しきれないほどの,大きな力。
でも,信念と叡智,愛情,誠意と勇気を武器に,大きな力に立ち向かっていく者を,ぼくらは「勇者」と呼び,讃える本能を持っています。
勇者は「人間」の夢だから。きっと。
願わくば,ぼくらが,夢を大切に守ることのできる理性と余裕を持ち続けることができますように。
「ぼくらの人間性は,ぼくらがどう行動するかにかかっている。」
そんなことを,最近よく思います。
(「さぼりまくりながら,しかつめらしく思うことじゃねー」とはわかりつつ。)
そろそろ,「日本の俳優,吉岡秀隆氏の次の出演作品は何かなー」とか,「コブクロ頑張ってるから,おいらも頑張るぞ-」とか,勝手な夢を見つつ,そろそろ自分の足下を見る時間。
「行って,あなたのするべきことをしなさい」
この言葉にどう答えるか。それが問題だ。
昨日話題にした,英国で今最も愛されている俳優の一人(と言ってよいのでは?)Mr. Benedict Cumberbatchの言葉です。
ちょっと古いですが,2010年10月に再開したBBCのHave I Got News for You?というニュースクイズ番組のゲスト司会をすることになった時,彼がメディアに語ったことは以下のとおり。(2010年9月3日のBBCによる記事。)
"・・・I'm very excited and honoured and, like a moth to the flame, I am terrified but cannot resist!・・・"
「大変胸躍ることで光栄ですし,火に飛び込む蛾のように,(このオファーを引き受けることは)怖いけれど,(その魅力に)抗えません!」
ありきたりの表現だけど,彼が言うとLike a moth to the flame,の表現が,まさにイメージぴったりで(失礼,誉めてます),改めてこの俳優の才能と情熱を感じました。ついでに,番組の司会も最高でした。コメディもうまいよなぁ。。。間の取り方や話し方が秀逸です。
そして,この人はもちろん演技が素晴らしいのですが,演技を離れた時も魅力的で,そのコメントを読むと,読む側の語彙や表現が豊かになるような気がします。(どんだけ自分の語彙が味気ないかわかる・・・まぁ,彼が言うからこそ許されるのであって,パンピーには向かない表現も多々ありますので,取り入れるかどうかは吟味が必要ですが(爆)。)
文系?のおいらとしては,最近のロンドン・オリンピック開会式や閉会式(用のBBCの特別番組)で彼が英詩を読んでいる(しかもWordsworth!)と聞いて,「イギリス良くやった!ワーズワースで開会・閉会とは,これぞ見たかった英国魂だ!」(何様?!)と何とも感激したものですが,カンバーバッチ氏という存在は,イギリスという国の魅力を,実にわかりやすく引き出してくれる俳優だと思いました。
(ちなみに,例によってオリンピックは,リアルタイムで見られず,ニュースの結果と,終了後のNHK特番で視聴しました(苦笑)。素晴らしかったなぁ。ほんと,)
実に久しぶりに「イギリス行きたいなぁ」と思わせられたのは,SherlockとMr. Cumberbatchのおかげです。(行けないけど。)
おいらが時々読んでいた「ニュースな英語」担当女史も,長く,彼とSherlockのファンのようだ。(「ニュース・・・」以外にブログしてるの,最近まで知らなかった。)
それにしても,世界中で一気に人気が広まりつつあるって,凄いことだなぁ。(何という恐怖とスリル!ナウシカに出てきた王蟲の目の色が一気に変わっていくみたいだ)
ドミノ倒しのような,メディアと大衆のヒステリックな追い風と向かい風と。ちょうどSherlock2の第3話のテーマが「それ」でしたが,見ていて何だかゾクゾクします。
日本もいろんな追い風や逆風が吹いています。自分を信じるだけでは突破しきれないほどの,大きな力。
でも,信念と叡智,愛情,誠意と勇気を武器に,大きな力に立ち向かっていく者を,ぼくらは「勇者」と呼び,讃える本能を持っています。
勇者は「人間」の夢だから。きっと。
願わくば,ぼくらが,夢を大切に守ることのできる理性と余裕を持ち続けることができますように。
「ぼくらの人間性は,ぼくらがどう行動するかにかかっている。」
そんなことを,最近よく思います。
(「さぼりまくりながら,しかつめらしく思うことじゃねー」とはわかりつつ。)
そろそろ,「日本の俳優,吉岡秀隆氏の次の出演作品は何かなー」とか,「コブクロ頑張ってるから,おいらも頑張るぞ-」とか,勝手な夢を見つつ,そろそろ自分の足下を見る時間。
「行って,あなたのするべきことをしなさい」
この言葉にどう答えるか。それが問題だ。