(注:「別の話題のはずだったのに、気づいたら「スタートレック・イントゥ・ダークネス」のネタばれ入ってます。未見の方はご注意!)
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スタートレック・イントゥ・ダークネスを見た。お盆先行上映だ。
見てよかった。エンターティンメントとしても最高だし、その世界観、メッセージも非常に現代的かつスタートレックらしい普遍的なものだった。
ここ数日もやもやしていたものが、だんだんほどけていくように感じた。
もやもやのきっかけは、ここ数日(以前からだが)の政治家の皆さんの様々な発言と、それに対する諸外国の反応。
おいらが世界の端っこでぼやいてるレベルと、国際的な公式見解のやりとりは、全く違う次元の話だと思うわけだ。
おいら、数日前に「お盆」という話題で、国家=家族の集合体的な部分もあるのでは?って書いたけど、それはあくまで個人レベルのぼやき、って前提であって、面と向かって他国の人に公式見解としてそれを伝えるつもりはない。
でも、そのことを意見として書いたこと自体に居心地の悪さを感じるくらい、この国の代表者さん(?)たちが、個人的なレベルでものを語っているような気がして、心配でならない。
そのレベルは、広げれば、「ジョン・ハリソン」と同じ立場だからね。
つきつめれば、身内への愛は、外に対して復讐として向けられた場合、反社会的になってしまう危険性を含むんだ。(そうならないように、思考を言語化して、癒やしてみたり、なだめてみたり、論理的な解決法を求めるわけで・・・)
スタートレック・イントゥ・ダークネス(以下、STIDと略します)では、カーク達エンタープライズの乗組員も、ジョン・ハリソンも、ともに、「仲間を思う気持ち」に突き動かされている。どっちも、愛情深く、人間らしいのだ。言うなれば。
「人類最大の弱点は、愛だ」(原語ではSo I responded in kind. My crew is my family, Kirk. Is there anything you would not do for your family?という文脈で語られる)
この言葉の意味を、改めて考えた。「愛」をして「弱点」と言ったのは、作品のメッセージだ。ハリソンじゃない。それを感じた。
そして、物語のクライマックスでのカークとスポックの対話。エンディングでのカークの言葉。そこで、改めて「人類最大の弱点は、愛だ」の意味を考えた。
映画パンフレットに、脚本家達のメッセージがインタビューとして載っていた。やはり、そういうことだったのだ。
やっぱり「スタートレック」はこうでなくちゃ。(気になる人は、ぜひパンフレットを読んでほしい^-^)
おいら、オリジナル・シリーズは見ていないが、子どもの頃から「月刊アウト」というアニメSFサブカル総合雑誌を読んでいて、そこに投稿している「お兄さん、お姉さん」達は、トレッキーが多かった。当然、まつわる特集や二次創作も多く、おいらは本編知らないくせに、いっぱしのスタトレ通を気取っていた。(アホ)今回のパンフレットにはスタートレックの年表やトリビアも載っていて、「アウト」の特集を読み返しているような懐かしさを覚え、嬉しかった。
そんなおいらにとっては、初めての「動くスタートレック」が、今回のSTIDだったのだが、オリジナルファンには負けるだろうが、それなりの感慨と感動を持って、作品を楽しむことができた。
作品の感想として、意外なぐらい、カーク船長に共感した。(日本だったら海猿か?)とか妙なことを感じたが(海猿も映画1本しか見ていないくせに・・・)、とにかく、カーク船長の人物造形が好きだ。そして、スポックも、オリジナルより人間ぽい(笑)けど、恋人までいるし、やるじゃないか(笑)と思った。ウフーラもキャロルも魅力的だ。スールーやスコッティ、マコーイもといボーンズ、等々、クルーのキャラもおなじみ(と言えるほど本編を見ていないが、少なくとも二次的に知るおいらの感覚としては)の魅力を放っている。
提督たちの名演もすばらしい。そして何より、エンタープライズ号の勇姿!かっけー!!!
あ、なんだか、STIDの感想文になっちゃったな。
まとめ。STIDのメッセージをしっかり受け止めて、その上で、相手を思いやる発言をしてください。公の立場で国の顔になっている方々。
思っていることがあるということと、どう伝えるかと言うことの間には、身内への愛だけではなく、思いやりも、国際感覚も必要だと思う、素人なのでした。
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スタートレック・イントゥ・ダークネスを見た。お盆先行上映だ。
見てよかった。エンターティンメントとしても最高だし、その世界観、メッセージも非常に現代的かつスタートレックらしい普遍的なものだった。
ここ数日もやもやしていたものが、だんだんほどけていくように感じた。
もやもやのきっかけは、ここ数日(以前からだが)の政治家の皆さんの様々な発言と、それに対する諸外国の反応。
おいらが世界の端っこでぼやいてるレベルと、国際的な公式見解のやりとりは、全く違う次元の話だと思うわけだ。
おいら、数日前に「お盆」という話題で、国家=家族の集合体的な部分もあるのでは?って書いたけど、それはあくまで個人レベルのぼやき、って前提であって、面と向かって他国の人に公式見解としてそれを伝えるつもりはない。
でも、そのことを意見として書いたこと自体に居心地の悪さを感じるくらい、この国の代表者さん(?)たちが、個人的なレベルでものを語っているような気がして、心配でならない。
そのレベルは、広げれば、「ジョン・ハリソン」と同じ立場だからね。
つきつめれば、身内への愛は、外に対して復讐として向けられた場合、反社会的になってしまう危険性を含むんだ。(そうならないように、思考を言語化して、癒やしてみたり、なだめてみたり、論理的な解決法を求めるわけで・・・)
スタートレック・イントゥ・ダークネス(以下、STIDと略します)では、カーク達エンタープライズの乗組員も、ジョン・ハリソンも、ともに、「仲間を思う気持ち」に突き動かされている。どっちも、愛情深く、人間らしいのだ。言うなれば。
「人類最大の弱点は、愛だ」(原語ではSo I responded in kind. My crew is my family, Kirk. Is there anything you would not do for your family?という文脈で語られる)
この言葉の意味を、改めて考えた。「愛」をして「弱点」と言ったのは、作品のメッセージだ。ハリソンじゃない。それを感じた。
そして、物語のクライマックスでのカークとスポックの対話。エンディングでのカークの言葉。そこで、改めて「人類最大の弱点は、愛だ」の意味を考えた。
映画パンフレットに、脚本家達のメッセージがインタビューとして載っていた。やはり、そういうことだったのだ。
やっぱり「スタートレック」はこうでなくちゃ。(気になる人は、ぜひパンフレットを読んでほしい^-^)
おいら、オリジナル・シリーズは見ていないが、子どもの頃から「月刊アウト」というアニメSFサブカル総合雑誌を読んでいて、そこに投稿している「お兄さん、お姉さん」達は、トレッキーが多かった。当然、まつわる特集や二次創作も多く、おいらは本編知らないくせに、いっぱしのスタトレ通を気取っていた。(アホ)今回のパンフレットにはスタートレックの年表やトリビアも載っていて、「アウト」の特集を読み返しているような懐かしさを覚え、嬉しかった。
そんなおいらにとっては、初めての「動くスタートレック」が、今回のSTIDだったのだが、オリジナルファンには負けるだろうが、それなりの感慨と感動を持って、作品を楽しむことができた。
作品の感想として、意外なぐらい、カーク船長に共感した。(日本だったら海猿か?)とか妙なことを感じたが(海猿も映画1本しか見ていないくせに・・・)、とにかく、カーク船長の人物造形が好きだ。そして、スポックも、オリジナルより人間ぽい(笑)けど、恋人までいるし、やるじゃないか(笑)と思った。ウフーラもキャロルも魅力的だ。スールーやスコッティ、マコーイもといボーンズ、等々、クルーのキャラもおなじみ(と言えるほど本編を見ていないが、少なくとも二次的に知るおいらの感覚としては)の魅力を放っている。
提督たちの名演もすばらしい。そして何より、エンタープライズ号の勇姿!かっけー!!!
あ、なんだか、STIDの感想文になっちゃったな。
まとめ。STIDのメッセージをしっかり受け止めて、その上で、相手を思いやる発言をしてください。公の立場で国の顔になっている方々。
思っていることがあるということと、どう伝えるかと言うことの間には、身内への愛だけではなく、思いやりも、国際感覚も必要だと思う、素人なのでした。