完全に乗り遅れてます。11/7でしたっけ?発売日。
何とか、CDゲットしました。以来、ヘビーローテーションで、かけてます。コブクロの2人も、何十回となく、聴き込んでるんだろな。そんな、迫力を感じる。
イヤホンorヘッドホンで聴いたときと、カーステで聴いたときの印象がめっちゃ違うんで、ちょっと考えてみた。実を言うと、テレビに出て歌ってた(音楽戦士とかMusic JapanとかズームインSuperとか)のも聴いたんだけど、いずれも、音の聴こえ方が違うんだよね。
なんだか。おいらの音の処理場所が、「蒼く 優しく」の音階と微妙にあわないのかな、と思ったのでした。
試しに、気合い(?)入れて、耳に集中すると、いろんな音が聞こえて、くぐもった感じは消えます。わぁ。でも、四六時中、その状態を維持するのは今のところ、無理。
聴音検査では問題ないので、多分、鍛えてない自分の耳の感受性の問題かと。
なま音が一番、っていう、コブクロの意見に賛成。「ほんとはどんな音なんだよ」ってすごく気になる(苦笑)。ヘッドホンだと、いい感じの臨場感なんだがな。
さて。細かいことはおいといて。「蒼く 優しく」やっぱり凄い曲です。ズームインSuperで歌ったときは、みんなの盛り上がりと、美術さんの魂の叫びのような気合いの入り方と、コブクロの血管切れそうな迫力に、「いい歌や~!」と感動しつつ、「朝番組には似あわねぇ。。。」(涙)と、改めて思いました。何だか、朝っぱらから突然生歌で「昴」聴いちまったような、「防人の歌」聴いちまったような、そんなショック。全然「蒼く 優しく」には責任ありませんので。出がけに覚悟の足りない自分がダメなだけです。車の中に入ってハンドル握ると、全然違和感ないんだけどね。(その瞬間にアドレナリンが出るらしい。。。)逆に、夜のくたびれてる時に聴くと、涙出るくらい、ハマります。エンドレスで聴きまくります。そんな、歌。
音楽戦士で、インタビュアーが果敢にも「『少しだけ、休んでもいいかい』はどういう意味ですか?」って聴いてたけど、小渕氏の説明はおもしろかったな。聴いた印象より、もっとポジティブな感じなんやね。そう思って聞き直すと、けっこう力強く聴こえるから、おいら、単純です。(でも、実は、ダブルかトリプルの意味をかけた詩だと思ってる。それでも、いいよ。おいらは小渕氏の言ったことだけ信じることにしとくから。ほんとの意味は、黒田氏だけが知ってればいいんだと思う。)
さて、カップリング曲について。
「君色」はすごいハマった。実は、ライブに行った時、新曲は一切憶えられなくて、今回聴いて、「こんな曲だったんだ!」と初聴きのような印象でした。そんでも、くせになる名曲です。往年のJ-POPみたいな、なんだろう、、、大瀧詠一とか、サザンとか、山下達郎とか、スタレビとか、、、でも、音の一つ一つは、しっかりコブクロなんだ。Bellとかすごい思い出した。
黒田氏の歌い方が、似非外国ミュージシャンみたいで、ちょっと笑えるけど、発音がいいし、歌声も余裕があって、すごくかっこよくも聴こえるのが、感動した。「You're mine=やまい」とか、「Hold your tight=抱擁タイト」(なのかな?)とか。後者なんか、最初は「よくある昭和の洋楽みたいに、わざと歌詞カード間違いを模してるのか?!」とすら思いましたが(当時の洋楽の歌詞は、聞き取りで打ってたから、けっこう誤字や間違いがあったんだよね)、そこまでは、あるまい。むしろ、聴こえ方の問題で、yourとしたのだろう、という想像に落ち着きました。(「きつく抱きしめる」なら普通はHold you tightだもんね。ちなみに穿った解釈をすると、Hold your tightは「君の苦境をホールドする(押さえつける)」くらいの意味にはなるだろうか。)
そんなこと、どーでもよくなるくらいに、「ごきげんなサウンドと、抜群の歌声」でした。(懐かしい表現ですが、昔は、そんな褒め言葉が存在したのです(笑))
ちなみに、「君色」の歌詞が小渕氏によってコブクロのオフィシャルHPに掲載され、ツアーで歌われ、CD化され、今なお、Hold your tightに触れた記事を観ていません(おいらも、あちこち回らん方なので、あったらすみません。)みんな、ちゃんと受け止めきれてるのに、おいら、こんなに語っちゃって、重箱のスミ野郎で恥ずかしいです。スルーしてください。。。
さて。もう一曲。
「赤い糸」について。
Root of my mindに収録されているアコギ一本のインディーズ版も好きですが、今回のライブ音源、すごくいい。何かを彷彿とさせると思ったら、最初のピアノが、「秒速5センチメートル」のイメージだ。→「One more time, one more chance」じゃん!と、思い当たったのでした。でも、似てるのは最初だけ。
実は、この「赤い糸」をしみじみ聴きながら、コブクロの曲と、その他のおいらの好きなミュージシャンの違いを、今更気づいてしまった。
おいらは、もともと山崎まさよしの「One more time, one more chance」とか大好きで。その前はL←→Rなんかも好きだった。時代がそんな方向だったのかな。大貫妙子もそうか。別に彼ら/彼女らがいつもそんな歌ってたわけではないが、おいらが好きになる曲は「回復できない喪失の痛み」を歌っていたのだ。二度と戻らぬ記憶だからこそ、透き通っていて。永遠に癒されないからこそ、癒しを求めてしまう、そんな哀しさ。
「赤い糸」を聴いているうちに、涙が出てきた。哀しいからではない。こんなにもがいて絶望まで感じながらも、この曲の主人公は、愛を回復するからだ。こんなに哀しい曲で、最後も何だか大団円には見えない(なんか、痛みもひきずっている)のに、この歌は、強い。あきらめてない。
5年先でも~♪って、すごいよ。こんなに共感する自分も、どうかと思うけど(苦笑)。自分のは、すごく好きで、せっかくつきあいだしたのに、2ヶ月ですれ違って、同じように離れたけど、それ以来、二度と会えませんでした(爆)。携帯もない時代だったしね。今頃、どうしてるだろう。。。って、年に何回かは、やっぱり考える。おいらの場合はもうあきらめちまったんだけど、この曲みたいに、ずーっと深く思い続けてたら、大変だろうな。
今の自分はそれなりに幸せだけど、やっぱり、考える。あの時、どうしてこの道を選んだんだろうって。でも、それは、きっと縁とか運とか、そういうものの流れがあったからなんだろう。(そゆことにしとこう。)
もともと「自分探し」とかのキーワードにはあまり乗れない自分ですが、「蒼く 優しく」を小渕氏黒田氏の解説付きで聴けたことで、「出発点を振り返ることもアリかな」と思うようになりました。
それにしても、小渕氏。「ほんとの自分のことを話せるのは、過去の自分にだけ。」って、言い切ってるね。黒田氏にも、言えないことは絶対言わないんだろうな。でも、言わないことを百も承知で、黒田氏は小渕氏を理解してるんだろうな。そこんとこの信頼感が、パートナーシップとして、あこがれるところだ。人生を賭ける仕事をする2人の関係は、最高だと思う。
大切な人にも、全て語ることなんてできない。ほんとの壁は、自分で越えるしかない。肩を貸してもらうことはあったとしても。墓までもっていかなきゃならないことなんて。誰にでも、ある。それは、寂しいけど、話したからって、ココロの傷は埋まらないのだ。相手を悲しませるだけで。でも、話さなくても、となりの人の笑顔とか、体温があれば、きっと、傷を覆うことができるだろう。もっと、自分が大きくなれるのだろう。そうなりたい。
なんだか、いろんなことを考えさせられたのでした。ありがとう、コブクロ。(勝手なことばかり考える、痛いファンでごめんよ。)
何とか、CDゲットしました。以来、ヘビーローテーションで、かけてます。コブクロの2人も、何十回となく、聴き込んでるんだろな。そんな、迫力を感じる。
イヤホンorヘッドホンで聴いたときと、カーステで聴いたときの印象がめっちゃ違うんで、ちょっと考えてみた。実を言うと、テレビに出て歌ってた(音楽戦士とかMusic JapanとかズームインSuperとか)のも聴いたんだけど、いずれも、音の聴こえ方が違うんだよね。
なんだか。おいらの音の処理場所が、「蒼く 優しく」の音階と微妙にあわないのかな、と思ったのでした。
試しに、気合い(?)入れて、耳に集中すると、いろんな音が聞こえて、くぐもった感じは消えます。わぁ。でも、四六時中、その状態を維持するのは今のところ、無理。
聴音検査では問題ないので、多分、鍛えてない自分の耳の感受性の問題かと。
なま音が一番、っていう、コブクロの意見に賛成。「ほんとはどんな音なんだよ」ってすごく気になる(苦笑)。ヘッドホンだと、いい感じの臨場感なんだがな。
さて。細かいことはおいといて。「蒼く 優しく」やっぱり凄い曲です。ズームインSuperで歌ったときは、みんなの盛り上がりと、美術さんの魂の叫びのような気合いの入り方と、コブクロの血管切れそうな迫力に、「いい歌や~!」と感動しつつ、「朝番組には似あわねぇ。。。」(涙)と、改めて思いました。何だか、朝っぱらから突然生歌で「昴」聴いちまったような、「防人の歌」聴いちまったような、そんなショック。全然「蒼く 優しく」には責任ありませんので。出がけに覚悟の足りない自分がダメなだけです。車の中に入ってハンドル握ると、全然違和感ないんだけどね。(その瞬間にアドレナリンが出るらしい。。。)逆に、夜のくたびれてる時に聴くと、涙出るくらい、ハマります。エンドレスで聴きまくります。そんな、歌。
音楽戦士で、インタビュアーが果敢にも「『少しだけ、休んでもいいかい』はどういう意味ですか?」って聴いてたけど、小渕氏の説明はおもしろかったな。聴いた印象より、もっとポジティブな感じなんやね。そう思って聞き直すと、けっこう力強く聴こえるから、おいら、単純です。(でも、実は、ダブルかトリプルの意味をかけた詩だと思ってる。それでも、いいよ。おいらは小渕氏の言ったことだけ信じることにしとくから。ほんとの意味は、黒田氏だけが知ってればいいんだと思う。)
さて、カップリング曲について。
「君色」はすごいハマった。実は、ライブに行った時、新曲は一切憶えられなくて、今回聴いて、「こんな曲だったんだ!」と初聴きのような印象でした。そんでも、くせになる名曲です。往年のJ-POPみたいな、なんだろう、、、大瀧詠一とか、サザンとか、山下達郎とか、スタレビとか、、、でも、音の一つ一つは、しっかりコブクロなんだ。Bellとかすごい思い出した。
黒田氏の歌い方が、似非外国ミュージシャンみたいで、ちょっと笑えるけど、発音がいいし、歌声も余裕があって、すごくかっこよくも聴こえるのが、感動した。「You're mine=やまい」とか、「Hold your tight=抱擁タイト」(なのかな?)とか。後者なんか、最初は「よくある昭和の洋楽みたいに、わざと歌詞カード間違いを模してるのか?!」とすら思いましたが(当時の洋楽の歌詞は、聞き取りで打ってたから、けっこう誤字や間違いがあったんだよね)、そこまでは、あるまい。むしろ、聴こえ方の問題で、yourとしたのだろう、という想像に落ち着きました。(「きつく抱きしめる」なら普通はHold you tightだもんね。ちなみに穿った解釈をすると、Hold your tightは「君の苦境をホールドする(押さえつける)」くらいの意味にはなるだろうか。)
そんなこと、どーでもよくなるくらいに、「ごきげんなサウンドと、抜群の歌声」でした。(懐かしい表現ですが、昔は、そんな褒め言葉が存在したのです(笑))
ちなみに、「君色」の歌詞が小渕氏によってコブクロのオフィシャルHPに掲載され、ツアーで歌われ、CD化され、今なお、Hold your tightに触れた記事を観ていません(おいらも、あちこち回らん方なので、あったらすみません。)みんな、ちゃんと受け止めきれてるのに、おいら、こんなに語っちゃって、重箱のスミ野郎で恥ずかしいです。スルーしてください。。。
さて。もう一曲。
「赤い糸」について。
Root of my mindに収録されているアコギ一本のインディーズ版も好きですが、今回のライブ音源、すごくいい。何かを彷彿とさせると思ったら、最初のピアノが、「秒速5センチメートル」のイメージだ。→「One more time, one more chance」じゃん!と、思い当たったのでした。でも、似てるのは最初だけ。
実は、この「赤い糸」をしみじみ聴きながら、コブクロの曲と、その他のおいらの好きなミュージシャンの違いを、今更気づいてしまった。
おいらは、もともと山崎まさよしの「One more time, one more chance」とか大好きで。その前はL←→Rなんかも好きだった。時代がそんな方向だったのかな。大貫妙子もそうか。別に彼ら/彼女らがいつもそんな歌ってたわけではないが、おいらが好きになる曲は「回復できない喪失の痛み」を歌っていたのだ。二度と戻らぬ記憶だからこそ、透き通っていて。永遠に癒されないからこそ、癒しを求めてしまう、そんな哀しさ。
「赤い糸」を聴いているうちに、涙が出てきた。哀しいからではない。こんなにもがいて絶望まで感じながらも、この曲の主人公は、愛を回復するからだ。こんなに哀しい曲で、最後も何だか大団円には見えない(なんか、痛みもひきずっている)のに、この歌は、強い。あきらめてない。
5年先でも~♪って、すごいよ。こんなに共感する自分も、どうかと思うけど(苦笑)。自分のは、すごく好きで、せっかくつきあいだしたのに、2ヶ月ですれ違って、同じように離れたけど、それ以来、二度と会えませんでした(爆)。携帯もない時代だったしね。今頃、どうしてるだろう。。。って、年に何回かは、やっぱり考える。おいらの場合はもうあきらめちまったんだけど、この曲みたいに、ずーっと深く思い続けてたら、大変だろうな。
今の自分はそれなりに幸せだけど、やっぱり、考える。あの時、どうしてこの道を選んだんだろうって。でも、それは、きっと縁とか運とか、そういうものの流れがあったからなんだろう。(そゆことにしとこう。)
もともと「自分探し」とかのキーワードにはあまり乗れない自分ですが、「蒼く 優しく」を小渕氏黒田氏の解説付きで聴けたことで、「出発点を振り返ることもアリかな」と思うようになりました。
それにしても、小渕氏。「ほんとの自分のことを話せるのは、過去の自分にだけ。」って、言い切ってるね。黒田氏にも、言えないことは絶対言わないんだろうな。でも、言わないことを百も承知で、黒田氏は小渕氏を理解してるんだろうな。そこんとこの信頼感が、パートナーシップとして、あこがれるところだ。人生を賭ける仕事をする2人の関係は、最高だと思う。
大切な人にも、全て語ることなんてできない。ほんとの壁は、自分で越えるしかない。肩を貸してもらうことはあったとしても。墓までもっていかなきゃならないことなんて。誰にでも、ある。それは、寂しいけど、話したからって、ココロの傷は埋まらないのだ。相手を悲しませるだけで。でも、話さなくても、となりの人の笑顔とか、体温があれば、きっと、傷を覆うことができるだろう。もっと、自分が大きくなれるのだろう。そうなりたい。
なんだか、いろんなことを考えさせられたのでした。ありがとう、コブクロ。(勝手なことばかり考える、痛いファンでごめんよ。)