二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

祝!「蒼く 優しく」発売!!!

2007-11-10 23:48:02 | コブクロ
完全に乗り遅れてます。11/7でしたっけ?発売日。

何とか、CDゲットしました。以来、ヘビーローテーションで、かけてます。コブクロの2人も、何十回となく、聴き込んでるんだろな。そんな、迫力を感じる。

イヤホンorヘッドホンで聴いたときと、カーステで聴いたときの印象がめっちゃ違うんで、ちょっと考えてみた。実を言うと、テレビに出て歌ってた(音楽戦士とかMusic JapanとかズームインSuperとか)のも聴いたんだけど、いずれも、音の聴こえ方が違うんだよね。

なんだか。おいらの音の処理場所が、「蒼く 優しく」の音階と微妙にあわないのかな、と思ったのでした。

試しに、気合い(?)入れて、耳に集中すると、いろんな音が聞こえて、くぐもった感じは消えます。わぁ。でも、四六時中、その状態を維持するのは今のところ、無理。

聴音検査では問題ないので、多分、鍛えてない自分の耳の感受性の問題かと。

なま音が一番、っていう、コブクロの意見に賛成。「ほんとはどんな音なんだよ」ってすごく気になる(苦笑)。ヘッドホンだと、いい感じの臨場感なんだがな。

さて。細かいことはおいといて。「蒼く 優しく」やっぱり凄い曲です。ズームインSuperで歌ったときは、みんなの盛り上がりと、美術さんの魂の叫びのような気合いの入り方と、コブクロの血管切れそうな迫力に、「いい歌や~!」と感動しつつ、「朝番組には似あわねぇ。。。」(涙)と、改めて思いました。何だか、朝っぱらから突然生歌で「昴」聴いちまったような、「防人の歌」聴いちまったような、そんなショック。全然「蒼く 優しく」には責任ありませんので。出がけに覚悟の足りない自分がダメなだけです。車の中に入ってハンドル握ると、全然違和感ないんだけどね。(その瞬間にアドレナリンが出るらしい。。。)逆に、夜のくたびれてる時に聴くと、涙出るくらい、ハマります。エンドレスで聴きまくります。そんな、歌。

音楽戦士で、インタビュアーが果敢にも「『少しだけ、休んでもいいかい』はどういう意味ですか?」って聴いてたけど、小渕氏の説明はおもしろかったな。聴いた印象より、もっとポジティブな感じなんやね。そう思って聞き直すと、けっこう力強く聴こえるから、おいら、単純です。(でも、実は、ダブルかトリプルの意味をかけた詩だと思ってる。それでも、いいよ。おいらは小渕氏の言ったことだけ信じることにしとくから。ほんとの意味は、黒田氏だけが知ってればいいんだと思う。)

さて、カップリング曲について。
「君色」はすごいハマった。実は、ライブに行った時、新曲は一切憶えられなくて、今回聴いて、「こんな曲だったんだ!」と初聴きのような印象でした。そんでも、くせになる名曲です。往年のJ-POPみたいな、なんだろう、、、大瀧詠一とか、サザンとか、山下達郎とか、スタレビとか、、、でも、音の一つ一つは、しっかりコブクロなんだ。Bellとかすごい思い出した。

黒田氏の歌い方が、似非外国ミュージシャンみたいで、ちょっと笑えるけど、発音がいいし、歌声も余裕があって、すごくかっこよくも聴こえるのが、感動した。「You're mine=やまい」とか、「Hold your tight=抱擁タイト」(なのかな?)とか。後者なんか、最初は「よくある昭和の洋楽みたいに、わざと歌詞カード間違いを模してるのか?!」とすら思いましたが(当時の洋楽の歌詞は、聞き取りで打ってたから、けっこう誤字や間違いがあったんだよね)、そこまでは、あるまい。むしろ、聴こえ方の問題で、yourとしたのだろう、という想像に落ち着きました。(「きつく抱きしめる」なら普通はHold you tightだもんね。ちなみに穿った解釈をすると、Hold your tightは「君の苦境をホールドする(押さえつける)」くらいの意味にはなるだろうか。)

そんなこと、どーでもよくなるくらいに、「ごきげんなサウンドと、抜群の歌声」でした。(懐かしい表現ですが、昔は、そんな褒め言葉が存在したのです(笑))

ちなみに、「君色」の歌詞が小渕氏によってコブクロのオフィシャルHPに掲載され、ツアーで歌われ、CD化され、今なお、Hold your tightに触れた記事を観ていません(おいらも、あちこち回らん方なので、あったらすみません。)みんな、ちゃんと受け止めきれてるのに、おいら、こんなに語っちゃって、重箱のスミ野郎で恥ずかしいです。スルーしてください。。。

さて。もう一曲。
「赤い糸」について。
Root of my mindに収録されているアコギ一本のインディーズ版も好きですが、今回のライブ音源、すごくいい。何かを彷彿とさせると思ったら、最初のピアノが、「秒速5センチメートル」のイメージだ。→「One more time, one more chance」じゃん!と、思い当たったのでした。でも、似てるのは最初だけ。

実は、この「赤い糸」をしみじみ聴きながら、コブクロの曲と、その他のおいらの好きなミュージシャンの違いを、今更気づいてしまった。

おいらは、もともと山崎まさよしの「One more time, one more chance」とか大好きで。その前はL←→Rなんかも好きだった。時代がそんな方向だったのかな。大貫妙子もそうか。別に彼ら/彼女らがいつもそんな歌ってたわけではないが、おいらが好きになる曲は「回復できない喪失の痛み」を歌っていたのだ。二度と戻らぬ記憶だからこそ、透き通っていて。永遠に癒されないからこそ、癒しを求めてしまう、そんな哀しさ。

「赤い糸」を聴いているうちに、涙が出てきた。哀しいからではない。こんなにもがいて絶望まで感じながらも、この曲の主人公は、愛を回復するからだ。こんなに哀しい曲で、最後も何だか大団円には見えない(なんか、痛みもひきずっている)のに、この歌は、強い。あきらめてない。

5年先でも~♪って、すごいよ。こんなに共感する自分も、どうかと思うけど(苦笑)。自分のは、すごく好きで、せっかくつきあいだしたのに、2ヶ月ですれ違って、同じように離れたけど、それ以来、二度と会えませんでした(爆)。携帯もない時代だったしね。今頃、どうしてるだろう。。。って、年に何回かは、やっぱり考える。おいらの場合はもうあきらめちまったんだけど、この曲みたいに、ずーっと深く思い続けてたら、大変だろうな。

今の自分はそれなりに幸せだけど、やっぱり、考える。あの時、どうしてこの道を選んだんだろうって。でも、それは、きっと縁とか運とか、そういうものの流れがあったからなんだろう。(そゆことにしとこう。)

もともと「自分探し」とかのキーワードにはあまり乗れない自分ですが、「蒼く 優しく」を小渕氏黒田氏の解説付きで聴けたことで、「出発点を振り返ることもアリかな」と思うようになりました。

それにしても、小渕氏。「ほんとの自分のことを話せるのは、過去の自分にだけ。」って、言い切ってるね。黒田氏にも、言えないことは絶対言わないんだろうな。でも、言わないことを百も承知で、黒田氏は小渕氏を理解してるんだろうな。そこんとこの信頼感が、パートナーシップとして、あこがれるところだ。人生を賭ける仕事をする2人の関係は、最高だと思う。

大切な人にも、全て語ることなんてできない。ほんとの壁は、自分で越えるしかない。肩を貸してもらうことはあったとしても。墓までもっていかなきゃならないことなんて。誰にでも、ある。それは、寂しいけど、話したからって、ココロの傷は埋まらないのだ。相手を悲しませるだけで。でも、話さなくても、となりの人の笑顔とか、体温があれば、きっと、傷を覆うことができるだろう。もっと、自分が大きくなれるのだろう。そうなりたい。

なんだか、いろんなことを考えさせられたのでした。ありがとう、コブクロ。(勝手なことばかり考える、痛いファンでごめんよ。)
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「Always続・三丁目の夕日」を君は観たか?!

2007-11-10 23:34:09 | 「三丁目の夕日」「続・三丁目の夕日」
こっちの方が、記事の出遅れか。11/3公開でしたね。


ふっふっふ。実は、初日に観に行けたもんねー♪いやぁ。楽しかったです。今回は家族と一緒。家族、笑う、笑う。泣いたのはおいらだけ(笑)。でも、感動してたみたいです。

映画館の中も、観客が笑うんだよなー。なんか、寅さん映画観てるみたいな、幸せな時間でした。

ストーリーも、俳優達の演技も、演出も、CGも、ロケも美術もその他諸々、あんなに気持ちよく一球入魂なので、ものすごく、映画に没入できました。山崎監督、最高。スタッフ/キャスト、全員最高。

おいらにとっては、吉岡秀隆が言ったように、「前作と今作で、どちらがよい、とかではなく、二つで一つの映画として、考えてほしい」っていう解釈が、一番しっくりくる。本当に、気持ちのいい、感動を、胸一杯に感じられた午後でした。

この映画だったら、何度でもデートできるね♪何回でも、観てほしい。そんな映画だ。(そして、見終わったら、一緒に食事をしたくなる。絶対に!)

最近疲れ気味のおいらにとっては、この三丁目の世界は、深呼吸のできる、数少ない息継ぎポイントでした。ありがとう。明日から、また、自分の世界でも頑張っていこう、明るく生きよう、そう思わせてもらった。

エンディングがね。また、秀逸なのですよ。世界観を一切壊さずに、でも、おまけ的な部分も盛り込んで、すごくチャーミングです。

こんな映画が観たかったんだ。本当に、ありがとう。ココロから。To you all!

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お久しぶりです

2007-11-10 22:12:40 | Weblog
巻き添えで重体の男性死亡 池袋パルコ飛び降り(朝日新聞) - goo ニュース

いきなり、へこむ話題ですんません。自分的に、すごく考えちゃったので。おいらがそのとき、そこにいたなら、、、って。事実、「そこ」にはいませんでしたが、そこにいた可能性もゼロではない。(割と近くにいました(爆)事件のことは、夜のニュースで知ったけど。)

ものすごい確率をすり抜けて、毎日生き延びてるんだなぁ、、、ということを、今更ながらに思ったです。亡くなった、2人の人達に、合掌。


おいらは、おかげさまで、のほほんと。今日も生きてます。

いろいろあるけど、わたしは、元気です(笑)(←「魔女の宅急便」かっ?!)

とりあえず、浮上。
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カウントダウン

2007-11-05 22:36:58 | コブクロ
「蒼く 優しく」発売迄2日。入荷迄は1日ですね。

頑張って、毎日を過ごしてます。「蒼く 優しく」きっちり聴きたいからね(笑)。

中日の落合監督は、辛くなると「風見鶏」歌ってたって。本当かい!?すげーな。。。♪

コブクロ、絶対、勝負師に受けてる。小泉元総理が自民党の会議に久しぶりに来て「上り坂もあれば、下り坂もある。その他に、「まさか」という坂もあります。」と言って、その後、小沢さんの一件が勃発したとか、言われてるけど。このタイミングで上り坂、下り坂、って、、、、小泉さん、絶対「蒼く 優しく」聴いてるって!(笑)。。。(すみません、妄想です。許してください(汗))

「ドリーム★アゲイン」が、思った以上にツボで、かなわんです。「二人分の命、生きてるんだ。」。。。しびれたです。おいらも、そう。ある意味、二人分、三人分、生きたい。だから、欲張ったっていいよね♪そんな気分を後押しされたように、感じたのでした。

明日も頑張ろう。
コメント (3)
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