Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

1月7日は・・・

2011-01-07 22:36:25 | 日記
休暇明け最初の金曜日が終わりました。
やはり体がまだついていかないようで、今週末が3連休で本当に良かったです。
この休暇で正月ボケを治して、来週からはしっかりとお仕事をしなければ・・・

今日は1月7日。
お正月の疲れが出てきた頃に、胃や腸を元気にする七草を胃に優しいお粥にして
食べる、古来からの合理的な習慣です

セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ・・・
自分で全部そろえようと思うと現代ではちょっと大変ですが、スーパーで売っている
七草パックは、すべての材料が少量ずつ揃うのでとても使いやすくて便利
本当は朝に食べるものですが、帰宅後このパックを使って七草粥を作りました。


地域によっても違いますが、京都では歌をうたいながら包丁で七草を叩くそうです。
「七草なずな、唐土の鳥が日本の土地へ渡らぬ先に七草たたいてトントントン」
なんだか想像すると可愛らしい光景ですね

京都の1月7日といえば、もうひとつ大きなイベントがあります。
祇園甲部・祇園東・宮川町・先斗町の4つの花街で、始業式が行われました。
式のあとはお茶屋さんへのご挨拶回りをされます。


黒紋付の裾引きに鼈甲と稲穂の簪を挿した芸舞妓さん達が一同に会する様子は、
それはそれは華やかだろうと、いつもニュースを見ながらわくわくしています。
いつかこの日に休暇をとって、挨拶回りの様子を見に行ってみたいものです

1月に舞妓さんが挿す簪は一般には松竹梅と紹介されていますが、実はこれ、
毎年新しいデザインに変わるので、正確には松竹梅になっていません。
私も毎年新しいものを注文していますが、一昨年は寒菊に松葉と竹(笹)、
去年は寒菊に福良雀、今年は寒菊に羽子板でした。

舞妓さんの簪のうち、7月の祇園祭のものと、お正月の簪だけは毎年新しい
デザインに変わるので、去年のものを使うわけにはいきません。
新年に新しいものを身に付けられるのはやはり嬉しいことなので、
お正月の簪だけは毎年新しいものに変えてしまいます。
何年分たまるかが楽しみでもありますね(笑)

ちなみに、7月は祇園祭以外の簪で団扇のものがあるので、それを使っています。