Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

人生最良の日

2011-11-27 23:58:58 | 日記
いよいよ結婚式の日となりました。
朝から晴れて気温も高く、ぽかぽか陽気の最高のお天気です

昨夜は美容室の近くにホテルを取り、今朝は5時半から支度開始。
結髪師さんもカメラマンさんも、朝早くから対応してくださいました。

まだ暗い中美容室の到着し、ドアを開けるとカメラマンさんがシャッターを切ります。
すっぴんの状態から撮影スタート(笑)

結髪師さんが手際よく髪にコテを当て、鬢付け油を塗り、日本髪を結っていきます。
カメラマンさんは本式の結髪を見たのは初めてで、たくさん写真を撮っていました。
夢だった地毛で結う文金高島田。出来上がったときは感動的でした

結髪が終わるとメイクに入ります。リキッドファンデーションと水白粉を併用し、
手や首や背中にも水白粉を塗っていき、まるで日本人形のようになりました。

メイクをしている間、新郎は紋付袴に着替えます。
次に私の着付けが始まり、白無垢の重さに驚きつつも、どんどんワクワクしてきます。
白無垢に角隠し、文金高島田に鼈甲の簪という、由緒正しき花嫁姿になりました。
5時半に美容室に入って、支度が終わったのが8時半過ぎ。約3時間・・・

その後車に乗って湯島天神に移動しました。
結髪師さん・介添えさん・着付け師さん・カメラマンさんの4名がついてくださり、
大所帯での移動です。

湯島天神に着いてから少し境内や太鼓橋などで撮影をしていると、
ご列席くださる皆様がぞくぞくと集まっていらっしゃいました。

親族紹介や誓詞への記名を行った後、全員列になって本殿へ向かいます。
太鼓橋の点前にある水場で手を清め、2列になって太鼓橋を進みます。
それはそれはとても綺麗な光景で、早く写真を見てみたいほど

本殿に入ると雅楽の生演奏が始まり、儀式がどんどん進んでいきます。
祭主の祈祷や誓詞の奏上、三々九度や指輪交換、巫女舞などが行われました。



結婚式が終わると全員で車で披露宴会場である椿山荘へ移動。
親族撮影をしている間、その他の皆様には美しい庭園を散策して頂きました。
その後大きな朱傘を差して庭園を歩き、披露宴会場に入りました。

待合室では友人にお点前をお願いし、ウェルカムドリンクと抹茶をお出ししました。
これが大好評だったようで、お点前が間に合わなかったほど。良かった~

その間私達はお色直しと最後の打ち合わせ。
新郎はそのままですが、私は白無垢から色打掛へ掛け変えました。
角隠しも取り、地毛結いの文金高島田と鼈甲簪が良く見えるようにしました。

長唄の「老松」に合わせ、美しい庭園の見えるガラス張りの廊下を歩いて高砂へ。
入場後は生演奏やセレモニーやゲームなど盛りだくさんで、笑いあり涙あり、
とても和やかで楽しい披露宴になりました。


中座後は総刺繍の白い引き振袖にお色直しをして再入場しました。
鼈甲の前挿しを外し、舞妓さんが特別なときにつける松と鶴の簪を挿しました。
これが女性陣に大好評で、簪の写真を撮りに来た方もいらっしゃいました。

3ヶ月色々と準備をして、当日になって気づいた至らない部分もありましたが、
皆様には楽しかったと言って頂けて、私達もとても楽しく過ごすことができました。

披露宴終了後は髪を洋髪に結いなおしてからドレスに着替え、二次会へ。
丸ビルのブリーズオブトーキョーにて、楽しい時間過ごしました。

二次会終了後に中央区役所へ婚姻届を提出してきました。
男性陣は三次会があるようでしたが、私は疲れもありホテルへ移動しました。




宿泊はフォーシーズンズ椿山荘。
広々としたガーデンビューのお部屋で、ウェルカムスイーツも用意されていました。
フォーシーズンズはお風呂の造りがとても好きです。
アメニティーがロクシタンなところも


今日は本当に一日楽しくて、たくさんの方に祝っていただけて、本当に幸せです。
人生最良の日でした