Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

一昨日は立夏・夏の気始めて立つ

2021-05-07 23:07:00 | 季節行事


一昨日は立夏。春が過ぎ去り少しずつ夏めいてくるころ。抜けるような青空に青々と茂った木々の緑が鮮やかに映えて風も心地よく過ごしやすい時期😊


初候である5/55/9は「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」。

田植えが始まって田んぼに水が引き始められる時期ですが、このころになると、夜にはどこからともなく蛙🐸の大合唱が聞こえてきます。あの声はオスの蛙が雌の蛙を呼ぶ声なのだそうですよ😳


この時期には藤の房もかなり伸びて、初夏の風に藤のカーテンが揺れる、優美な姿を見ることができます。甘い香りと花に誘われるのは人だけではないようで、周りを飛び回る蜂🐝に驚かされることも💦


次候である5/105/14は「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」。

ミミズが土の中から出てくるころで、この時期になるとよくアスファルトの上でひからびそうになったミミズを見てびっくりすることがありますね。この時期はイチゴ🍓が最盛期を迎えてますので、例年のGWはイチゴ狩りに出かける方も多いのでは💕


五月の第二日曜日は母の日ですが、いつごろから日本に定着したのでしょうか。私も社会人になってからは、毎年欠かさず母にプレゼント🎁を贈っています。普段なかなか言えない「ありがとう」も、この日はすんなり伝えられます😊


末候である5/155/20は「竹笋生ず(たけのこしょうず)」。

筍が土の中から顔を出し始めます。品種によって違いますが、日本原産の真竹はこの時期が旬。背が伸びてしまうと美味しくないので、出始めたらすぐに掘って急いで茹でて採れたてを食べて下さい。筍は遠くの名産より近くの掘りたてを。我が家でも近くに住む親戚の竹林から、毎年筍を頂きます❤️


515日には、例年であれば京都の三大祭のひとつである「葵祭」が行われます。平安時代から今日まで続く由緒のある祭事で、メインでもある路頭の儀と呼ばれる平安装束を着た総勢500名の行列は圧巻です