昨日は啓蟄。厳しい寒さが緩んできた陽気に誘われて、土の中の虫🐛が動き始めるころです。少しずつ春の気配を感じる、そんな時期ですね😊
初候である3/6~3/10は「蟄虫啓を戸く(すごもりのむしとをひらく)」。
冬篭りをしていた虫🐛が姿を現し始めて、スーパーなどでは春の訪れを感じさせる山菜🌿が並び出します。和え物にしたり炊き込みご飯にしたり天ぷらにしたりと、色々な食べ方が楽しめます。また、魚に春と書く鰆🐟も、旬ですよね💕
次候である3/11~3/15は「桃始めて笑う(ももはじめてわらう)」。
昔は花が咲くことを「笑う」と言ったそうですよ。梅→桃→桜🌸という順番で咲く春の花々ですが、雛祭りのころにはまだ蕾だった桃が、ここにきてようやく咲き始めます。スーパーでは柔らかくて甘味のある新玉ねぎが出回るころです❤️
末候である3/16~3/20は「菜虫蝶と化す(なむしちょうとかす)」。
冬越えをしたさなぎが羽化しひらひらと舞う蝶🦋になるころ。蝶は別名「夢見鳥」とも言われます。荘子の逸話の「胡蝶の夢」に由来し、蝶🦋になる夢を見た男が、夢で蝶になったのか、それともいまの自分は蝶が見ている夢なのか、わからなくなったというお話😆
もうすぐ暖かな春がやってきます✨
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