清明のころには、沖縄ではご先祖の墓にお参りしてお供えをする「御清明祭」と呼ばれる先祖供養の行事が行われます。中国から伝わった風習ですが、ご馳走やお花やお酒🍶をお供えした後は、自分たちもそれを食べて歌ったり踊ったりして、賑やかにご先祖をもてなします😊
初候である4/4~4/8は「玄鳥至(つばめきたる)」。
はるか遠く南から海を渡り、つばめたちがやってくるころです。家の軒下など、私たちの身近なところに好んで巣を作るので、誰でも一度は巣を見かけたことがあるのではないでしょうか❓
4月8日は仏教の行事の「お花まつり」が行われます。この日はお釈迦様が誕生した日とされていて、誕生仏をお花で飾り、甘茶🍵をかけてお祝いします💕
次候である4/9~4/13は「鴻雁北へかえる(がんきたへかえる)」。
冬を日本で過ごした雁が、シベリアの地へ帰っていきます。この時期の曇り空を鳥曇と言うのだそうです。雁の群れが薄曇りの空の下、北の海を渡って行く姿を思い起こさせるからでしょうか✨
日本の行事ではありませんがこのころにはイースターがありますね。キリストの復活を祝う日で、春分を過ぎて最初に訪れる満月の次の日曜日です。カラフルなイースターエッグ🥚は、キリスト教徒でなくても見ていてわくわくするものです❤️
末候である4/14~4/18は「虹始めて見る(にじはじめてあらわる)」。
お天気の変わりやすい春ですが、雨上がりこ空に初めて虹🌈がかかるころだそう。夏にかけての夕立☔️の後に虹🌈が多くみられるようになります。虹には色々な種類があって、霧の中にかかる白い虹を白虹、月明かりに浮かぶ淡い虹を月虹、二重にかかる虹の内側にある濃いものを主虹、外側にある薄いものを副虹と呼びます😊
中国では清明の前に積んだ摘んだ中国茶の茶葉🌱を「明前茶」と呼びます。これはいわゆる一番茶で、香りがよくほのかな甘みのあるお茶。いっぽう清明のころに摘んだお茶は「雨前茶」と言って、明前茶よりも味わいのあるものになります
春分前に摘んだ茶葉は「分前茶」と呼ばれる最上のお茶ですが、気候によっては取れない年もあるそうですよ😳
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