Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

下浚い終了!!

2010-11-18 22:35:28 | 日舞&三味線
今日は雨が降らなくて良かった・・・
三味線を持っていかなければいけなかったので、湿気や雨は大敵なのです

下浚い、なんとか終わりました~
三味線は3人で一緒に弾くのですが、私以外は長唄のお師匠さん方。
お師匠さん方が本手(主旋律)を引いて、私が替手(副旋律)を引きます。
早弾き部分に自信がないので、お師匠さんや唄の方や笛の方に「なるべくゆっくり」
とお願いして、できる限り丁寧に弾くよう努めました。
本番はお客様が入るので、今日より緊張してちょっと危ないと思いますが・・・



昨日前挿しの簪をお貸しした同門の方が、やはり日本髪を結うことに決めたそうで、
他の小物も貸してほしいということだったので、お渡ししてきました


赤い塗りの前櫛、髷に飾る鹿の子、後挿しはどちらも珊瑚でできた玉簪と南天の簪。
振袖をお召しになるので、赤をいっぱい使った華やかなものをお貸ししました。

私は袖も長めでかなり派手な色とはいえ訪問着を着るので、飾りは少し落ち着いた
物を使う予定です。髪型は・・・たぶん一番ラクな"おふく"です。


私が使う予定なのは、紅葉の豆簪、黄色の花櫛、赤いおふく掛け、大玉の玉簪、
銀の平打ち簪です。この平打ち簪は藤間紋をかたどったもので、私のお稽古している
日本舞踊の流派(藤間流)の紋。

私の日舞のお師匠さんと長唄のお師匠さんはご兄弟で、今回の長唄の会も日舞の
お師匠さんが見に来てくださるので、この平打ちにしました

藤間といえば・・・
実はこの長唄の会、藤間流勘十郎派宗家(家元)の藤間勘十郎さんが出演されます。
※ちなみに私がお稽古しているのは藤間流勘右衛門派なので、同じ藤間流でも
流れが違って、今のお家元は歌舞伎役者の尾上松緑さんです。

勘十郎さんは歌舞伎の振り付け等で活躍される有名な方で、もちろん日本舞踊の
お家元でいらっしゃいますが、三味線でもお名前を持っていらっしゃるスゴイ方。
また、大和楽の次期お家元、大和櫻笙さんもご出演くださり、大変豪華な会です。
お二方とも長唄のお師匠さんと懇意で、この会にいつも出演してくださっています。

こんな錚々たる皆様の前で私のつたない三味線を弾くのは気が引けますが・・・
すこしでも多くお稽古して、精進します・・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿