昨日の記事に続いて、今日もオーダーレッスンをお願いした参加できなかった回のメニューを教えて頂きます
まずはデザートから。デザートは「Pannacotta alla fragola e granapadano」。いちごをたっぷり使うメニューですので、12月よりは今頃のほうが作りやすいかもしれないですね
作り方はとっても簡単。まずヘタを取って洗ったイチゴを半割りにし、砂糖をかけて10分ほど置いたら、ミキサーにかけてピューレにします。
生クリーム・牛乳・砂糖・グラナパダーノ・塩を鍋に入れて火にかけ、温まったらゼラチンを加えて溶かし、氷水にあてて冷まします。
冷めたらイチゴのピューレを2/3入れて混ぜ合わせ、グラスに注いで冷蔵庫で冷やしかためます。
生クリームを入れず牛乳だけで作ろうとするとイチゴのピューレと分離して層になってしまうので、生クリームは必ず入れるのがポイント
固まったら残りのいちごのピューレを注いでイチゴを飾れば完成です
続いてメインは「Maiale con prosciutto e prugne」。豚肉でプルーンを巻くお料理はイタリアでよくあるメニューですが、今日はそこにパルマハムを加えています
豚ヒレ肉は観音開きにして叩き、大きく伸ばしておきます。塩コショウをしたらパルマハム→プルーンの順に乗せて短い方の両端を内側に折り込み、長い方の下端から巻いていきます。
全体をタコ糸で縛ったら、巻き終わりを下にしてオリーブオイルをひいたフライパンで焼き色をつけ、全体に焼き色がついたら取り出します。
天板にオーブンシートを敷いてお肉を写し、スライスしたジャガイモ・ヘタ付きのミニトマトを散らして全体に塩コショウをし、野菜にオリーブオイルをかけて、200度のオーブンで20~30分焼けば完成です
続いて前菜を作ります。前菜は「Sformatino di granapadano con prosciutto」。とてもベーシックなスフォルマティーノで、一番会うのはトマトソースですが、今日は色合いの美しいグリーンのソースを合わせます
ボウルに卵・グラナパダーノを入れて混ぜ合わせ、薄力粉も入れて馴染んだら、生クリーム・ナツメグ・塩コショウを加えます。
バターを塗った型に流し込み、180度のオーブンで湯煎しながら20分焼きます。
焼き色をつけたくない場合は150度で30~40分ほど焼くと綺麗な黄色に仕上がりますよ
飾りに添える生ハムは小さめにカットしてオリーブオイルをひいたフライパンで両面焼き、キッチンペーパーの上に乗せて油を切っておきます。
今日はグリーンピースを使ったソースです。スライスした玉ねぎをオリーブオイルで炒め、グリーンピースを加えてさらに炒めたら、水を入れてグリーンピースが柔らかくなるまで煮てから、塩で味を整えミキサーでピューレ状にします。
最後はパスタを作ります。今日のパスタは「Tagliatelle con prosciutto e piselli」。
フライパンにバターを溶かし、オリーブオイル・みじん切りの玉ねぎとニンニクを加えてじっくり炒めたら、細切りにしたパルマハム・グリーンピースを加えて軽く炒め、白ワインを入れてアルコールを飛ばします。
茹で上がったタリアテッレを加えて混ぜ合わせ、グラナパダーノで乳化させて、塩コショウで味を整えれば出来上がり
全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムです
前菜はグラナパダーノのスフォルマティーノ、パルマハム添え。?チーズのしっかりした味にグリーンピースソースのマイルドさがよく合います
パスタはパルマハムとグリーンピースのタリアテッレ。オイルベースのシンプルなパスタですが、12月ではなくこの時期に作ると旬のグリーンピースを使えるので、春を感じられるひと皿ですね
メインは豚肉のパルマハムプルーン巻きロースト。豚肉にプルーンの甘み&酸味が相性抜群ですが、そこに生ハムの塩気が加わることで、さらに美味しく仕上がっています。付け合わせのお野菜も味が染みて美味しいです
デザートは苺とチーズのパンナコッタ。すぐに出来る簡単なデザートですが、層仕立てにすることでおもてなしにも喜ばれそうな一品です
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