今日の日経の下げは、日銀の量的緩和政策の解除のうわさが飛び交ったことが発端とも言われております。詳しくは分かりませんが、いずれにしても単なる噂にせよ、そうでないにせよ、こんな事はしきりに福井総裁がこの間臭わせてきていたことです。それが現実に解除されるという噂だけでこれだけ日経平均が下げるとは、日本経済がいかに金利動向に敏感になっているかどうかです。筆者が前から言っているように、世界の金利水準の本来あるべきレベルの5%になれば、現在の低金利(1.5%程度)で年8.9兆円の利払いが、現在の国債残高(約560兆円)においては、29.9兆円の利払いに跳ね上がります。国税収入が48兆円しかない国に、この金利がいかに大変かお分かりだと思います。景気が良くなれば金利が高くなるのは理の必然です。ところが、この国はこれまでの放漫財政から、景気は良くしたいけれども、金利はもうこれ以上高くできないという「重病」段階まで症状が実は進行しているのです。いわば、人工呼吸器をつけた人間と同様です。健康体になるには呼吸器を外したいのだけれども、外せば即死んでしまうということです。このことを考えると、本当に一体誰がこんな国にしてしまったのか、いつも憤りを越えて唖然とするばかりです。結局は、目先のことばかりに利を求めた国民全体の意思で時の政治家が選ばれ、半ば志を失った官僚機構と一体となって、予算ぶんどり合戦で地元に還元するという、まさにこの国の富を食い物にするような腐敗状況を、国民そのものの意思で招いてしまっていると考えざるを得ません。いわば自業自得ですね。長年、目先の利害だけで保守党派に肩入れしてきた年金暮らしのお年寄りも、その時が来れば最も悲惨ですが、それも自らが撒いた種と言わざるを得ません。
まあ、それはそれとして、明日の注目銘柄です。
1.8936リプラス △
引けによく戻し、OSCも+3%の56%です。但し、この値は既に警戒水準ですので、明日はそれなりに反落も注意して下さい。
2.7749メディキット △
相場の下落何のその、100億円のキャッシュリッチの会社には痛くも痒くもないようです。OSCも+2%の56%と順当に上げております。OSCは60%台まで楽々ある会社です。こういう安定した会社は波乱に強いようです。
3.3785エイティング △
これも上げ基調なのでしょう。OSCも+1%の45%と伸ばしております。330Kより上は370Kあたりまでしこりがないのが、この株の今の騰勢を支えているようです。
4.3373リンクセオリー △
今日、これだけ下げてもOSCは3%コンバージェンスし28%となりました。もう一段の下げで1月23日の安値に届く指数値です。明日も下落するようだとそこからの反発に乗じる手です。
5.2307クロスキャット ▲
この株を取り上げたのは、2月3日に四季報予想通りの決算を発表しながらも、今日で何とOSCが18%まで急落しているためです。出来高が少ないのでデイトレ向けではないかも知れませんが、明日は更に下落したところからの反発がこのOSCでは見られるかどうか注目。
6.1839真柄建設 ▲
この株今年初めから仕手株化しておりますが、きょうで指数値は1月19日段階に近づきました。出来高は相変わらずです。OSCも昨年11月末以来の31%まで下落しています。ここで更に押されて20%台に突入してから、まさに仕手筋の切り返しがあるかも知れません。但し、もし外国人投資家がここまでの相場を形成していたのなら、もうこの株はもぬけの殻かも知れません。いずれにしても仕手株の末路を見定める意味でも注意。但し、恒星の命が尽きるとき、超高温、超高圧の白色矮星になると言います。それが太陽を始め恒星の末路ですが、その時、一瞬激しく光を放ちます。そのような最後の見せ場が明日あたりあるかどうか注視してみたいところです。ところで、太陽はその寿命のちょうど折り返し点にあり、いわば最良の壮年期です。そのため、こうして我々は「株」などという悠長なことを楽しめております。今日も太陽の恵みに感謝。
7.4290プレステージ・インターナショナル △
この往年の成長株もボックス圏での動きとなっております。今日でOSCが+10%の49%をマークしております。これが明日はどう出るか注目。ちなみに指数値は1月23日よりも下まわっております。
以上です。全面安と思いきや意外と健闘している銘柄もありました。しかし、ここに強いて挙げた銘柄の、何と地味なことでしょう。新興市場の人気銘柄は概ねやられておりますので出番がありません。明日は、素直に反発するのか、更に押されるのか全く見当がつきません。もちろん、テクニカルには押されるサインが顕著に出ております。外人投資家の売りが今日の下げの元凶らしいですが、それはどういう理由からなのか、こうした分析がないと本当に手探り状態ですね。
まあ、それはそれとして、明日の注目銘柄です。
1.8936リプラス △
引けによく戻し、OSCも+3%の56%です。但し、この値は既に警戒水準ですので、明日はそれなりに反落も注意して下さい。
2.7749メディキット △
相場の下落何のその、100億円のキャッシュリッチの会社には痛くも痒くもないようです。OSCも+2%の56%と順当に上げております。OSCは60%台まで楽々ある会社です。こういう安定した会社は波乱に強いようです。
3.3785エイティング △
これも上げ基調なのでしょう。OSCも+1%の45%と伸ばしております。330Kより上は370Kあたりまでしこりがないのが、この株の今の騰勢を支えているようです。
4.3373リンクセオリー △
今日、これだけ下げてもOSCは3%コンバージェンスし28%となりました。もう一段の下げで1月23日の安値に届く指数値です。明日も下落するようだとそこからの反発に乗じる手です。
5.2307クロスキャット ▲
この株を取り上げたのは、2月3日に四季報予想通りの決算を発表しながらも、今日で何とOSCが18%まで急落しているためです。出来高が少ないのでデイトレ向けではないかも知れませんが、明日は更に下落したところからの反発がこのOSCでは見られるかどうか注目。
6.1839真柄建設 ▲
この株今年初めから仕手株化しておりますが、きょうで指数値は1月19日段階に近づきました。出来高は相変わらずです。OSCも昨年11月末以来の31%まで下落しています。ここで更に押されて20%台に突入してから、まさに仕手筋の切り返しがあるかも知れません。但し、もし外国人投資家がここまでの相場を形成していたのなら、もうこの株はもぬけの殻かも知れません。いずれにしても仕手株の末路を見定める意味でも注意。但し、恒星の命が尽きるとき、超高温、超高圧の白色矮星になると言います。それが太陽を始め恒星の末路ですが、その時、一瞬激しく光を放ちます。そのような最後の見せ場が明日あたりあるかどうか注視してみたいところです。ところで、太陽はその寿命のちょうど折り返し点にあり、いわば最良の壮年期です。そのため、こうして我々は「株」などという悠長なことを楽しめております。今日も太陽の恵みに感謝。
7.4290プレステージ・インターナショナル △
この往年の成長株もボックス圏での動きとなっております。今日でOSCが+10%の49%をマークしております。これが明日はどう出るか注目。ちなみに指数値は1月23日よりも下まわっております。
以上です。全面安と思いきや意外と健闘している銘柄もありました。しかし、ここに強いて挙げた銘柄の、何と地味なことでしょう。新興市場の人気銘柄は概ねやられておりますので出番がありません。明日は、素直に反発するのか、更に押されるのか全く見当がつきません。もちろん、テクニカルには押されるサインが顕著に出ております。外人投資家の売りが今日の下げの元凶らしいですが、それはどういう理由からなのか、こうした分析がないと本当に手探り状態ですね。