株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(2.10.06)

2006-02-09 19:57:08 | 明日のモニタリング銘柄
今日買った8701イートレードは、防御ラインの315Kをいとも簡単に破られたので、やむなく314Kで撤退です。-8Kと-5Kです。昨日のOSCコンバージェンスを過大評価してしまいました。この株、どうみても明日は更に下げるでしょう。往年のネット成長株もここまで売り込まれましたか。この株、時折怒濤の下げを見せるときがあります。
もう1つの3373リンクセオリーは、エントリータイミングを間違えたようですが、昨日安値近辺の650Kから反発し、OSCも+3%の31%でプラ転しましたので、まさに理想的な切り返しでした。明日はいくら何でも上げるでしょう。

そして引け際に、マークしていた銘柄の中から、4308Jストリームを、282Kで買いました。この株も引けでOSCが+4%の46%となり2月7日のレベルを超えました。これもセオリー通りの理想的な切り返しです。この両銘柄とも、今日の安値を下まわらない限り、明日は今日の終値からの押し目が少しあるかと思いますが、そこが明日の買いポイントとなるかと思います。そのまますっと上げていく場合もありますが、その場合は今日の終値近くの押し目を待つと良いかと思います。

今日の前場のブログで書いたように、1週間程度のマクロな流れを見て、切り返しポイントで買いを入れるという、本来のオシュレーター(OSC)の活用の原点に返って、改めて200銘柄以上を検証してみました。すると、恐らく80%程度の確率で、今日改めて体得した切り返しポイントで、その日の引けでの買い、もしくは翌日の寄り付きでの終値を割り込んでの買い、という戦法が成功していることが分かりました。少し、相場を見る目が濁っていたようです。また、日中はあまりに目先の値動きに惑わされていたようです。明日からは、心を入れ替えて濁りや惑いを持たなくてもよい銘柄を注目銘柄として上げるようにしたいと思います。

1.3755GDH △ (逆バリ)

 今日より安いポイントでの買いです。485K~489Kあたりが目途となります。そこを破られるようだと買いは一旦撤退です。2月2日以来、OSCがコンバージェンス(25%→41%)していること、指数値はついに1月18日に並んだことが、注目銘柄にした理由です。

2.4566LTTバイオファーマ ▲ (9日夕方の決算注意)

 停滞中のように見えますが、OSCはこれで+6%の45%とやっと抜けました。ここは素直に明日控えめに始まるようだと乗る手です。売り目安は上は275Kですが、その下は260Kです。この株にしては、45%というのは高めですので、とりあえず10K程度抜ければ欲を出さないことです。水島会長も欲をかくのが生来嫌いなようです。

3.7833アイフィスジャパン ▲

 1月25日に上方修正しております。今日でOSCも+3%の42%と一歩抜け出ました。明日は247K~254Kまでの押し目でのエントリーです。

4.2352エイジア △ (逆バリ)

 結構難しいポジションにあります。OSCは+3%の44%とコンバージェンスはしているのですが、今日は引けに最安値で終わっております。結構な下げですので、ここからの下げで600K台になってからの反発があるかも知れません。その意味での注目銘柄です。乖離幅が大きく、これまででしたら取り上げることのないテクニカル条件ですが、OSCの上昇だけを手がかりに一応ウォッチ下さい。

5.4238ミライアル ▲ (逆バリ)

 この株、業績悪化でも噂されているのかと思ってニュースをチェックしましたが、今のところ何もありません。今日でOSCは+2%の37%とコンバージェンスはしております。また、指数値も12月16日以来の低さではあります。12月16日に上方修正するも材料出尽くし感と、来期の保守的な予測から売り込まれた後、何とかリカバリーし13350円までつけ、そこからまたジリジリと下げてきての今日の株価です。RSIも17%まで落ちました。筆者は明日この株は反発する方に賭けてみたいと思います。シリコンウェハーの容器を地道に作っている、ニッチのスペシャリスト企業です。あくまで更に押したところからの反発に乗るように。

6.4305IMJ △

 一応、OSCは+5%の55%と抜け出てはおりますが、このところの膠着状態から果たして抜け出るのかどうか? 11月の決算では売上は上方修正するも利益は下方修正という不安定さが災いしているのでしょう。しかし、久々に明日はこの株の帰趨をご注目下さい。

7.4296ゼンテック △ (強気相場なら)

 強気と書いた理由はこの株、OSCが60%台に乗せるやいなや過去は反落に転じているからです。今日でOSCは+2%の58%と上げてはいますが、そろそろ反落する時期です。しかし、1200Kを1月16日に付けた銘柄です。思わぬ底力が発揮され天に昇ってしまう可能性はあります。そこでそこまで皆さんが強気ならとの、前提条件付きで△です。

8.3732イーウェーヴ △

 今日でOSCが+1%の52%と伸ばしました。OSCが60%台や70%台を付ける銘柄ですので、あえて明日の注目銘柄とします。指数値や乖離幅も良好です。今日は引けにかけての上昇がありましたが、明日は237K~243Kの間でのエントリーが良いでしょう。住商情報システムとの提携話で1月中旬に持て囃されたシステム開発会社です。PERはまだ32倍。サイボウズとは雲泥の差。

9.6928エノモト ▲

 聞き慣れない銘柄ですが、ジャスダックで半導体のリードフレームを作っている金型技術に定評のあるメーカーです。2月3日に利益が2.3倍に伸長するとの発表で、翌2月6日に35円上げたことは記憶に新しいところです。ここにきて、OSCが+6%の58%と急伸し、底打ち感がでてきました。出来高が少ないのでテクニカルにはふらついておりますが、明日は多少の押し目から再度7日の高値の774円抜きが見られるかも知れません。

10.4314ダヴィンチ・アドバーザーズ △

 この株、さすが地力があります。OSCが7日の50%を抜いて54%と伸びました。885Kからの反転ですのでたいしたものです。この後、60%台をキープしていけば自ずと新高値もマークするでしょう。2337アセットも同様な反発です。

11.2333ジー・モード ▲

 値動きが緩慢な株です。財務内容はAAAなのですが、何せ話題性に乏しく、ガンホーと提携した時が、この株の名を天下に轟かせる唯一の見せ場でした。2月16日が3Q決算発表ですが、四季報では前年に比べて経常減益です。このあたりがずしりとのしかかっているのかも知れません。
しかし、OSCが+4%の45%と直近では抜き出ました。長い停滞の後ですので、にわかに活況付かないと思いますが、久々に筆者の注目銘柄に引っかかりました。それなりの上げが見られるかも知れません。1月24日には17Kも上げた銘柄です。明日はその半分の8Kほどの反転を期待。とにかく、あせらずジーっと見ているモードがこの株にお似合いです。

12.8798アドバンスクリエイト △

 後場の最後の方から注目し始めましたが、今日はチョイと上げすぎました。しかし、これでOSCが何と+16%の52%です。完全な上げ潮モードですが、このまま素直に上に行くかどうか、多少の押し目があれば、そこで待ち受けた方が良さそうです。

13.2384エスビーエス ▲

 この株も相変わらず強いです。OSCが+2%の48%と3日の45%をきれいに抜きました。OSCが60%~70%までも付けていた銘柄です。明日は550K~558Kまでの押し目で拾う戦法です。

以上です。ほどほどに上げそうな銘柄が見つかりました。相場全体に波乱がなければこれらの注目+筆者の持ち越しの2銘柄にもご注目下さい。
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難しい相場で勝つには

2006-02-09 11:38:48 | 株に出会う
昨日の見通しは寄り付きに関しては見事に外れました。しかし、その後のじり貧については、やはりボディブローのように昨日からの不安要素が効いてきているのかと思います。そんな中、またその下落から拾ってしまい、前場段階でまたまた含み損を抱えております。まず、昨日失敗して雪辱に燃える8701イートレードを322Kとその後の反落からの切り返しの319Kで買いました。しかしこうした不安定な相場では、一応昨日の安値の315Kあたりを待ち受けの原則にしなければならなかったのでしょう。そこを昨日終値の320Kに一応の目安を置き、今日の寄りの326Kまでの強さを考慮しての最初の322K買いでしたが、これは甘かったようです。もう1つ失敗をしているのは、3373リンクセオリーです。672Kで買ってしまっておりますが、やはりこの場では昨日の安値の651Kで待つのが正解でした。下に大きな買い板があるからといって、そこまでは大丈夫だろうというのは、自分勝手な判断というものです。市場に合わせていかなければなりません。あくまでも。この2つの株は引けまでに、昨日安値を下まわってしまう流れだと切ります。

そうした大局的な流れをマクロ(といっても数日の流れ)に判断した上で、買いエントリーするのが正しいやり方ですが、1つ今日改めてその流れを見る基本的なやり方を見出したように思います。それは、終値が前日安値を抜いて追われなかった日から3日-4日のスパンで見るやり方です。そして、終値がプラ転した上で、その3-4日のOSCの流れが明らかに、できれば控えめなプラス(35%が38%とか、強気の場合は45%が47%とか)に終わって、前日比の上昇も+5K程度に収まっている、その引け、または翌日の寄り付きに買うのが、確率的に翌日の上昇傾向が高いことです。

2ヶ月くらい前からそのような流れを判断して、明日の注目銘柄を抽出していたつもりでしたが、まだまだ相場が複雑に動くため、目眩ましに結構あっておりました。

その例を、3780メビックスで、簡単に見てみましょう。

1.終値が前日安値を抜けなかった直近の日:1月31日(OSC39%)
2.2月1日はOSCが+8%の47%へ急伸
3.2月2日はOSCが-4%の43%へとダイバージェンス(31日より上)
4.2月3日はOSCが51%と急伸し、1日の47%も抜く。
5.2月6日はOSCがさらに伸び+1%の52%に。
6.2月7日はOSCが-1%の51%で終値もマイナスへ。
7.2月8日はOSCが+10%の61%へ急伸(6日を更に抜く)
8.2月9日前場でOSCが+1%の62%へ伸び、値も更に上げる。

この間、前日安値を抜いて終われなかった日はありません。つまりずっと騰勢を保っているのですね。このメビックスの買いポイントは、セオリー通りで言うと4の2月3日です。(1日のOSC47%を抜いていることに着眼します。上げ幅は結果ですのであまり気にしないこと)そして、2番目の買いポイントは強気ですが7の2月8日です。OSCが60%台というのは通常は売りポイントですので、あくまで前日より高く始まるなど強気かどうかを判断して買うのが良いようです。もし、安く始まるようなら早めに撤退がいいと思います。

このメビックスはたまたま任意に選らんで分析してみましたが、結構に数日の動きとオシュレーターによるテクニカル分析手法の連関があることが分かりました。これを厳密に目で追いながら200を越える銘柄を瞬時に選び出すのは少々困難ですが、しかし、なんとかやり遂げることで、いかなる相場でもその条件に合致したものを買うことができるようになりますね。

まだまだ結構奥が深いので試行錯誤が続きます。
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