株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(2.8.06)

2006-02-07 20:27:27 | 明日のモニタリング銘柄
またまた後場にかけて、前場の停滞が嘘のように上昇したようです。この流れに乗って、久しぶりにデイトレ妙味を味わいました。といっても、下手な鉄砲の数を打っただけです。

まず、前場に早売りで失敗した2342トランスジェニックですが、後場の寄り付きが強いので成り買いをかけたところ、何と100円で値が付いたではありませんか。前場に筆者が93円で同値降りをしたその銘柄です。これは上に行き過ぎと咄嗟に判断し102円で売りました。+2円。そして、2371カカクコムを520K買いの539K売り(+19K)で、9424日本通信を141K買いの143K売り(これは売りキャンセルを忘れていました)で+2K、前場に買っておいた3387クリエイト・レストランツを10750円で売り(+170円)、そして、3723日本ファルコムを、123K買いの126K売りで+3Kといった具合でした。持ち越しは、3756豆蔵だけです。この豆蔵は292K割れは回避出来ているし、OSCは+4%の29%と更にコンバージェンスしておりますので、明日の挽回を期待してのホールドです。今日のマイナスは、9514ファーストエスコの-1Kだけでありうまくいった方ですね。何とか、押し目で買うためのコツのようなものがおぼろげながらもつかめたような気がします。もっとも、今日は後場の勢いにたまたま助けられたようなものです。

さて、今日は結構、間欠温泉銘柄の噴火を当てることができたようですが、慢心をすることなく明日の注目銘柄です。

1.8701Eトレード証券 △

 この最強の株がこのところ押されております。テクニカルにも少し判断が微妙なところにいます。OSCとRSIは2日連続コンバージェンスはしております。しかし、2月1日のOSC37%は+2%抜いたものの、このところのピーク値をマークした1月27日の51%にはまだ距離があるためです。多分、下がり方が中途半端なため、このようにズルズルと下げているのでしょう。しかし、いつ反発してもおかしくないポジションです。あえて、明日の注目銘柄に取り上げます。

2.4566LTTバイオファーマ △

 アメリカでの新薬の治験が成功し、来期07年度の黒字転換が見込まれるバイオ株です。OSCが+1%の40%となり指数値も1月24日の水準に近づきました。そろそろ再上昇の気配があるかも知れませんので注意。真面目な聖マリアンヌ大学出身の水島会長にはどういう訳か応援したくなります。

3.3778さくらインターネット ▲

 OSCが+7%の45%となり、1月27日のピーク値の43%を抜きました。明日は今日上げすぎた反動から少々押されるかと思いますが、297Kから300Kあたりを下限として上昇に転じるタイミングを狙うのがよいかと思います。チョイと気になるのは、さくらインターネットの「さくら」という名称は、いかにも日本的でさらりとして好感を持っていたのですが、実はこの会社の笹田社長のおそらく奥さんでしょう、「笹田さくら」という方が管理部長として君臨しておりました。もしこの方が社長の身内なら、笹田CEOは稀に見る愛妻家か公私混同家のどちらかでしょう。どちらにしても、清らかなイメージの「さくら」という語感が、これを知ってどういう訳か少しべたついて来たのは筆者だけでしょうか? それはそれとして、▲を付けた手前、要するに明日株が上がれば別に文句はありませんが、そうでないと管理部長を左遷して頂く以外にありません。

4.7835ウィズ ▲

 この株、もたもたしておりますが、今日でやっとOSCが+4%の36%とはっきりと上昇しました。997Kをつけた1月16日の31%を抜きました。ここからは一気に上昇するかも知れませんので、明日こそはご注目下さい。しかし、この会社のHPを見てビックリしました。まさにたまごっちです。変な声まで聞こえてきます。HPに音は御法度の筈です。仕事中に変な音が聞こえれば遊んでいるのかと疑われるのがおちです。ようやく分かりました。この株が業績は良いのに不人気なのは、このHPから聞こえてくる不可解な音が、世の機関投資家を遠ざけてしまうのでしょう。しかしそれもやむを得ません。大事な預かり金で遊んでいると思われては、機関投資家もお客さんに顔向けできませんから。何しろこの会社、企業理念が「遊び心」なのです。

5.3736コネクトテクノロジーズ ○

 OSCが1月30日の26%から今日の33%まで一貫して切り上がってきております。しかしひと頃の勢いはなくなっております。1月13日の決算で大幅増収ながら減益となったことで、それまでの期待上昇からの調整をずっと余儀なくされているようです。しかし携帯関連銘柄の一角を占めている株です。ワンセグについてどの程度関与しているか不明ですが、技術面で何らかの一端を担っている可能性が強いと思います。何しろ、インデックスまでワンセグでもて囃されている位ですから。ところで、この会社インデックスの研究開発部門からの発祥とはよく知られた話です。社長は筆者もよく知っております。という訳ではありませんが、何となく応援したくなる銘柄なので思い切って心情的○。

6.3734MPテクノロジーズ ▲

 この株もようやくOSCが+10%の30%と切り返しました。上場廃止懸念も解けているのに、株価が一旦上げかかってもどうしても下がってくるのはやはりMSCBのせいなのか、それとも利益見通しのせいなのか定かではありませんが、それらを包括してテクニカル指標が今後の動きを表しているものと考え、とりあえず明日はご注目下さい。

7.4331テイクアンドギブニーズ △

 この株もじわ~っとOSCが+1%の43%に持ってきております。出来高がいまいちですが、これで出来高を伴えば再度高値を狙うかも知れません。なかなか値動きが重いのですが、動く時は一気ですのでそのタイミングを見計らって下さい。何しろ、ギブアンドテイクではないので、先に与えてはなりません。何でも結構です。貰ってから与えることです。これは筆者の哲学に反しますが、何しろ人の会社の名前です。文句を垂れる筋合いはないと一蹴されるのがおちです。

8.4741IRI △

 これもなかなかの癖株です。つまり勝つのは難しいトリッキーな動きをする株です。それにしても投資している会社に対する目利きだけはたいしたものです。明日は、OSCが+5%の47%と抜き出ましたので、少々の押し目からの急激な上昇転換へとついていく戦法ですので、デイトレ専門の方、腕を磨くチャンスです。

以上です。ちょっと少ないようですが、既に大きく上げて更に明日も強気でOKの株は、皆さんも一目瞭然ですので、あえて省いてあります。全体としては場が回復基調かと思いますが、前場の停滞ぶりが一本調子での上げに躊躇が見られるようです。この隠れた弱気が顕在化する日がいつか訪れそうですので、そのあたりは用心しながら堅実な利確を絡ませながらうまく立ち回ることが必要なようです。明日の幸運を祈ります。
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手数料がないというのも困りもの

2006-02-07 11:26:55 | 株に出会う
3ヶ月間手数料無料なので、同値降りでもいいやという気になり、つい気軽に売買してしまうようです。株が膠着状態の時はほとんど動かないので、下に行きそうになるとつい同値降りしてしまう悪い弊害があるようですね。

2342トランスジェニックがそうでした。93円で買い92円まで行く段階で降りてしまいました。92円でもOSCは前日と変わらず31%でした。上に行くときまた買えばいいやと思っているうちに、前場に何と95円です。これでOSCが+7%の38%です。

後は、今日は多少の押し目があると思ってみていた3387クリエイト・レストランツを、10580円で買いました。これもOSC+1%の45%なのでかろうじて回復したでしょう。前場に10690円まで行ったときは47%でした。今日はほどほどの上げでOSCさえプラスかイーブンで終わってくれれば、いよいよ反転攻勢になるはずです。10800円あたりにしこりが少しあると思いますが、これを抜けると12000円回復も早いかと思います。

後、またまた失敗は4306バックスグループです。+1Kの薄利で撤退した後、今日の始値の231Kを抜いてからは、239Kまで登りつめております。この節目でのエントリーに失敗。

テクニカル条件のよい3756豆蔵は、一旦+2Kで利確したあと、上昇気配に慌てて304Kで買い直す始末です。まったく自分が嫌になります。もう今日は引けまでは迂闊に動かないこととします。292K割れになれば別ですがね。

そんなこんなで、さしたる戦果は前場はなしです。クリエイトレストランツと豆蔵という「食」に縁起の2銘柄に、今日の後場は活躍して頂かねばなりません。手数料がないというのも、人間の気持ちにやはり微妙に影響しますね。気軽にエントリーできるのは良いのですが、上に食いついての指し値は、余程上放れで買いが一斉に入ってきたような場合を除いて、あまり吉とはでないようです。冷静に考えると手数料分は微々たるもので、損切りの額が余程大きいわけです。手数料ゼロは単なる付録と考えた方が良さそうですね。

以上、前場のドタバタ顛末記でした。
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