いよいよ底値が近いものと思われます。筆者がよすがにしているテクニカカル指標の究極のオシュレーター(OSC)は、今日のような下げでのコンバージェンス銘柄が、翌日の更なる押し目からの反転の可能性が高いことをこれまでは示唆しております。
そこで、コンバージェンス銘柄(終値が下がっているのにOSC値が上がっていること)を中心にピックアップしてみます。
あくまで、今日のような相場トレンドでは、来週月曜日も弱気で始まると見なければなりません。しかし、その弱気での売りが売りを呼ぶ下落局面が、まさに買いチャンスなのですね。
それには、今日までの下げで十二分に下げきっている事が第1条件、そして、これまで右肩上がりの業績優良銘柄であることが第2条件、その他その株を巡るネガティブな情報がないことが第3条件となります。
さて、そうした観点から慎重に明日の注目銘柄を物色してみたいと思います。
【コンバージェンス銘柄】
1.2428ウェルネット ▲
これは上記の3条件をほぼ満たしております。OSCは+2%の44%ですが、直近ピーク値の47%は越えていないことに注意。
2.3360グリーンホスピタルサプライ ▲
OSCは+3%の49%です。乖離幅も+1Kと良好。指数値は1月23日以来の低さ。PER31倍少々まで落ちました。堅実な高齢化社会での活躍株。
3.9399新華ファイナンス ○
この株確か好業績を発表したはずです。OSCは+5%の59%と、この恐慌相場にしては高い水準を維持し、直近のピークOSC値まで抜いております。しかし、今日は68Kまで落ちたのですね。さすがにそこからの反発は凄かったようです。この勢いが月曜日も続くかどうか注目。もし下げても、反発係数が高いと思われますので、押し目拾いに徹することですね。
4.ヴィンキュラムジャパン △
OSCは+2%の43%です。指数値も1月23日以来の低水準です。乖離幅は-3K。あくまで人気がなく置いてきぼりを食っております。それはそうでしょう。軒並み有名人気銘柄が危急存亡の危機を迎えており、その帰趨についての関心におおかたの興味が移っているためです。しかし、この株のコンバージェンスも一応公平に取り上げておきます。
5.6158和井田製作所 △
好業績銘柄が如何に今回の相場の影響を受けないかの見本のような株です。OSCが+1%の61%とコンバージェンスを更にしております。この株のOSCは1月19日に83%というのがありますが、10日に付けた3500円の奪回に相場の回復とともに動き出すかも知れませんので注意。
6.3373リンクセオリー △
この株も今回の下落の影響を受けましたが、OSCが+2%の44%とコンバージェンスです。14日の549Kまでの下落でふるい落としは完了した模様。
7.9424日本通信 ▲
何とか100Kラインは死守しました。OSCも+1%の40%乗せです。金曜日の+5Kは出色ものです。
8.7828ユージン △
上場時108万円が半分以下の482Kです。OSCは+2%コンバージェンスし27%となり、RSIも16%まで落ちました。これも反発候補として注目。
9.4327日本SHL △
これも相場下落からの隠れ銘柄。黒字転換だそうです。OSCも+1%の54%とコンバージェンス。
10.9702アイ・エス・ビー △
OSCが+3%の47%とコンバージェンス。PER20倍の移動体通信に強みを持つソフトハウス。こういう地味な銘柄は嵐の外なのでしょう。出来高も少ないですが。
11.3732イーウェーヴ △
これもJAVAなどに強みを持つソフトハウス。OSCは+1%の45%とコンバージェンス。RSIも+1%の18%とコンバージェンス。
12.4757インテリジェンス △
好業績銘柄の1つ。OSCは+2%の59%とまだ高水準でのコンバージェンスです。
13.5449大阪製鐵 △
OSCが+2%の43%とコンバージェンス。東の東京製鐵に先んじての反発気配です。
14.6121滝澤鉄工所 △
これも2月14日の上方修正銘柄。OSCは+1%の38%です。
15.8215銀座山形屋 ▲
2月10日に好決算で爆上げしてから、元の木阿弥に戻りました。業績に裏付けがあったのが今回の「相場」でしたが、過去の仕手系間歇温泉株のイメージが強すぎるようです。OSCは+1%のたったの22%です。意表をついて出来高を伴い仕手祭りがまたまた始まるかも知れません。一応監視態勢を敷いて置いた方が良さそうです。
16.1766東建コーポレーション ○
OSCが+5%の42%とコンバージェンスし14日を抜いております。セオリー通りなら。
17.6423アビリット △
この株も、下落の影響をほとんど受けていないのですが、その理由は好決算の発表にありました。OSCも+6%の35%です。
18.イリソ電子工業 ▲
この株もOSCが+8%の40%とコンバージェンスし反発態勢が整っております。
19.8699HS証券 ◆ (評価なし、注意のみ)
今回のライブドア絡みやサイバーファームの件、以前はアソシエントテクノロジーの粉飾決算問題など毀誉褒貶の多い株です。上場時の値段に戻しました。それを承知でOSCが+1%の37%と一応はコンバージェンスしておりますので報告だけしておきます。筆者は、この会社にIPO用の資金を入れておりましたが、先日解約しました。ここまで社会的に疑念をもたれる問題が続発する会社とはおさらばです。
20.3736コネクトテクノロジーズ △
ここまで売られるとさすがにOSCも+2%の30%とコンバージェンスしました。RSIはたったの9%です。
21.4751サイバーエージェント △
この株、上がるときも鈍牛のようですが、下がるときも同じようです。OSCが+5%の43%です。相場環境さえよくなれば、また鈍牛から猛牛のような上昇を期待。
22.4771エフアンドエム △
好業績の株はこのように早めにコンバージェンスしております。+5%の46%です。
23.4331T&Gニーズ △
同様に人間の欲望に絡んだ銘柄は下落相場でも結構な耐性があるようです。OSCは+2%の44%です。
24.4788サイバーコミュニケーションズ △
まだ微弱ですがOSCが+1%の31%とコンバージェンス。RSIは10%まで下げております。
25.8999グランディハウス ▲
OSCが+3%の44%と直近のピーク値を抜いております。
26.5218オハラ △
OSCが連続でコンバージェンスし30%です。何とか底打ったでしょう。
27.2681ゲオ △
これも好業績で下げ渋り銘柄です。OSCも+1%の33%です。
28.7972イトーキ △
上記同様。但しOSCは+5%の59%まで上昇しているので注意。
【下げすぎ銘柄】
1.3789ソニーコミニュケーションネットワーク ▲
業績見直し買いで1月27日にストップ高をつけたのが、嘘のような下落です。確かにプロバイダー稼業というのは盛りを過ぎております。しかし、ソネットM3という優良子会社を有する会社です。きょうでOSCは32%と前日同値をつけました。2月13日の29%が直近のOSC値のボトムですので、そこからのコンバージェンスを見る必要があります。指数値は上場当初を100とすれば70%程度まで価格が下落しております。そして、PERはこのネット企業にして8%弱と信じられない水準です。
2.3390ユニバーサルソリューションシステムズ ○
2月10日に業績上方修正でストップ高を付けた銘柄です。それがそこからは出来高を伴い下落し、今日はついにOSCが22%まで落とされました。それでは一体、ストップ高というのは何であったのか? これが市場の非情さというものかも知れません。指数値もお陰で上場時を100として70まで落とされました。史上最低値です。RSIこそ35%ですが、これ以上に下げようがないほどに落とされてしまったようです。唯一理由として考えられるのが、そもそもソリューション会社であるにしても、PERが今でも77倍と割高なことでしょうか。
3.3387クリエイト・レストランツ ○
この類い希なる先進外食産業も、ここまで落とされました。OSCはしかし前日同値の33%です。RSIに至っては22%です。指数値が9月28日を5000として今日で何と3830まで落ちました。これはまれに見る最低値です。乖離幅も-100円と良好です。
4.4238ミライアル △
大和総研が来期PER34倍に達しているとして「ニュートラル」にしたせいか、その後の下落でPERは金曜日で31倍に低下。その間、1月12日にはJPモルガンが5.1%の取得をしていたことが判明。最近DRAMの値段が3割も高騰。こうした流れを果たしてどう読むか?筆者は、あくまで半導体業界は、他の半導体メーカーの決算を見てもデジタル家電などもあり好況と見ます。それにしては株価は修正され過ぎ。RSIも5%が連続のまさに売り込まれ過ぎ状態です。OSCは13日の30%を底に、金曜日は-1%の39%です。ほぼイーブンで底入れ感あり。
【プラ転順張り銘柄】
1.3780メビックス ○
2月9日に842Kまでつけた銘柄です。しかし、治験を行う会社、例えば総合臨床やサイトサポートが軒並み競争環境の激化とやらで売られているあおりを食って、システムを開発しているこの会社にも被害が及んでいるようです。しかし、OSCが+4%の40%に乗せ、乖離幅も何と±41Kまで拡がり、指数値は昨日16日が1月23日のそれを少々下まわっておりましたが、きょうは結構戻しております。
2.6708エプソントヨコム △
業績伸長銘柄はこうした場でもいち早く出来高を伴って上げております。OSCも+7%の48%で、軟弱相場何のそのといった感じです。
3.5803フジクラ ○
この株も2月6日の上方修正から下落の余波を受けておりましたが、いち早く回復しOSCも+1%の33%と絶好の上げ気配です。こうした株は、空売りを仕掛けようにも参加者がリバウンド狙いで強気ですのでうまく行きません。それにつけても、ダヴィンチ・アドバーザーズは、売り方にいいように翻弄されておりますね。それだけ個人の素人投資家の狼狽売りでの隙を、プロ、セミプロの投資家に衝かれているわけです。もっと個人の方しっかりして下さい。何で踏み上げてやらないのか??
4.6920レーザーテック △
OSCは51%でイーブン値です。野村が新規にポートフォリオに組み入れたそうですす。理由は長期投資家の押し目買いの対象になり易いとのことからだそうです。
5.6769ザインエレクトロニクス ▲
OSCが+4%の38%で4K高で終了。半導体関連がやはり調子が良いので、730Kの7日につけた最高値からの下落幅も20%程度に留まっております。
6.7860エイベックス・グループHD ○
やはり強い銘柄は強いという展開。OSCも+3%の45%と13日以来続伸中。
7.5446北越メタル △
これもエプソントヨコム同様に四季報銘柄です。相場変動はほとんど受けておりません。OSCは45%と前日比イーブンです。
後筆者がトラッキングしている東証銘柄で、OSCがコンバージェンスしているのは、5541大平洋金属、8403住友信託、4042東ソー、7259アイシン精機です。
以上、かなり長い文章になりました。
2月27日までは南イタリアへの旅行でブログが更新出来ませんので、今週の動きと来週にかけての見通しもかねて、いち早く相場からの脱出を計っている(かのように見える)銘柄を洗いざらい出してみました。多少は参考になれば幸いです。
そこで、コンバージェンス銘柄(終値が下がっているのにOSC値が上がっていること)を中心にピックアップしてみます。
あくまで、今日のような相場トレンドでは、来週月曜日も弱気で始まると見なければなりません。しかし、その弱気での売りが売りを呼ぶ下落局面が、まさに買いチャンスなのですね。
それには、今日までの下げで十二分に下げきっている事が第1条件、そして、これまで右肩上がりの業績優良銘柄であることが第2条件、その他その株を巡るネガティブな情報がないことが第3条件となります。
さて、そうした観点から慎重に明日の注目銘柄を物色してみたいと思います。
【コンバージェンス銘柄】
1.2428ウェルネット ▲
これは上記の3条件をほぼ満たしております。OSCは+2%の44%ですが、直近ピーク値の47%は越えていないことに注意。
2.3360グリーンホスピタルサプライ ▲
OSCは+3%の49%です。乖離幅も+1Kと良好。指数値は1月23日以来の低さ。PER31倍少々まで落ちました。堅実な高齢化社会での活躍株。
3.9399新華ファイナンス ○
この株確か好業績を発表したはずです。OSCは+5%の59%と、この恐慌相場にしては高い水準を維持し、直近のピークOSC値まで抜いております。しかし、今日は68Kまで落ちたのですね。さすがにそこからの反発は凄かったようです。この勢いが月曜日も続くかどうか注目。もし下げても、反発係数が高いと思われますので、押し目拾いに徹することですね。
4.ヴィンキュラムジャパン △
OSCは+2%の43%です。指数値も1月23日以来の低水準です。乖離幅は-3K。あくまで人気がなく置いてきぼりを食っております。それはそうでしょう。軒並み有名人気銘柄が危急存亡の危機を迎えており、その帰趨についての関心におおかたの興味が移っているためです。しかし、この株のコンバージェンスも一応公平に取り上げておきます。
5.6158和井田製作所 △
好業績銘柄が如何に今回の相場の影響を受けないかの見本のような株です。OSCが+1%の61%とコンバージェンスを更にしております。この株のOSCは1月19日に83%というのがありますが、10日に付けた3500円の奪回に相場の回復とともに動き出すかも知れませんので注意。
6.3373リンクセオリー △
この株も今回の下落の影響を受けましたが、OSCが+2%の44%とコンバージェンスです。14日の549Kまでの下落でふるい落としは完了した模様。
7.9424日本通信 ▲
何とか100Kラインは死守しました。OSCも+1%の40%乗せです。金曜日の+5Kは出色ものです。
8.7828ユージン △
上場時108万円が半分以下の482Kです。OSCは+2%コンバージェンスし27%となり、RSIも16%まで落ちました。これも反発候補として注目。
9.4327日本SHL △
これも相場下落からの隠れ銘柄。黒字転換だそうです。OSCも+1%の54%とコンバージェンス。
10.9702アイ・エス・ビー △
OSCが+3%の47%とコンバージェンス。PER20倍の移動体通信に強みを持つソフトハウス。こういう地味な銘柄は嵐の外なのでしょう。出来高も少ないですが。
11.3732イーウェーヴ △
これもJAVAなどに強みを持つソフトハウス。OSCは+1%の45%とコンバージェンス。RSIも+1%の18%とコンバージェンス。
12.4757インテリジェンス △
好業績銘柄の1つ。OSCは+2%の59%とまだ高水準でのコンバージェンスです。
13.5449大阪製鐵 △
OSCが+2%の43%とコンバージェンス。東の東京製鐵に先んじての反発気配です。
14.6121滝澤鉄工所 △
これも2月14日の上方修正銘柄。OSCは+1%の38%です。
15.8215銀座山形屋 ▲
2月10日に好決算で爆上げしてから、元の木阿弥に戻りました。業績に裏付けがあったのが今回の「相場」でしたが、過去の仕手系間歇温泉株のイメージが強すぎるようです。OSCは+1%のたったの22%です。意表をついて出来高を伴い仕手祭りがまたまた始まるかも知れません。一応監視態勢を敷いて置いた方が良さそうです。
16.1766東建コーポレーション ○
OSCが+5%の42%とコンバージェンスし14日を抜いております。セオリー通りなら。
17.6423アビリット △
この株も、下落の影響をほとんど受けていないのですが、その理由は好決算の発表にありました。OSCも+6%の35%です。
18.イリソ電子工業 ▲
この株もOSCが+8%の40%とコンバージェンスし反発態勢が整っております。
19.8699HS証券 ◆ (評価なし、注意のみ)
今回のライブドア絡みやサイバーファームの件、以前はアソシエントテクノロジーの粉飾決算問題など毀誉褒貶の多い株です。上場時の値段に戻しました。それを承知でOSCが+1%の37%と一応はコンバージェンスしておりますので報告だけしておきます。筆者は、この会社にIPO用の資金を入れておりましたが、先日解約しました。ここまで社会的に疑念をもたれる問題が続発する会社とはおさらばです。
20.3736コネクトテクノロジーズ △
ここまで売られるとさすがにOSCも+2%の30%とコンバージェンスしました。RSIはたったの9%です。
21.4751サイバーエージェント △
この株、上がるときも鈍牛のようですが、下がるときも同じようです。OSCが+5%の43%です。相場環境さえよくなれば、また鈍牛から猛牛のような上昇を期待。
22.4771エフアンドエム △
好業績の株はこのように早めにコンバージェンスしております。+5%の46%です。
23.4331T&Gニーズ △
同様に人間の欲望に絡んだ銘柄は下落相場でも結構な耐性があるようです。OSCは+2%の44%です。
24.4788サイバーコミュニケーションズ △
まだ微弱ですがOSCが+1%の31%とコンバージェンス。RSIは10%まで下げております。
25.8999グランディハウス ▲
OSCが+3%の44%と直近のピーク値を抜いております。
26.5218オハラ △
OSCが連続でコンバージェンスし30%です。何とか底打ったでしょう。
27.2681ゲオ △
これも好業績で下げ渋り銘柄です。OSCも+1%の33%です。
28.7972イトーキ △
上記同様。但しOSCは+5%の59%まで上昇しているので注意。
【下げすぎ銘柄】
1.3789ソニーコミニュケーションネットワーク ▲
業績見直し買いで1月27日にストップ高をつけたのが、嘘のような下落です。確かにプロバイダー稼業というのは盛りを過ぎております。しかし、ソネットM3という優良子会社を有する会社です。きょうでOSCは32%と前日同値をつけました。2月13日の29%が直近のOSC値のボトムですので、そこからのコンバージェンスを見る必要があります。指数値は上場当初を100とすれば70%程度まで価格が下落しております。そして、PERはこのネット企業にして8%弱と信じられない水準です。
2.3390ユニバーサルソリューションシステムズ ○
2月10日に業績上方修正でストップ高を付けた銘柄です。それがそこからは出来高を伴い下落し、今日はついにOSCが22%まで落とされました。それでは一体、ストップ高というのは何であったのか? これが市場の非情さというものかも知れません。指数値もお陰で上場時を100として70まで落とされました。史上最低値です。RSIこそ35%ですが、これ以上に下げようがないほどに落とされてしまったようです。唯一理由として考えられるのが、そもそもソリューション会社であるにしても、PERが今でも77倍と割高なことでしょうか。
3.3387クリエイト・レストランツ ○
この類い希なる先進外食産業も、ここまで落とされました。OSCはしかし前日同値の33%です。RSIに至っては22%です。指数値が9月28日を5000として今日で何と3830まで落ちました。これはまれに見る最低値です。乖離幅も-100円と良好です。
4.4238ミライアル △
大和総研が来期PER34倍に達しているとして「ニュートラル」にしたせいか、その後の下落でPERは金曜日で31倍に低下。その間、1月12日にはJPモルガンが5.1%の取得をしていたことが判明。最近DRAMの値段が3割も高騰。こうした流れを果たしてどう読むか?筆者は、あくまで半導体業界は、他の半導体メーカーの決算を見てもデジタル家電などもあり好況と見ます。それにしては株価は修正され過ぎ。RSIも5%が連続のまさに売り込まれ過ぎ状態です。OSCは13日の30%を底に、金曜日は-1%の39%です。ほぼイーブンで底入れ感あり。
【プラ転順張り銘柄】
1.3780メビックス ○
2月9日に842Kまでつけた銘柄です。しかし、治験を行う会社、例えば総合臨床やサイトサポートが軒並み競争環境の激化とやらで売られているあおりを食って、システムを開発しているこの会社にも被害が及んでいるようです。しかし、OSCが+4%の40%に乗せ、乖離幅も何と±41Kまで拡がり、指数値は昨日16日が1月23日のそれを少々下まわっておりましたが、きょうは結構戻しております。
2.6708エプソントヨコム △
業績伸長銘柄はこうした場でもいち早く出来高を伴って上げております。OSCも+7%の48%で、軟弱相場何のそのといった感じです。
3.5803フジクラ ○
この株も2月6日の上方修正から下落の余波を受けておりましたが、いち早く回復しOSCも+1%の33%と絶好の上げ気配です。こうした株は、空売りを仕掛けようにも参加者がリバウンド狙いで強気ですのでうまく行きません。それにつけても、ダヴィンチ・アドバーザーズは、売り方にいいように翻弄されておりますね。それだけ個人の素人投資家の狼狽売りでの隙を、プロ、セミプロの投資家に衝かれているわけです。もっと個人の方しっかりして下さい。何で踏み上げてやらないのか??
4.6920レーザーテック △
OSCは51%でイーブン値です。野村が新規にポートフォリオに組み入れたそうですす。理由は長期投資家の押し目買いの対象になり易いとのことからだそうです。
5.6769ザインエレクトロニクス ▲
OSCが+4%の38%で4K高で終了。半導体関連がやはり調子が良いので、730Kの7日につけた最高値からの下落幅も20%程度に留まっております。
6.7860エイベックス・グループHD ○
やはり強い銘柄は強いという展開。OSCも+3%の45%と13日以来続伸中。
7.5446北越メタル △
これもエプソントヨコム同様に四季報銘柄です。相場変動はほとんど受けておりません。OSCは45%と前日比イーブンです。
後筆者がトラッキングしている東証銘柄で、OSCがコンバージェンスしているのは、5541大平洋金属、8403住友信託、4042東ソー、7259アイシン精機です。
以上、かなり長い文章になりました。
2月27日までは南イタリアへの旅行でブログが更新出来ませんので、今週の動きと来週にかけての見通しもかねて、いち早く相場からの脱出を計っている(かのように見える)銘柄を洗いざらい出してみました。多少は参考になれば幸いです。