12月6日(月)の市場概況です。
下部に6日の海外市況
◆日経先物:10180円(-10円)OSC53%(+-0%)12月1日の50%から切り返しに転じる。RSIは70%(+6%)
◆日経平均:10167円(-11円)OSC51%(-1%)11月30日の44%から切り返しに転じる。RSIは66%(-4%)
◆TOPIX:881(+2)OSC52%(+2%)11月30日の43%から切り返しに転じる。 RSIは67%(-1%)
◆マザーズ指数:401(+8)OSC63%(+4%)12月3日のOSC59%、終値392から切り返しに転じたか?RSIは81%(+5%)
◆騰落レシオ(25日間、東証1部):139.38%(+11.3%)-12月6日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率62%(+13%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率10%(-1%)
日経平均は下げましたがTOPIXは微増。10LHMA超の銘柄数%が+13%と大きく切りかえしているように、強気銘柄はそれなりに上げて終了しております。地合は引き続き上昇中。
後場始まる前に来客があったので、終わってからピボット値以下まで下げていたアズジェントに乗り遅れ。168000円あたりで空売りしそうになりましたが引っ込めました。上昇傾向顕著な日にもうそろそろ上げ止まるだろうと思って空売りをかけるのは御法度。逆に、下降傾向顕著な日に、もうそろそろ切り返すだろうと買いを入れるのも御法度。これでどれだけ苦い思いをしたことか。持ち越しの2342トランスGは53700円で買い直し56000円で売り。ノーホールドです。
新興市場の値動きの激しい銘柄の買い時、下げ止まりラインなど、何とかピボットにより掴めそうです。前日に買っておくかどうかもピボットとVR改とOSCで見当は付きますが、ピボット値が翌日確定してから出動しても遅くはないようですね。課題は、気がついたら突破していたということ。4819デジタル・ガレージもその典型。182Kがピボットポイントでした。分足で見てもこのラインを突破してからは一度も降りていないのが分かるかと思います。もう少し事前の絞り込みを徹底したいと思います。
【以下は12月6日の海外市況】
◆ドル・円:82.69円(+9銭)OSC47%(-3%)11月29日のOSC66%から円高へと転じる。 RSIは44%(+-0%)
◆ユーロ・ドル:1.331ドル(-0.011ドル)OS49%(-2%)11月30日のOSC25%からユーロ高へと転じる。RSIは44%(+-0%)
◆USドルインデックス:79.63(+0.26)200MA(81.73)目前から急落中からの小反発。
◆米10年債利回り:2.93%(ー0.12%)50MA(2.66%)を大きく突破し、金利上昇過程に突入中。3%突破から少し調整。
◆NYダウ:11362ドル(-20ドル)OSC68%(-3%)RSIは56%(-1%)11月17日の45%からの切り返し中。OSCでは過熱感あり、少し調整。
◆Nasdaq:2595(+4)OSC70%(-1%)11月17日の45%からの切り返し中。RSIは62%(+1%)
◆上海総合:2857(+15)OSC57%(+1%)11月26日の63%から下落中。RSIは45%(+14%)
◆VIX指数:18.02(+0.01)50MA(20.37)をも割り込む。6月以来の最低値レベルに。
◆原油先物:89.11ドル(-0.14ドル)50MA(83.28ドル)を大きく抜け再上昇中。
◆CRB指数:317.2(+1.04)50MA(300.2)に1度タッチしてから再度上昇中。11月9日の高値に迫る。
◆NY金:1422.8ドル(+8.6ドル)50MA(1357.53ドル)に超接近した後、11月9日の高値を抜き市場最高値更新。
◆シカゴCME(円建て):10185円(+5円)
株式市場は小康状態。欧州ではドイツが救済基金の増額と共通債券の発行を拒否。増額の話が出ること自体、スペインやイタリアへの波及を警戒している証拠ですが、欧州にはもう1つ火種が。東欧問題です。現に昨日はハンガリーの格付けをジャンク級一歩手前にムーディーズが引き下げるとのニュースでハンガリーの市場がトリプル安。それにしてもやっと、7月に実施された欧州の金融機関に対するストレステストがいい加減だったことが露呈。欧州問題はこれから深刻化する筈です。何しろ欧州首脳は、当面の利払いのための融資には渋々応じておりますが、債務そのものの返済が不可能とやっと気づいた段階です。(
Economist-Dec.4,2010)