本日発表されたケースシラー住宅価格指数(10月分、季節調整前)は前年比0.8%低下となり、予想値の0.2%低下を上回る低下となっております。全米20地区の前月比での値上がり地区数の推移は、
*2010年4月-----19地区
* 5月-----19地区
* 6月-----18地区
* 7月-----13地区
* 8月----- 4地区
* 9月----- 2地区(ワシントンDCとラスベガスのみ)
* 10月----- 0地区
ついにゼロとなりました。
少し良くなった点は、中古住宅の在庫が、今回のデータの10月の10.5ヶ月分から11月は9.5ヶ月分に減っていることと、同様に10月から11月にかけては中古住宅の価格もわずかながら平均値と中央値ともに上昇していることです。
来年1月末発表の11月分については多少の改善が見られるかもしれませんが、在庫については、例の差し押さえの一時停止の影響があるのかも知れません。(差し押さえできないため、市場への流通戸数が減少し在庫も減っている)
いずれにしても、アメリカの住宅問題が解決(恒常的に価格が上昇)しない限り、失業率も景気も良くならないことだけは言えそうです。また、最近の金利上昇で住宅ローンの金利まで上昇しているのは、その回復への道のりの阻害要因ですが、2008年12月の30年固定ローンの5.14%の金利に比べれば、12月23日段階では4.81%となっており、この点ではあまり影響はまだ出ていないと言えます。(いずれもフレディマックの金利)
*2010年4月-----19地区
* 5月-----19地区
* 6月-----18地区
* 7月-----13地区
* 8月----- 4地区
* 9月----- 2地区(ワシントンDCとラスベガスのみ)
* 10月----- 0地区
ついにゼロとなりました。
少し良くなった点は、中古住宅の在庫が、今回のデータの10月の10.5ヶ月分から11月は9.5ヶ月分に減っていることと、同様に10月から11月にかけては中古住宅の価格もわずかながら平均値と中央値ともに上昇していることです。
来年1月末発表の11月分については多少の改善が見られるかもしれませんが、在庫については、例の差し押さえの一時停止の影響があるのかも知れません。(差し押さえできないため、市場への流通戸数が減少し在庫も減っている)
いずれにしても、アメリカの住宅問題が解決(恒常的に価格が上昇)しない限り、失業率も景気も良くならないことだけは言えそうです。また、最近の金利上昇で住宅ローンの金利まで上昇しているのは、その回復への道のりの阻害要因ですが、2008年12月の30年固定ローンの5.14%の金利に比べれば、12月23日段階では4.81%となっており、この点ではあまり影響はまだ出ていないと言えます。(いずれもフレディマックの金利)