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市場概況(12.2.10)

2010-12-03 07:05:18 | 市場概況
12月2日(水)の市場概況です。 下部に2日の海外市況

◆日経先物:10160円(160円)OSC54%(+4%)12月1日の50%から切り返しに転じたか?RSIは64%(+1%)
◆日経平均:10168円(+180円)OSC54%(+5%)11月30日の44%から切り返しに転じる。RSIは62%(+5%)
◆TOPIX:877(+11)OSC51%(+3%)11月30日の43%から切り返しに転じる。 RSIは61%(+4%)
◆マザーズ指数:391(+4)OSC63%(-4%)11月25日のOSC76%、終値390からダイバージェンス中。RSIは74%(+1%)
◆騰落レシオ(25日間、東証1部):124.67%(+8.5%)-12月2日現在。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率49%(+14%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率9%(-16%)

ほぼレンジ相場。10DLMA未満の銘柄数%がシングルの9%で終わったことは、明日は良くても微増、普通はマイナス引けかと。日中は細切れに2432DeNAを中心にトレードを繰り返し、結局2525のピボット超えの値段で買い玉を持ち越し。2523円での終了はピボット値そのもの。明日、ここから下に行ってもまたここを超えれば切り返すと思いますが、何せこの株重い。それにしても朝方利確した5310東洋炭素。まさに鈍牛の如き上げ方。こんなに腰が重いとは、道産子もビックリ。

【以下は12月2日の海外市況】 

◆ドル・円:83.86円(-36銭)OSC63%(-1%)11月29日のOSC66%から円高へと転じたか? RSIは66%(-6%)
◆ユーロ・ドル:1.322ドル(+0.008ドル)OSC43%(+10%)11月30日のOSC25%からユーロ高へと転じる。RSIは33%(+3%)
◆USドルインデックス:80.21(-0.51)200MA(81.74)目前から下落中。株と逆行。
◆米10年債利回り:3.01%(+0.04%)50MA(2.65%)を大きく突破し、金利上昇過程に突入中。ついに3%突破。
◆NYダウ:11362ドル(+107ドル)OSC65%(+2%)RSIは53%(+7%)11月17日の45%からの切り返し軌道に再度乗せる。
◆Nasdaq:2579(+30)OSC64%(+1%)11月17日の45%からの切り返し軌道に再度乗せる。RSIは53%(+7%)
◆上海総合:2844(+20)OSC61%(+4%)11月17日の39%からコンバージェンス中。RSIは35%(+11%)RSIはこのところの最低値から切り返す。
◆VIX指数:19.39(-1.97)50MA(20.57)をも割り込む。
◆原油先物:88.01ドル(+1.22ドル)50MA(82.74ドル)を大きく抜け再上昇中。
◆CRB指数:312.1(+3.19)50MA(298.81)に1度タッチしてから再度上昇中。 
◆NY金:1384.9ドル(-2.9ドル)50MA(1352.57ドル)に超接近した後反発中。
◆シカゴCME(円建て):10315円(+155円)

中古住宅販売成約指数が前月比10.4%も上昇。2001年以来の最大の上げ幅だそうです。但し、新規失業保険申請件数は前週に40万件近くまで行きましたが、2万6000件増えて43万6000件。これが40万件をコンスタントに切らないと駄目。

驚いたニュースの1つは、金融危機の際、FRBが外国の銀行である英国バークレイやスイスのUBSに資金供給をしていたという事実。UBSは何とシティの倍以上の745億ドルの資金をFRBから受けております。基軸通貨国の中央銀行が無尽蔵の資金を世界の銀行に供給するという事態は、これはやはり異常ですが、ここまでしないと世界の金融システムが1つに繋がっている以上、全面崩壊を避けられなかったという事実の方が重要か。この資金と時価評価停止や飛ばしにより世界の金融機関は表面上は過剰流動性からの利益を享受しておりますが、この結末の「副作用」をどう予測するのが極めて重要ですね。
コメント
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