2月2日(水)の市場概況です。 下部に2日の海外市況
◆日経先物:10460円(+190円)OSC56%(+11%)1月31日のOSC42%、終値10230円から切り返したか?RSIは48%(+9%)
◆日経平均:10457円(+183円)OSC53%(+5%)1月28日のOSC41%、終値10360円から切り返しに転じたか?RSIは45%(+6%)
◆TOPIX:930(+16)OSC54%(+4%)1月28日のOSC42%、終値920ポイントから切り返しに転じたか?RSIは46%(+4%)
◆マザーズ指数:471(+3)OSC57%(-3%)1月24日のOSC40%、終値450から切り返しに転じる。RSIは48%(-6%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:121.17%(+12.2%)-2月2日現在。
マザーズ:87.71(+3.9%)-2月2日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率37%(+14%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率25%(-24%)
今日は終始堅調。但し、朝方駆け上がってからは、後場はほとんど動きなし。監視銘柄では仕手株4098チタン工業が噴火。この株、久しぶりに見ていたのですが、上げる時の早いこと早いこと。新興市場の出来高が多い株も顔負け。昨日から変な動きであり、明日のピボット値などの予想が良く、上げエネルギーが貯まっていました。510円台からのあの急噴射の時の高圧に耐えている様はまさにチタン。何のこっちゃ??ほんの10秒くらい。517円ですぐさま指しましたが駄目でした。昨日、成り売りの雪崩が2回あったのをなまじ見ていたためその後の手が動かず。
3644ファーストホールディングスも同じような「ピボット点滅」でしたので、後場から監視。こちらはR1手前で売ってしまいましたが、その後のピボットを目指した動きは予想通りでした。
こうして、前場終了段階から明日のピボット予想をしながら動意付いた株を見つける手法がうまく身につけば、何とかなりそうですが、肝心の数秒の動きについて行けないようだと駄目ですね。思い切って、ある程度のリスクを取っての試し買いをするようにチェンジをしていきたいと思っております。
【以下は2日の海外市況】
◆ドル・円:81.56円(+23銭)OSC39%(+1%)1月7日のOSC61%から円高継続中。 RSIは38%(+4%)
◆ユーロ・ドル:1.381ドル(-0.002ドル)OSC67%(-2%)1月7日のOSC36%からユーロ高継続中。RSIは74%(-7%)
◆USドルインデックス:77.1(+0.03)50MA(79.6)を割り込み低下中。
◆米10年債利回り:3.48%(+0.06%)50MA(3.27%)を突破し、3.5%で頭打ち&揉み合い。(1日現在)
◆米3ヶ月国債:0.15%(+-0.00%)対10年債スプレッド:3.33%(1日現在。3%切ると要注意。)
◆NYダウ:12042ドル(+2ドル)OSC61%(-4%)RSIは70%(-3%)1月28日の57%から短期切り返しにに転じたか?
◆Nasdaq:2750(-2)OSC58%(-4%)1月28日の50%から短期切り返しに転じたか?RSIは52%(-3%)
◆上海総合:2799(+8)OSC62%(+1%)1月24日の38%から斬り返しに転じる。RSIは48%(-1%)1日現在。8日まで休場。
◆VIX指数:17.3(-0.33)50MA(17.87)を一気に抜き去り、再度下回る。
◆WTI原油先物:90.98ドル(-0.31ドル)50MA(88.95ドル)を一気に抜き去る大幅上昇からの微調整。
◆CRB指数:343.8(+1.63)50MA(324.42)を大きく抜けて上昇し、揉み合いから高値更新中。
◆NY金:1336.4ドル(-4.7ドル)50MA(1375.18ドル)を割り込み、1300ドルに接近中から小反発。
◆バルチックドライ指数:1064(-03)50MA(1784.5)から遙か下方へと下落中。
◆シカゴCME(円建て):10450円(-10円)
1月の米ADP雇用統計は予想より4万7千人多い18万7千人の増加。この雇用改善傾向に合わせて米国債が3日続落。(金利上昇)NY株は上げ一服状態。欧州市場は売りが優勢。
PIMCOの著名なビルグロスが、ゼロ金利政策は「悪魔の契約」と呼んでおります。あちらの人は、こういうことをきちんと言いますね。日本のゼロ金利はさしずめ「地獄の契約」とでも呼べばいいのに、業界関係者からこのような言葉を聞いたことがありません。誰に対して悪魔かについては、小額貯蓄者や長期の債券資産投資家であり、果実は株を中心に債券相場とのこと。せっせと苦労して貯めた老人の貯金が仮に1千万円あれば、5%の金利水準なら年50万円になるところが、ほぼゼロですから確かに「悪どい政策手段」ですね。