2月16日(水)の市場概況です。 先物は午後3時10分現在。下に16日の海外市況
◆日経先物:10800円(+60円)OSC59%(-1%)1月31日のOSC42%、終値10230円から切り返しに転じる。RSIは67%(-2%)
◆日経平均:10808円(+62円)OSC60%(-1%)1月28日のOSC41%、終値10360円から切り返しに転じる。RSIは70%(+6%)
◆TOPIX:967(+5)OSC63%(+1%)1月28日のOSC42%、終値920ポイントから切り返しに転じる。RSIは75%(+6%)
◆マザーズ指数:491(-2)OSC70%(-5%)2月15日のOSC75%、終値493から下落に転じたか?RSIは72%(-2%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:116.04%(-4.1%)-2月16日現在。
マザーズ:89.82(-1.4%)-2月16日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率61%(-1%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率15%(+1%)
後場に先物勢いよく10840円まで上昇。さすがに過熱感から10800円あたりまで押し戻されております。
TOPIXはOSC面では強い動きです。日経平均は逆に頭を打った感じ。昨年5月6日に10670円という先物の安値に対して、その前日の終値11050円に対する窓埋めを今行っているところですが、後310円もあります。これが頓挫すれば再度10700円を切るところまで追い詰められる可能性もありますが、今の勢いでは少し調整してから11000円超えにチャレンジして、そこで反落に転じるというシナリオかも知れません。
そんな中、今日の業種別騰落でトップのその他金融から、8591オリックスを9440円での売り玉だけ持ち越し。後場は例のプロミスの馬鹿上げに乗じて空売り2回、買い1回で少しだけ利益を上げただけ。
【以下は16日の海外市況】
◆ドル・円:83.68円(-10銭)OSC61%(-2%)2月3日のOSC37%から円安へと切り返し中。 RSIは59%(-7%)
◆ユーロ・ドル:1.357ドル(+0.08ドル)OSC49%(+2%)1月27日のOSC74%からユーロ安トレンド継続中。RSIは42%(+3%)
◆USドルインデックス:78.23(-0.34)50MA(79.19)を割り込み77あたりを底に反発し上昇中。
◆米10年債利回り:3.61%(-0.01%)50MA(3.42%)を突破し、3.5%前後での揉み合い中。(15日現在)
◆米3ヶ月国債:0.13%(+-0.00%)対10年債スプレッド:3.48%(15日現在。3%切ると要注意。)
◆NYダウ:12288ドル(+62ドル)OSC76%(+2%)RSIは70%(+2%)1月28日の57%から依然騰勢続く。
◆Nasdaq:2826(+21)OSC74%(+3%)1月28日の50%から依然騰勢続く。RSIは64%(+1%)
◆上海総合:2924(+25)OSC69%(+3%)1月24日の38%から切り返しの動き継続。RSIは83%(+17%)
◆VIX指数:16.67(+0.3)50MA(17.05)を一気に抜き去り、再度割り込んでから接近中。
◆WTI原油先物:87.9ドル(+1.49ドル)50MA(89.55ドル)を割り込み反転中。
◆CRB指数:338.21(+1.92)50MA(330.61)を大きく抜けて上昇し、少し下落傾向から揉み合い中。
◆NY金:1374.4ドル(+0.9ドル)50MA(1370.48ドル)を回復。
◆バルチックドライ指数:1271(+35)50MA(1574.18)から遙か下方へと下落した後、8日連続プラス。
◆シカゴCME(円建て):10865円(+65円)
NY株は、1月の新築住宅の指標が市場予想を上回り、鉱工業生産が伸び悩むも反発。新築住宅着工件数は新しい建築規制前の駆け込みで申請件数が12月は15%増加していたため1月はその影響で増加。しかし一戸建ては2009年5月以来で最低。集合住宅の78%増が貢献。
FOMC議事録で示された経済の回復に対する3つの懸念は、①欧州問題の波及 ②地方債券の苦難 ③住宅市場の弱さ です。しかし、経済成長は今年、来年、再来年と加速するとされ、株価はそれを素直に反映した形。