2月15日(火)の市場概況です。 先物は午後3時10分現在。下に十五日の海外市況
◆日経先物:10740円(+10円)OSC60%(-4%)1月31日のOSC42%、終値10230円から切り返しに転じる。RSIは69%(-1%)
◆日経平均:10747円(+21円)OSC61%(+-0%)1月28日のOSC41%、終値10360円から切り返しに転じる。RSIは64%(-3%)
◆TOPIX:963(+3)OSC62%(-1%)1月28日のOSC42%、終値920ポイントから切り返しに転じる。RSIは69%(-2%)
◆マザーズ指数:493(+3)OSC75%(+4%)1月24日のOSC40%、終値450から切り返し中。RSIは74%(-2%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:120.1%(+1.2%)-2月15日現在。
マザーズ:91.25(+0.1%)-2月15日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率62%(+1%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率14%(+1%)
ついに先物は10700円を死守。この後どうなるか分かりませんが、上にも行けず下にも行けずといった膠着感の強い1日。各市場は微妙にOSCやRSIを落としております。まだ強い流れは継続中ですが、どこかで一息入れないと、これでは人口密度が高くなりすぎて、悪い疫病でもはやりそうですね。
そんな中、人類の疫病に強い4564OTSと、何やら大明神が後ろについているような名前の、江戸時代からゆかりある庶民の願いを一身に背負った3756豆蔵を引け際に買って持ち越しました。ほとんど買値で終了。
【以下は15日の海外市況】
◆ドル・円:83.78円(+48銭)OSC63%(+1%)2月3日のOSC37%から円安へと切り返し中。 RSIは66%(+4%)
◆ユーロ・ドル:1.349ドル(+-0.00ドル)OSC47%(-2%)1月27日のOSC74%からユーロ安トレンド継続中。RSIは39%(-1%)
◆USドルインデックス:78.62(+0.01)50MA(79.23)を割り込み77あたりを底に反発し上昇中。
◆米10年債利回り:3.62%(-0.02%)50MA(3.41%)を突破し、3.5%前後での揉み合いから上昇中。(14日現在)
◆米3ヶ月国債:0.13%(+0.01%)対10年債スプレッド:3.49%(14日現在。3%切ると要注意。)
◆NYダウ:12227ドル(-42ドル)OSC74%(-4%)RSIは68%(-4%)2月14日の78%から下落に転じたか?
◆Nasdaq:2804(-13)OSC71%(-5%)2月11日の77%から下落に転じたか?RSIは63%(-6%)
◆上海総合:2899(+-0)OSC66%(-7%)2月14日の73%から下落に転じたか?RSIは66%(-4%)
◆VIX指数:16.37(+0.42)50MA(17.07)を一気に抜き去り、再度割り込んでから接近中。
◆WTI原油先物:87.58ドル(+0.37ドル)50MA(89.6ドル)を割り込み反転気配。
◆CRB指数:336.29(-2.38)50MA(330.16)を大きく抜けて上昇し、少し下落傾向から揉み合い中。
◆NY金:1372.6ドル(+11.1ドル)50MA(1371.44ドル)を回復。
◆バルチックドライ指数:1236(+30)50MA(1591.66)から遙か下方へと下落した後、7日連続プラス。
◆シカゴCME(円建て):10750円(+10円)
1月の米小売売上高が前月比0.3%増加したものの、予想より0.2%届かず、これに嫌気してNY株は下落。久々に前日安値をダウ、ナスダックともに下回っております。NY連銀の製造業景況指数の2月は11.9から15.4に上昇。但し、新規受注、出荷、雇用については前月からいずれも低下。仕入れ価格指数と販売価格指数だけはインフレ傾向からか上昇。先行きの景況感も悪化。
以上のような株式については悪材料が出ての下落ですが、ここまで一本調子で上げてきたための小休止なのか、それとも、何かのニュースをきっかけにして更なる下落に転じるサインなのか。なお、欧州株は3日続伸。上海は強烈な寄り天でOSCがかなり悪化。
CRB指数が伸び悩んでおりますが、原油に加えて、昨日は銅が2%も下落。高値が警戒されております。原油は在庫が多いための調整。バルチックドライ指数は本格的な回復に向かうのか、まだ微妙。日足の下降トレンド線の上限あたりに今は位置しております。但し、週足で見るとまだ戻す余地が大きい。
対ドルで円安が進んだため、シカゴの先物は少しのプラスで終了。