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水を巡る変化

2011-02-27 11:36:49 | 折々の随想
昨年独り身になってから、ピンポーンと玄関のチャイムが鳴るので出て行ったら、水道の検針員の女性でした。用件を尋ねる前に、「水道の使用料が大きく減っているので、何かあったのかと思いチャイムを押しました」とのこと。

「一人になったからでしょう。」と簡潔に答えておきましたが、改めて水道料(2ヶ月に1度の請求)を見ると、昨年9月分から3680円が3回連続で請求されておりました。多分、1世帯あたりの最低使用料なのでしょう。

妻がまだ元気な昨年は、1万円を少し超えておりました。それが約3分の1になっております。

これは何故かを少し考えてみました。

家庭における水の使用料分布(2008年の先進国のデータ)は以下の通りです。

 風呂とシャワー(35%)、トイレ(30%)、洗濯(20%)、料理と飲料(10%)、掃除(5%)

大体そんなもんでしょう。独り身になってからの変化は、

・風呂とシャワーは、トレーニング場のシャワーでほぼ代行→30%減
・トイレは1人分になったので→15%減
・洗濯も半分と言いたいところですが、かなりサボっているので→15%減
・料理と飲料、掃除を合わせて半分→7%減

 計67%減。

1昨年11月分が10350円、昨年1月分が10600円でした。平均10450円。
それに対して、昨年11月分も今年1月分も3680円でした。前年比で35%です。

上述の67%減とほぼ一致。お断りしておきますが、先に予断なく67%減を算出しましたので、数字合わせをした訳ではありません。水道代が最低料金に張り付いておりますので、実際の使用量はもう少し減っているのかも知れません。

電気代はここまでの劇的な人数比の変化はありません。

ところで、日本人1人が使う水の量は1日あたり2000年の320リットルをピークとして、現在は300リットルです。そのうち、飲み物に2-3リットルで残りは上記の風呂や洗濯、料理といった生活用水です。

ところが、生活用水までが水道代として請求されますが、日本人1人が毎日食べる食料生産には、何と2-3000リットル(生活用水の10倍、飲料の100倍)もの水が使われております。

カロリーあたりの水の使用料が少ない食物はジャガイモです。水1キロリットルあたりのカロリー発生は5600キロカロリー。米は2000キロカロリーで、ジャガイモの約3分の1です。

水を節約したければ、ジャガイモを沢山食べるべし。

ちなみに、ジャガイモ1Kgの生産には625リットルの水しか要しませんが、これが牛肉になると15500リットルも必要となります。約25倍もの水が牛肉生産には必要です。

水を節約したければ牛肉を食べるのを止めるべし。

食料だけ論じるのは片手落ちです。そこで軽いものの代表格の紙と、重いものの代表格の鋼鉄1キログラムを作るにはどのぐらい水が必要なのかを見てみました。すると何と紙は324リットルに対して、鋼鉄はたったの95リットル(紙の30%)です。

水を節約したければトイレで紙を使うのを控えるべし。昔の新聞紙に戻ると痔になりやすく、その手当に水を使い元も子もないので、ここは奮発して節水型ウォッシュレットはいいかも。

何しろ、ご存じのように世界の水資源は97.5%が塩水であり、淡水はたったの2.5%ですが、その淡水の30%しか利用出来ません。残りの70%は氷河や雪など利用不可能なものです。となると、たったの0.75%しか利用可能な水資源がないことを考えると、これからも、このペースで3680円の最低水道料金に収めるのが、ささやかなる水資源保護への貢献かと。

定額の水道代を「不審」に思っての、チョイとした水を巡る休日の話題でした。


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明日のモニタリング銘柄(2.28.11)

2011-02-27 08:38:35 | 明日のモニタリング銘柄
明日、2月28日(月)のモニタリング銘柄です。

( )内は、順にS1(下値抵抗線)、R1(上値抵抗線)、ピボット(上値ブレーク)です。

基本原則:(ご参考)

寄り付きからR1を下から抜いたところで買い、ピボット越えで始まった時は、R1を下回らない限りその押し目で買い、その後はピボットを下回らない限り追撃買い。R1が抜けずにいる間は様子見。S1を下回ってしまった時は売り。S1とR1との間にある限り指し値はしない。

【OSC低位からの立ち上がり銘柄】

1.3853インフォテリア(82300、86500、88500)
2.3715ドワンゴ(219800、225900、228700)逆張り
3.6503三菱電機(933、944、948)
4.6326クボタ(815、835、843)
5.6674GSユアサ(577、584、586)
6.6971京セラ(8370、8450、8500)逆張り

【強気銘柄】

1.3349コスモス薬品(3380、3440、3465)
2.7752リコー(1078、1092、1097)
3.8086ニプロ(1708、1732、1742)
4.4751サイバーエージェント(254700、262000、265300)
5.3843フリービット(329000、350000、358000)
6.2670ABCマート(3190、3235、3250)

【OSC50%直前銘柄】

1.7729東京精密(1564、1603、1619)
2.4091大陽日酸(714、724、727)
3.6869シスメックス(5240、5310、5340)
4.8439東京センチュリーリース(1496、1536、1552)

以上です。今日は3つに層別してみました。

今のような底からの立ち上がり過程では、それぞれの層がどういった値動きになるのかの検証のためです。本来の買い本命株は、一番下のOSC50%を下から抜く形をした銘柄ですが、かなりの地味系ですので、悪しからず。

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