11月9日(水)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に9日の海外市況
◆日経先物:8730(+60円)OSC41%(-4%)10月28日のOSC59%、終値9050円から下落に転じる。RSIは49%(+7%)
◆日経平均:8755円(+100円)OSC39%(+1%)10月28日のOSC64%、終値9050円から下落に転じる。RSIは49%(+2%)
◆TOPIX:749(+11)OSC42%(+3%)10月28日のOSC62%、終値771ポイントから下落に転じる。RSIは49%(+5%)
◆マザーズ指数:388(-1)OSC38%(-6%)10月31日のOSC60%、終値413ポイントから下落に転じる。RSIは42%(+1%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:80.09%(-4.54%)-11月8日現在。
マザー88.42%(-6.0%)-11月8日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率25%(+9%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比46%(-14%)
それにしても、大引け前の3632グリーと4751サイバーエージェントの真逆の動きには参りましたね。グリーは2761円で掴まされ、どうも反発する時間もないまま揉み合い。仕方なく2756円で損切り。その間に、サイバーがまさかの逆行高。つい空売りの手がでそうになりましたが、もう時間もなく断念。最後は乱打戦。今日は、グリーやDeNAの売りやら買いで利益をコツコツ積み上げ、最後のグリーの買いで一敗。まだまだ買いタイミングや売りタイミングがピッタリ合わない。。
持ち越しはありません。
主な押されすぎ銘柄は、2914JT、2128クルーズ、6366千代田化工建設、6902デンソー、6981村田製作所など。
【以下は9日の海外市況】
◆ドル・円:77.8円(+11銭)OSC45%(-7%)10月31日のOSC55%、終値78.16円から緩やかに円高方向へと切り返し中。RSIは60%(+1%)
◆ユーロ・ドル:1.355ドル(-0.029ドル)OSC50%(-2%)10月28日のOSC71%、終値1.416ドルからユーロ安へと転じる。RSI42%(-11%)
◆USドルインデックス:76.59(-0.38)50MA(76.94)付近での揉み合い中。(8日現在)
◆10年債利回り:2.0%(-0.1%)50MA(2.07%)を再度割り込む。
◆米3ヶ月国債:0.01%(+-0.0%)対10年債スプレッド:1.99%(-0.1)3%切ると要注意。
◆NYダウ:11781ドル(-389ドル)OSC55%(-5%)RSIは54%(-10%)10月28日のOSC70%、終値12231ドルから下落に転じる。
◆Nasdaq:2622(-106)OSC56%(-6%)RSI52%(-9%)11月8日のOSC62%、終値2727から下落に転じる。
◆上海総合:2525(+21)OSC61%(+5%)RSIは84%(+13%)10月21日のOSC40%、終値2317から切り返しに転じる。
◆VIX指数:36.19(+8.68)50MA(34.2)を再度上抜く。
◆WTI原油先物:95.74ドル(-1.06ドル)200MA(95.06ドル)をついに抜き調整中。
◆CRB指数:318(-4)50MA(318)に並ぶ。上値重いか。
◆NY金:1771ドル(-28ドル)50MA(1729ドル)をついに綺麗に抜くも反落中。
◆バルチックドライ指数:1802(+36)50MA(1941)を割り込み下落中からの小反発。
◆セミコンダクターインデックス:375(-18)200MA(405)に接近するも反落。
◆シカゴCME(円建て):8595円(-135円)
今まで、どういう訳か見過ごされていた東欧諸国の債務問題が、やっと出てきたようです。欧州の銀行が深く関わっていたのは南欧などの不動産バブルだけではありません。自己資本規制の動きと連動して、資金を東欧から引き揚げる動きが出てきているようです。
ダウの急落は東欧問題ではなく、イタリア国債の7%超えへの金利急騰です。イタリア国債の証拠金率の引き上げが発端。ユーロは激しく売られております。投機資金は債券へと逃避。VIX指数は急騰。
それにしても、イタリア債務問題は日本の将来の問題の生き写しですね。イタリアは曲がりなりにも、プライマリーバランスは2%の黒字です。債務のGDP比率も、日本の213%に対して129%です。イタリアはEUでは第三位の経済規模ですので、今の欧州安定化基金の規模ではとても救えませんが、それでも欧州やIMFなどが手をさしのべれば何とかなる規模の借金です。しかし、日本の金利が急騰したら、世界の誰も救えません。大きすぎて潰せない銀行とよく言われますが、銀行の自己資本増強なら何とかなりますが、日本の国債関連費が今の7倍(イタリアと同じ水準)になれば、1%の現在でも82.2兆円(2011年度当初予算ベースで一般会計・特別会計を合算。)で、社会保障費の75兆円を大きく上回っておりますが、このうちの利払い費(約10兆円)が7倍に増える訳ですので、これはもう手が付けられなくなる事態です。
詳しいデータはこちらを参照。
◆日経先物:8730(+60円)OSC41%(-4%)10月28日のOSC59%、終値9050円から下落に転じる。RSIは49%(+7%)
◆日経平均:8755円(+100円)OSC39%(+1%)10月28日のOSC64%、終値9050円から下落に転じる。RSIは49%(+2%)
◆TOPIX:749(+11)OSC42%(+3%)10月28日のOSC62%、終値771ポイントから下落に転じる。RSIは49%(+5%)
◆マザーズ指数:388(-1)OSC38%(-6%)10月31日のOSC60%、終値413ポイントから下落に転じる。RSIは42%(+1%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:80.09%(-4.54%)-11月8日現在。
マザー88.42%(-6.0%)-11月8日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率25%(+9%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比46%(-14%)
それにしても、大引け前の3632グリーと4751サイバーエージェントの真逆の動きには参りましたね。グリーは2761円で掴まされ、どうも反発する時間もないまま揉み合い。仕方なく2756円で損切り。その間に、サイバーがまさかの逆行高。つい空売りの手がでそうになりましたが、もう時間もなく断念。最後は乱打戦。今日は、グリーやDeNAの売りやら買いで利益をコツコツ積み上げ、最後のグリーの買いで一敗。まだまだ買いタイミングや売りタイミングがピッタリ合わない。。
持ち越しはありません。
主な押されすぎ銘柄は、2914JT、2128クルーズ、6366千代田化工建設、6902デンソー、6981村田製作所など。
【以下は9日の海外市況】
◆ドル・円:77.8円(+11銭)OSC45%(-7%)10月31日のOSC55%、終値78.16円から緩やかに円高方向へと切り返し中。RSIは60%(+1%)
◆ユーロ・ドル:1.355ドル(-0.029ドル)OSC50%(-2%)10月28日のOSC71%、終値1.416ドルからユーロ安へと転じる。RSI42%(-11%)
◆USドルインデックス:76.59(-0.38)50MA(76.94)付近での揉み合い中。(8日現在)
◆10年債利回り:2.0%(-0.1%)50MA(2.07%)を再度割り込む。
◆米3ヶ月国債:0.01%(+-0.0%)対10年債スプレッド:1.99%(-0.1)3%切ると要注意。
◆NYダウ:11781ドル(-389ドル)OSC55%(-5%)RSIは54%(-10%)10月28日のOSC70%、終値12231ドルから下落に転じる。
◆Nasdaq:2622(-106)OSC56%(-6%)RSI52%(-9%)11月8日のOSC62%、終値2727から下落に転じる。
◆上海総合:2525(+21)OSC61%(+5%)RSIは84%(+13%)10月21日のOSC40%、終値2317から切り返しに転じる。
◆VIX指数:36.19(+8.68)50MA(34.2)を再度上抜く。
◆WTI原油先物:95.74ドル(-1.06ドル)200MA(95.06ドル)をついに抜き調整中。
◆CRB指数:318(-4)50MA(318)に並ぶ。上値重いか。
◆NY金:1771ドル(-28ドル)50MA(1729ドル)をついに綺麗に抜くも反落中。
◆バルチックドライ指数:1802(+36)50MA(1941)を割り込み下落中からの小反発。
◆セミコンダクターインデックス:375(-18)200MA(405)に接近するも反落。
◆シカゴCME(円建て):8595円(-135円)
今まで、どういう訳か見過ごされていた東欧諸国の債務問題が、やっと出てきたようです。欧州の銀行が深く関わっていたのは南欧などの不動産バブルだけではありません。自己資本規制の動きと連動して、資金を東欧から引き揚げる動きが出てきているようです。
ダウの急落は東欧問題ではなく、イタリア国債の7%超えへの金利急騰です。イタリア国債の証拠金率の引き上げが発端。ユーロは激しく売られております。投機資金は債券へと逃避。VIX指数は急騰。
それにしても、イタリア債務問題は日本の将来の問題の生き写しですね。イタリアは曲がりなりにも、プライマリーバランスは2%の黒字です。債務のGDP比率も、日本の213%に対して129%です。イタリアはEUでは第三位の経済規模ですので、今の欧州安定化基金の規模ではとても救えませんが、それでも欧州やIMFなどが手をさしのべれば何とかなる規模の借金です。しかし、日本の金利が急騰したら、世界の誰も救えません。大きすぎて潰せない銀行とよく言われますが、銀行の自己資本増強なら何とかなりますが、日本の国債関連費が今の7倍(イタリアと同じ水準)になれば、1%の現在でも82.2兆円(2011年度当初予算ベースで一般会計・特別会計を合算。)で、社会保障費の75兆円を大きく上回っておりますが、このうちの利払い費(約10兆円)が7倍に増える訳ですので、これはもう手が付けられなくなる事態です。
詳しいデータはこちらを参照。