8月14日(水)のNY市場概況です。
1.NYダウ
ついにOSCを50%台に乗せ本格回復です。7月23日以来の終値での4万ドル乗せ。総合指数も1.000乗せ。7月31日以来。なぜ、アメリカ株が日本株ほど脆弱ではないのか? これは経済が強いのどうのの問題ではなく、米国政府が、どうしても譲れない国民の資産形成上のコミットメントがあります。
それは、不動産価格の維持向上と、株価の維持向上による、国民の資産形成を促進するという命題です。これが日本との大きな違い。
従って、どこかの政府のように、株式市場の暴落が続いてこの命題に損傷を与えるような政策は取らないし、取れないという強い経済構造。しかし、これはドルが覇権を握り世界経済のリーダーたる位置を確保しているからこそ取れる立場。
かつてのイギリス、オランダ、ポルトガルなどが陥ったような覇権の凋落があると、これはもう破綻します。それがいずれ来るにしてもまだ覇権は崩されてはいない。唯一の後継者?の中国は国内経済問題に必死だし。
2.Nasdaq
わずかなプラスで終了。昨日OSCを50%に乗せ、今日も4%程度上げております。RSIはちょうど50%。総合指数が7月17日以来の節目の1.000に到達。こちらも今のところ死角なし。
3.ドル・円
緩慢ながらも円安への回帰中。14日RSIがまだ30%程度。5日には9.3%まで落とされていました。OSCもまだ45.7%で米株式市場ほどは復活しておりません。
4.CME日経225先物
7時10分現在、36275円で、225の終値比-167円。
5.米10年債利回り 3.841%(+0.015%)
6.VIX指数 16.19(-1.93)
7.SOX指数 4933(-9)
8.バルチック海運指数 1670(+15)
9.レーザーテックADR株価 27471円(-154円)
以上です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます