株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

NY市場概況(11.29.2024)

2024-11-30 08:18:58 | NY市場概況
11月29日(金)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 短期のRSIが85%にも達しております。ちょうど11月13日の時と同じ状況。MAX値も点灯しておりません。最大指数値は11月26日にマーク。終値は44860ドル。前回の最大指数値をマークした10月18日の終値は43276ドル。以降、この水準を安値が切り下げ続け、やっと、11月7日に43642ドルに安値を切り上げ、最大指数値も更新。

このパターンで行くと、今は、安値の切り下げ過程にあります。つまりダウントレンド。しかし、安値で44860ドルを奪還し続けるなら、まだまだ騰勢が続くことになります。

それにしても最大指数値をマークした日の終値を起点に、以降の安値を切り上げる動きがたまにありますが、これは相場の騰勢が非常に強いことの証左。今の安値切り下げの動きが自然なこと。44860ドルを起点として、高値が下回るようになると、本格的な下落局面となります。

2.Nasdaq
 最大指数値を更新。26日も更新しておりましたが、翌27に一旦反落。しかし、たったの1日で最大指数値を奪還。強い動きです。ダウ同様、短期のRSIは83%で、11月13日の91%に次ぐ強さ。もう1段短期を上げて、中期(14日)のRSIが下がれば、下落入りのサインとなります。

3.ドル・円
 10月21日の最低指数値186.8、終値150.8円のベースラインが、明らかに突破されました。指数値はまだ187.9ですので、最低値は更新しておりませんが、これも時間の問題でしょう。9月16日の安値の139.58円が、このところの円高の極みですが、後10円で到達。最高指数値をマークしたのが11月14日で、その時の終値は156.27円。18日には高値がこの水準を割り込み、以降、下落し続けております。つまり、18日が売り仕掛のタイミングでした。まるで絵に描いたような値動き。

4.米10年債利回り 4.178%(-0.38%)
 11月13日から金利下落中。その分、日米金利差の縮小につながり、円高を招いている要因の1つと考えられます。

5.VIX指数 13.51(-0.39)

6.SOX指数 4927(+74)

7.バルチック海運指数 1419(-90)

8.レーザーテックADR株価 16492円(+52円)

以上です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 健闘するも、今ひとつの爆発... | トップ | テクニカル分析の回帰点 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

NY市場概況」カテゴリの最新記事