明日のモニタリング銘柄（２．２１．１１）

明日、２月２１日（月）のモニタリング銘柄です。

（　）内は、順にＳ１（下値抵抗線）、Ｒ１（上値抵抗線）、ピボット（上値ブレーク）です。

基本原則：（ご参考）

寄り付きからＲ１を下から抜いたところで買い、ピボット越えで始まった時は、Ｒ１を下回らない限りその押し目で買い、その後はピボットを下回らない限り追撃買い。Ｒ１が抜けずにいる間は様子見。Ｓ１を下回ってしまった時は売り。Ｓ１とＲ１との間にある限り指し値はしない。

１．６２６８ナブテスコ（１９７２、１９８７、１９９３）
２．７７３１ニコン（１９２１、１９５１、１９６６）
３．６５０３三菱電機（９７７、９８９、９９４）
４．７２６９スズキ（１９５０、１９６５、１９７０）
５．４８４８フルキャストＨＤ（３６８６０、３８２２０、３８９９０）
６．８１３６サンリオ（２５４８、２６１４、２６５０）

主力市場の出遅れ物色銘柄として、

７．７７５１キヤノン（４０９０、４１２０、４１４０）
８．４５４３テルモ（４３３５、４３８０、４３９０）

以上です。

ＮＹダウや日経平均などの今年の値動き予測

Ｐ社主催の「投資戦略フェア２０１１」に２年ぶりに参加しました。

「市場心理を読み解く板読みデイトレード」（講師：けむ）の、板読みだけの数分以内のスキャルピングトレードから、「フォーキャスト２０１１」（講師：ラリー・ウィリアムズ）の、数１０年以上の株価パターンを独自手法で分析したロングタームポジショントレーディングまで、結構多彩なセミナーでした

その中から、皆さんの興味のある、ラリー・ウィリアムズの「フォーキャスト２０１１」から、日経平均などの今年のフォーキャストを、備忘録を兼ねてまとめておきます。

１．ＮＹダウは４年サイクルで動いており、２０１０年９月が底で、次の底は２０１４年に来る。今年はかなり強い年。
　　今年は２－３月に一旦天井を付け、３月後半から４月に調整に入るも、６月から７月にピークを付ける。
　　その後９月のボトムに向けて調整に入る。

　　以上が各種の長期サイクルでの総合的分析結果。
　　日経平均はダウの動きとかなり連動するので参考にして下さい。

２．日経平均は１６週間周期で綺麗に動いている。
　　４月２２日の週が底となり、７月１日の週が天井となる。

３．金は１２週間と２３週間周期で動いている。
　　先週（２月６日の週）が底で、４月中旬から下旬にかけて上昇する。そして７月後半にボトムを付ける。
　　その後の上昇はかなり強くなる。

色を付けたところに注目して下さい。金と株は逆の動きをするようですね。何かのイベントが４月と７月にあるのかも知れません。

休日のバッハ（２．１９．１１）

今日の休日のバッハは、早朝から出かけるので簡単に。

インベンションとシンフォニアから、ＢＷＶ７８４のインベンションの第１３曲です。
わずか１分程度のこの曲、何とリズミカルな浮き浮きするような曲でしょう。

ピアノ曲は、あの平均率クラヴィーア曲集やパルティータなども大変魅力的ですが、このインベンションとシンフォニアは、何というのか、非常に垢抜けた現代的な曲であり、何かの折に何度でも聞きたくなる曲です。

イギリス組曲やフランス組曲は、それに対していわば古典的な作りであり、ある程度構えてから聴くという姿勢が要求されますが、インベンションとシンフォニアは何ともカジュアルな印象です。また、ゴールドベルグ変奏曲は、チョイと甘すぎる曲が多くて、食べ物で言うと脂肪分の多いケーキのような曲ですので、何度も聴くといわば食傷気味となってきます。グールドのような変人は、その甘さを彼自身の個性でこねくり回すのが得意なのでしょう。

この軽やかで淡泊なリズミカルなピアノ曲も良いものです。バッハは何を思ってこの小曲を作曲したのだろうか？

演奏は、グレン・グールドの評判の高い演奏ではなく、Ｓｏｐｈｉｅ　Ｃｒｉｓｔｏｆａｒｉという女性ピアニストです。
こちらのサイトでシンフォニアの方が聴けるようです。

いつものように、ここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。期間限定の公開です。

インターネットディスクの変更中です。しばらくの間はクリックしてもお聴きになれません。

市場概況（２．１８．１１）

２月１８日（金）の市場概況です。 先物は午後３時１０分現在。下に１８日の海外市況

◆日経先物：１０８５０円（＋１０円）ＯＳＣ６１％（＋３％）１月３１日のＯＳＣ４２％、終値１０２３０円から切り返しに転じる。ＲＳＩは７０％（－１％）
◆日経平均：１０８４３円（＋６円）ＯＳＣ５８％（＋－０％）１月２８日のＯＳＣ４１％、終値１０３６０円から切り返しに転じる。ＲＳＩは７９％（＋１０％）
◆ＴＯＰＩＸ：９７４（＋－０）ＯＳＣ６４％（＋－０％）１月２８日のＯＳＣ４２％、終値９２０ポイントから切り返しに転じる。ＲＳＩは８４％（＋９％）
◆マザーズ指数：５０３（＋１２）ＯＳＣ６５％（＋３％）２月１５日のＯＳＣ７５％、終値４９３からダイバージェンス拡大。ＲＳＩは７３％（＋１％）

◆騰落レシオ（２５日間）
　東証１部：１１６．１９％（－５．２％）－２月１８日現在。
　マザーズ：８６．１６（－３．５％）－２月１８日現在。

◆１０日高値移動平均値超の銘柄比率６０％（－２％）
◆１０日安値移動平均値未満の銘柄比率１５％（＋－０％）

いやはや、持ち越しの２つの頑迷なる値動きには参った。２３７１カカクコムはＯＳＣを大きく伸ばしていたので、じっくりと待つつもりでしたが、前場はほとんど音沙汰なし。しかたなく５００円高でとりあえず降りたものの、後場になると雰囲気が一変。こういう動きもあるんですね。

６５９４日本電産の売り玉は、最初の上げを耐えて、７９４０円まで降りてきた時にはＳ１の少し上の７８３０円程度での返済買いのオーダーを入れておきましたが、その後の値動きはチャートの通り。全くの膠着状態。仕方なく１０時頃に７９９０円で返済。こちらは、昨日のオリックスと違って、朝のワンチャンスだったようです。

強い銘柄はトコトン強い日でした。８５７４プロミスや４７５１サイバーエージェント、それに６７９４フォスター電機。売りのタイミングを窺っておりましたが、地合が多少下にいっても動じないため断念。こういう日の売りはやらない方が良いようですね。

後場は、２１３８クルーズの一発成り売りに負けました。ＯＳＣの４０％台というのは、いわゆる「騙し」が良くあると、ラリー・ウィリアムズも言っております。全く元気なく２０４０００円台からの急落にもかかわらず、反転のエネルギーがなし。

持ち越しはゼロです。

明日は、トレーダーショップ主催の「投資戦略フェア」に１日参加予定。ラリー・ウィリアムズ、その他のスピーカーの講演から、何か１つでもヒントを得られればと思って、このオセアニアからわざわざ参加します。

【以下は１８日の海外市況】

◆ドル・円：８３．１１円（－１９銭）ＯＳＣ５４％（－２％）２月１５日のＯＳＣ６３％、８３．７８円から円高へと転じたか？　ＲＳＩは６３％（－２％）
◆ユーロ・ドル：１．３６９ドル（＋０．００８ドル）ＯＳＣ５４％（＋１％）２月１１日のＯＳＣ４６％から短期ユーロ高トレンドに転じたか？ＲＳＩは５０％（＋－０％）
◆ＵＳドルインデックス：７７．７３（－０．３６）５０ＭＡ（７９．１）を割り込み７７あたりを底に反発するも再度下降中。
◆米１０年債利回り：３．５８％（－０．０４％）５０ＭＡ（３．４５％）を突破し、３．７％あたりで頭打ち傾向に。（１７日現在）
◆米３ヶ月国債：０．０９％（－０．０３％）対１０年債スプレッド：３．４９％（１７日現在。３％切ると要注意。）
◆ＮＹダウ：１２３９１ドル（＋７３ドル）ＯＳＣ８１％（＋３％）ＲＳＩは９１％（＋－０％）１月２８日の５７％から依然騰勢続く。ＯＳＣ８１％は２００９年１月からの記録になし。
◆Ｎａｓｄａｑ：２８３４（＋２）ＯＳＣ７８％（＋１％）１月２８日の５０％から依然騰勢続く。ＲＳＩは８７％（－１％）ＯＳＣ７８％は昨年９月２０日以来。
◆上海総合：２９００（－２７）ＯＳＣ６９％（＋－０％）１月２４日の３８％から切り返しの動き継続。ＲＳＩは７９％（－２％）
◆ＶＩＸ指数：１６．４３（－０．１６）５０ＭＡ（１６．９９）を一気に抜き去り、再度割り込んでから接近中。
◆ＷＴＩ原油先物：８８．３６ドル（＋０．２４ドル）５０ＭＡ（８９．５１ドル）を割り込むも超接近中。
◆ＣＲＢ指数：３４１．６８（＋０．４１）５０ＭＡ（３３０．６１）を大きく抜けて上昇し、少し下落傾向から揉み合い中。
◆ＮＹ金：１３８７．４ドル（＋３．６ドル）５０ＭＡ（１３７０．２３ドル）を回復し上昇中。
◆バルチックドライ指数：１３０１（＋９）５０ＭＡ（１５４２．１４）から遙か下方へと下落した後、１０日連続プラス。
◆シカゴＣＭＥ（円建て）：１０８４５円（－５円）

アメリカの３ヶ月もの国債金利が大幅下落しておりますね。円高も進行しているため、シカゴの先物価格はダウの大幅上昇にもかかわらず５円安です。ドル安・ユーロ高ですが、ユーロ圏の方が伝統的に物価上昇に対する警戒心が強いため、利上げの可能性がとりざたされているためです。あのワイマール時代のハイパーインフレがよほどのトラウマとなっているようです。それだけ、実はインフレの悲惨さはデフレ（お金の価値が高まる）の比ではありません。

デフレ脱却のため、政府紙幣を発行せよとの無責任な言論も横行しておりますが、中央銀行の信用が地に落ちた時の悲惨さを、こうした方々は歴史的にどこまで理解をしているのでしょうか？

ＮＹダウはＯＳＣ８１％、ＲＳＩは９１％にも達しており、これは２１６２ｎｍｓが１月２５日にマークしたＯＳＣ８９％、ＲＳＩ９８％にはかなわないものの、市場全体の数字としては極めて異例。ここから先は、大聖堂の尖塔にでも登る以外には、上値は残されておりません。果たして神がそれを許すものなのか？

2月18日(金)のつぶやき

08:45 from web
フィスコの想定レンジは上限 10880円－下限 10780円とのこと。
11:07 from web
前場終了段階の１０ＤＨＭＡ超の銘柄数％は５６％（－６％）、１０ＤＬＭＡ未満の銘柄数％は１６％（＋１％）です。マザーズを除いて、前日近辺での動きですが、強気銘柄が減少。弱気銘柄はほぼ変わらず。８５７４プロミスなど消費者金融が強い。
15:02 from web
８５７４プロミスの最後の追い上げは見事。ピボット値が８９０円ですが、ほぼそのあたりで終了。来週、恐らく踏み上げられる人間の狼狽売りで更に上がったところからの「売り」に妙味あり。この段階で売り玉を持ち越すのは自殺行為か。
15:20 from goo
市場概況（２．１８．１１） #goo_mariomari http://bit.ly/e8QNKU
by mariomariot on Twitter