団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

母の死

2007-03-04 05:04:00 | 日記
今週 母を亡くしました。
入院二ヶ月の間十五日間くらいお見舞いに行くことが出来ました。結婚してからは年に二、三度くらいしか実家に帰らなかったので今回の入院で五年分くらい母に会うことができました。
母の思い出は幼いころ一度だけ叱られたことです。なぜ叱られたかは思い出せないですが、叱られた情景は今でもよみがえります。
母は気丈で律儀な人でした。亡くなる二日前には病院に立ち会っていた弟、妹に意識のはっきりしない中で「大変お世話になりました」と言ったとのことです。弟、妹は泣けてしかたがなかったとのことです。
母の声は力強かったのでまだまだ生きると思っていましたが、病魔には勝てませんでした。
母は身内からの人間の言葉でなんなんですが、大変やさしい女性でした。どんな困難にも明るさを失わず我慢強い人間でした。そして甘い物には目がない人でした。そんな母が亡くなる二、三日間はひじょうに苦しみました。この世に神さまがいるとしたら、このような素晴らしい人間に最後まで苦しみを与えるなんて許せない気持ちです。

葬儀は近親者のみで執り行いましたが、母のことを思ってくれている人達ばかりのため故人の思い出を語り合い、とても良い葬儀でした。家内も近親者のみの葬儀もなかなか良いものですねと言っていました。

まだ母の死を実感できないでいるのですが、私にとって母は素晴らしい人でした。
私に介護の心配もさせず、常に私に負担をかけないように配慮してくれた母でした。
私は親孝行を出来なかったが、母が息子孝行をいつもしてくれたように思います。






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妻を呼ぶとき

2007-03-04 05:00:00 | 日記
女性配偶者を「オイ」「ワイ(方言でおまえの意味)」と名前なしで呼ぶのを禁止しようと、佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長が提唱した「オイ・ワイ禁止条例」構想が、熱い議論を巻き起こしているらしい。

私は対外的には妻を家内と呼んでいる。家では二人きりなので、何もつけないで話すことが多い。
子供が来た時は「お母さん」、孫が来た時は「おばあさん」と呼ぶ。
何かインターネットで見ましたが家内と呼ぶのは封建的らしい。そう指摘されればそうかも知れない。どこかの雑誌のアンケートによれば妻を家内と呼ぶ人も結構みえました。

家内と付き合い始めた頃は「XX」さん、親しくなってからは家内から呼び捨てで呼んで欲しいとの要望があり「XX」と呼んでいた。結婚してからは論議を呼んでいる「おい」と呼んでいて家内に多少いやな顔をされました。
なかなか言いやすくて良い呼び方がないものです。
妻に対して一番問題ないのは「XXさん」と妻の名前を呼ぶことではないでしょうか?各個人が決めることですが、この呼び方なら相手を傷つけることもなく無難だと思いますがいかがでしょうか?

私は現在 家内から「お父さん」と呼ばれています。子供も出て行き、二人きりなのに「お父さん」もちょっとちょっとと思います。私は多少不満ですが、相手には言っていません。

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