中日新聞の読者投稿欄に「怒鳴る指導 悪影響多い」というタイトルで、17歳の男子高校生が投稿されていました。
誰かを叱るときに怒鳴る人がいる。
これは、あまり良くないと思う。
小学生でバスケットボールを教えてもらっていたときのことだ。
ミスを一回しただけで「それは、違うだろ」と大声で怒られ、正直、「えっ」と思った。
ミスをしたことは、この自分が一番よく分かっている。
それをあえて皆の前で怒鳴られたことによって、傷口に塩を塗られたみたいな気がしてきた。
完全にやる気をなくしてしまった。
あのときの自分もそうだったが、怒鳴られたら恐怖心を抱き、また怒鳴られたらどうしようかと不安にさいなまれる。
おそらく周りにいた仲間もいい気はしなかったはずで、萎縮して、その後のプレーに悪影響を及ぼしかねない。
将来自分が指導する側になったら、感情に左右されず、上手に叱れるようになりたいと思う。
以上です。
日本の指導者は怒鳴るとか最悪の場合暴力を振るう方が多いですよね。
スポーツは楽しむ為なのに、スポーツを修練の場と勘違いしている方が多いように思います。
以前大学ラクビーで「相手の選手を傷つけても勝ってこい」と言って、相手選手に怪我をさせた大学があった。
スポーツはスポーツマンシップと言い、正々堂々と戦わなければいけないのに。
勝つことにこだわり過ぎているように思います。
私は中日ドラゴンズのファンですが、昔 星野仙一という監督がいました。
腹を立てるプレーをした選手をベンチ裏で殴るのです。
それをマスコミが闘将と褒めたとえたのには笑ってしまいました。
大人を殴るなんて、どういう神経をしているのだろうと思いました。
中村捕手なんて、何度も殴られたそうです。
顔をハラした中村捕手を迎えた奥様はどう思ったでしょうか。
自分の感情を制御出来ない監督やコーチなんて必要ないと思います。
身体は大人でも、頭は幼児そのものでは。
「将来自分が指導する側になったら、感情に左右されず、上手に叱れるようになりたいと思う。」投稿者さんには、このような指導者になって欲しいです。
片想い (ON THE ROAD "FILMS")