団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

友達との付き合い方は、いろいろありますね。

2023-03-03 01:26:30 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「施しは人の心に咲く」というタイトルで、86歳の女性が投稿されていました。


 一月の末日に知らない男性からハガキが届いた。

 私宛で間違いない。

 友人の住所が書いてある。

 年末、新聞の「おくやみ欄」に亡くなられたとあり、知ってはいた。

 そのご主人からだった。

 寒中お見舞いと「十二月二十八日に妻が永眠いたしました。生前中のご厚情に深謝いたします。これからのご健康とご多幸をお祈り申し上げます」とあった。

 彼女とは二十年以上、絵手がみで友達としてお付き合いし、一度だけお会いしたことがあった。

 電話番号もお互いにわかっていたけど、電話で済ますと文字や絵をかくことをやめてしまいそうで、あえて電話はしないと伝え合っていた。

 届かなくなったら、かけなくなったと思ってね、その代わりいつでも向き合っているようにするからね、と約束し合った。

 その時が来てしまった。

 ハガキには、きれいな花の鉢植えの絵にメッセージカードが付いていて「施しは人の心に咲く」とあった。

 間違いなく、いつもの見慣れた落款がある。

 彼女の絵てがみが印刷されていた。

 私の心に花がほっこりと咲きました。

 いつもたくさん励ましてくださいましたね。

 どうぞ安らかに眠ってください。

 永い間、本当にありがとうございました。

 以上です。

 友達との付き合い方は、いろいろありますね。

 この投稿者さんとお友達の関係は、淡白な関係ですね。

 私はこのような淡白な関係は、あまり好みません。

 もう少し濃厚な関係がいいです。

 友が亡くなったら、涙するような関係が。







もうひとつの土曜日 (WE ARE STILL ON THE ROAD.)
コメント (4)
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