ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

民主党への政権交代

2009-08-31 11:23:42 | 国際・政治
私からの支援依頼で快く快諾された方、また、しっかり話を聞いてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

公明党の小選挙区は、残念ながら8選挙区すべて落選という形になり、残念な結果になりましたが、

ともあれ、選挙区によっては、前回(2005年)よりも1万票も多く得票したにも関わらず、落選したというところもあり、

それだけ、民主党への政権交代を期待したい、という民意の現われなのだな、と思いました。

確かに、ほぼ4半世紀の長きにわたり、自民党の独裁政治が続いていた訳で、

誰もが自民に辟易していたのは確かで、その期待に応えるような形で、今回、日本の歴史上初、政党として単独で308議席を単独で得た訳ですが、

問題はこれからですね。

結局、小沢が傀儡するような形で、鳩山を代表にすえた民主党。

先のブログで指摘したように、政治改革についてのマニュフェストもなければ、財源についての具体的な捻出方法について全く応えられない訳ですから、

「あれ?名前が違うだけで、やってる事は、まるっきり今までの自民党と同じだ!」

という事になりかねない危険性をはらんだこの有象無象の党。

(自民に入れたくない人の選択権が、この党にしかなくて)もろ手を挙げて歓迎された民主党ですが、

結局下手を打って、気づいたら自民党に吸収合併されて、消滅していたなんてことが無いと良いですよね(笑)

と、民主党への辛口なコメントばかりしていますが、

多くの人が、今回の選挙戦で、ようやく「選挙に行けば政治が変わる」という事について、力を感じたのではないでしょうか?

ただ、最も大事なのは、自分たちで選んだ政権が、いったい何をし、どう自分たちの生活に影響を及ぼしたのか、実感を感じることが大事なのだと思います。

ともあれ、公明党は、10年間の与党時代を経て野党に戻る訳ですが、本当の実力を見せる「勝負」はここからです!

この気概で頑張って貰いたい、と思います。