
ものすごく久しぶりの日記です。
公私共に忙しく、緊張感のある日々だったのですが、昨日は、ひとつの大きなお仕事を成し遂げた日でした。
去年の12月に、アラディーンの月例イベント「ベリーダンスと音楽の夜」に出演していただき、更に、春香さん主催のハテム・ハムディ公演の際に、舞台監督として関わった、ウクライナ人ベリーダンサーのLana さん。
Lana さん主宰のスクール、Belly's Lana 設立5周年公演に舞台監督として関わらせていただきました。
1月に打ち合わせをして、音響さん(おなじみの楽屋の増茂さん)、照明さん(ソライロヤ、藤岡さん)を、自分が集めて行った今回の公演でしたが、様々勉強になりました。
ソライロヤの藤岡さんは、なんと海老原先生の公演で、長年照明を担当されていると言う事で、今回のスタッフは、皆ベリーダンスと長年関わっているので、いろんな意味でショーを作り易かったです。
特に、今回の公演の第2部は圧巻で、Lana さん創作のベリーダンスは本当に素晴らしかった!
ビゼーのカルメンを下に、スクールのダンサーと、Joe (DESEOS主宰)と共に踊った20分間の超大作群舞は、ドラマチックで、ベリーダンスの良さを生かした素晴らしい作品だったと思います。
是非、他でも再演して欲しいと思いました。
圧巻の第2ステージは、Lana さんの拘りもあり、照明の色とかタイミングとか、けっこう時間を掛けた訳ですが、本番の出来を見て、無い時間を裂いて打ち合わせて良かったと思いました。
御なじみのカメラマンのナムさんのアドバイスも良かったです。
本番1週間前のリハーサルを見た後、藤岡さんと色々話したのですが、やはり照明は凝ったほうが良いと個人的に思います。
第3部のプロのステージもそうですが、ベリーダンスの音楽の事を知らないと、ここが盛り上がる所なので、照明を変えて欲しい!・・・、というような勘所が、どうしてもズレて、なんとなく演者のパフォーマンスの内容と照明がちぐはぐ、又は、単純に明るいだけ、というような舞台が結構あるわけですが、
藤岡さんも、私もベリーダンスと関わってきた経験が豊富な訳で、藤岡さんのチームの照明は、3つのステージ、全て良かったと思います。
ともあれ、発表会というのは、長い時間をかけて練習してきた成果を、観客に発表するのは勿論ですが、パフォーマーの夢を実現する素晴らしい時間でもある訳で、
その裏方役は、以下にスムーズに無事故で最高のステージを共に作るか、という役割は非常に大事であり、その統括役としての舞台監督は責任職であって、気が抜けない訳ですが、
今回も良いお手伝いが出来たと思います。
発表会に出演された皆さん、スタッフの皆さん、川崎アートセンターの皆さん、お疲れ様でした!