ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

アラブ音楽祭り(東京編)後記

2013-09-24 21:58:12 | 音楽
さて、9月16日(月祝)は、沖縄は晴れていて、初めて58号線の路線バスに乗って朝に空港へ。台風18号のニュースについては前日から気になっていましたが、私の搭乗予定便は、辛くも遅延になっていました。その前の便は全て、キャンセル。

一便早く予約していれば、危うく東京へ帰れなくなる所でしたが、ともあれ空港で出発まで待つ事5時間。台風の猛威を示すニュースが流れる中、何とも言えない気持ちで待ち続けました。

実は、この日、予定では、昼の1時ごろに東京に着いて、4時ごろ、その日行われる「アラブ音楽祭り」に入り予定だったのです。

ともあれ、9時45分発の予定だった飛行機は2時45分になり、やっと沖縄を飛び立ちました。

台風が過ぎ去った空は非常に澄んでいて、普段雲で見えない本州の姿がはっきり見えました。きっと台風の影響で、川が注ぐ沿岸の海は、茶色く滲んだ半円が広がり、台風の運んだ土砂の凄まじさを物語っているようでした。

ともあれ、羽田上空に差し掛かると、房総半島を囲むようにして大きく旋回が始まり、機長から「現在、羽田空港にある2つの滑走路の内、一つに飛行機が緊急着陸した為、着陸待機指示が出され、着陸の順番待ちをしている状態です。」とのアナウンスが。

窓の外を見ると、4、5機のジャンボ・ジェットが同じく、大きな円を描きながら旋回しているのが見えます。

結局、羽田上空で30分以上旋回待機を続け、滑走路に着陸したのが夕方5時半。

荷物を受けとり、急いで家に帰って、会場に着いたのが8時40分。グループとしては、結局、トリとして演奏しました。

演奏曲目は、ワルダのフィ・ヨーム・ワ・レイラ(昼にも、夜にも)を歌付きで演奏し、2曲目はユーラシアを演奏しました。

それにしても、普段は会うことができない人たちも多く集まった「アラブ音楽祭り」、一番楽しみにしていたのですが、残念ながら次回に持ち越す事になってしまいました。

ともあれ、最後に2曲、ほぼ全員で、サマーイ・バヤティ(イブラヒム・オリヤーン)とアジーザを演奏した訳ですが、僕は外で聞いてみたかったです。

参加された皆さん、お疲れ様でした。私は来月の関西版アラブ音楽祭り(10月24日(木)京都府庁旧本館の正庁室)に参加する予定ですが、台風が追って来ないことを祈るばかりです。

写真:ノミヤさんのをシェアさせていただきました。
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9月の来沖日記

2013-09-24 04:07:42 | 音楽
日記が滞ってしまいましたが、9月13日(金)~16日(月祝)まで、今年2回目の沖縄に行ってまいりました。

今回の主な目的は、来月10/14(月祝)に行われる「Oriental Road 秋の宴 vol.4」に出演する、アラブ・パーカッション・アンサンブルの「シュクラン」に曲を指導する事が主な目的でした。

結果、想像以上に良いでき上がりだったので、本番、私も楽しみです。

やはり、沖縄では、エイサーが小学校で必須で学ばれると言う背景もあるからですね、きっと。

ともあれ、いつもの来沖と違い、余り時間を取れなかった事もあり、今回は個人観光はせず、招聘してくれているプラアーティトAsami さんに連れられて色んなお店に営業回り(笑)をしたり、去年仲良くなったシュクランYuki さん一家と、と土曜日の午後から夕方まで過ごしたりしました。

土曜の午後、ジャスコに行って子供たちを預かってゲームセンターで過ごしたのですが、珍しいモノを見ました。

ゲームセンターのある場所に特設ステージが設けてあり、そこのステージで、地元のアーティスト養成スクールの生徒達が、ダンスとか歌とか披露していたのですが、これが上手な事!

幼稚園から高校生ぐらいまでの様々なチームが出ていましたが、全体的にレベルが高く、凄いなぁ、なんて感心していました。

僕が見とれている間、ゲームに夢中な二人のお嬢様達には、興味が無かったようでしたが、沖縄出身のアーティストが多い理由を、この目で確認した一日でした。

ともあれ、今回は、今までの来沖で知り合った多くの方達と再会しました。

また来月の来沖、楽しみです!沖縄の皆さん、よろしく!

写真:特設ステージでの一コマ。きっとこの中から、未来のスターが出るに違いない。
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写真:みはま食堂の「骨汁」。美味しかった!
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