最近は、色々と忙しくて良いのですが、年のせいかバテてます(笑)。
さて、やっと、日記を書く余裕が出来ましたので、まずは、7月26日の「ベリーダンスと音楽の夜 第99夜」から。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました!
集客は伸びなかったものの、ショーの内容は素晴らしかったと思います。
今回初出演のKleha さん、リハーサルでは、かなり緊張されていましたが、本番は楽しく踊っていて、時折ステージで目が合いました。
特に、曲中のタクシーム(即興演奏)で、どう踊っていいか、リハーサルでは分からないようで、演奏している私も、右往左往している彼女を見て、どうまとめて良いか分からなくなる(!)という場面もありましたが、本番当日は、彼女なりに理解してくれたようで、こちらも自由に演奏できました。
久々の共演となるOzma ですが、2年前のアルテミスのショーに比べて相当上達していたと思います。彼女は、もともとステージ・パフォーマーとしてのエネルギーが備わっている人なので、後はテクニックを身に着けるだけで良いという、大変恵まれている素質の持ち主なのですが、そういう意味では、スルクレの9拍子でのパフォーマンスはテクニックも、発散するエネルギーも、共に良かったと思います。
毎年出演してくれていているEshe と、Farasha については、勿論素晴らしくて、二人の個性的なパフォーマンスは見る人を魅了していたと思います。
Eshe の柔らかな動きは、見ていて、とても癒されるパフォーマンスでした。最近のベリーダンサーのパフォーマンスで、彼女のような女性らしい柔らかい表現が出来る人はあまりいない気がするのは私だけでしょうか?
最近の傾向でパワフルな表現の多いパフォーマンスも勿論良いのですが、やっぱり女性には女性らしい表現方法があると思います。そういう意味では、絹のような滑らかな動きを基にするEshe のパフォーマンスはとても良かったと思います。
最後に、いつもながらペタシ君と息の合った即興のドラムソロを見せてくれたFarasha のパフォーマンスは、圧巻でした。こういうパフォーマンスを見せるダンサーとダラブッカのコンビネーションは、日本ではほとんどいないので、そういう意味でも貴重だと思います。
演奏の方も、2ヶ月連続での木村伸子ちゃんを迎えたアラディーンのサウンドは、しっかりと骨太な感じで纏まってきて良かったと思います。
惜しむらくは集客の面でしたが、これについては主催している私に責任がやはりあり、今後の活動について考慮、見直す点だと思います。
ともあれ、今月で終に100回を迎えるわけですが、気をしっかりと引き締めて、良いショーをプロデュースして参りたいと思います。