そして4月28日(日)は、こちらも平成最後となった「ベリーダンスと音楽の夜@横浜 vol.44」(昼公演)でした。大勢の方にお越し頂きまして、誠にありがとうございました!
特に、昨年は台風の影響でやむなくキャンセルをされたであろう静岡県方面の皆様にお越し頂き、本当に感謝でした。
さて、昼公演は、毎回時間が限られているので、今回は曲間のMCをほぼ排した形の進行でした。
アラディーンのフル編成では初共演、そして本当に久しぶりとなったReiko さん、サムズ・アップでは初出演のIlayda さん、沼津からMomo さん、そしてここ最近毎年出演して頂いている、YOSHINO さん、Ayesha さん、Yasmina さんと、6名のダンサーの皆さんに踊って頂きました。
今までにないショーの構成でしたが、終了時間も予定よりオーバーする事もなく、無事に終える事が出来ました。
こちらは、ほとんどがエジプト音楽黄金期のオリエンタルの名曲で構成され、会場のサムズ・アップは広い上、楽屋(らくや)とは違った、音質の素晴らしい迫力ある音で演奏されるので、大曲にはピッタリの会場です。
今回、特に特筆すべきは新曲となる、盲目のウード奏者、サイード・マッカウィ作曲、ウンム・クルスームの「Ya Msaharny (ヤー・ムサハルニー):あぁ眠れない!」を演奏出来た事でした。
この曲にはとても思い入れがあるのです。
3年前に、サウジアラビア企業主催のプライベート・パーティーで演奏を行った時に、パーティー終了後の機材の片づけを行っている最中、主催者がBGMでかけていた曲で、その時、一緒に演奏しに行ったハスィンが曲の解説をしてくれ、何れこの曲をレパートリーにしよう、と話し合っていた曲でした。
ウンム・クルスームの曲は勿論名曲揃いですが、この曲はマカーム・ラーストで作曲されているので、曲調も華やかで、とても楽しい曲です。
ともあれ、サムズ・アップの広い会場とキャパの大きさ、そしてアラディーンの演奏、今後はこの場所を使ってもっと大々的にショーを行っていきたいと考えています。
令和を迎えた新元号時代においても、新たな気持ちで素晴らしいショーを続けて行きたいと思っておりますので、皆様、よろしくお願いいたします。
※写真はイライダさんの御友人から拝借しました。