ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

ベリーダンスと音楽の夜 第九十一夜 後記

2013-12-01 20:12:30 | 音楽
Dsc_0035

昨日は「ベリーダンスと音楽の夜 第九十一夜」でした!

お越し頂きました皆様、真にありがとうございました!

11月はアラディーンの結成月であり、今年も無事に8周年の佳節を、盛大なショーで祝う事ができました。真にありがとうございます!!

今回は、Farasha さんと、そのお弟子さんの、美海さん、Ayaa さん、
Aileen さん、Kamar さん、Romy さん、の皆さんに出演して頂きました。

お弟子さん全員、この日の為に相当な努力を続けられて来たようで、皆、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。

勿論、圧巻はFarasha さんで、ペタシ君と息のピッタリ合ったドラム・ソロを披露してくれたりと、生演奏でのショーと言う意味でも、見応えのある素晴らしいパフォーマンスでした。

さて、ペタシ君に最後に一言喋らせた時に「毎月やるのは、正直しんどいのですが・・・」と語ったように、

毎月、6~7人の編成のグループを纏め上げて、毎回、異なったダンサーとショーを行うのは、本当に簡単な事ではありません。

全員、全て、価値観も考え方も違う訳で、そうなると、このショーに対する思い入れも、それぞれです。

そういう意味でも、8年目を超えたこと、後、9回で100回に達する、この月例イベントに関して、更により良い物にして行こうと決意しました。

とはいえ、振り返ってみれば、様々な困難がありました。

ミュージシャンで言えば、結成当初にいたメンバーは、既に私のみであり(笑)、今のメンバーに倍する以上の人間が入れ替わりましたし、その去った人間の中には、影で散々悪口を言って活動の邪魔をしてきた連中も居た上、

更には、本当に極少数ですが、「ベリーダンスと音楽の夜」と言うショーを、「仕事」と勘違いしてくれるダンサーもいて、「一緒にショーを作る」と言うことが分かっていない人(そういう奴に限って、有名でも大したパフォーマンスをしない)もいて、

時に、なんでこんな奴の為に「無料で」演奏をやってやってるんだろう、と思う時もありましたし(そう思っていても、見に来てくれている人の為に、演奏に手を抜いた事は一度もありませんが。)、

我々の善意に胡坐をかいた様なイベンターとか、親身に色々アドバイスをしてやっていたにも拘らず、手の平を返したような態度をとってきたスタジオの経営者とか、「害をなす」連中は少なくありませんでした。

とはいえ、ほとんどのショーの出演者とは、素晴らしい思い出になるようなショーを作り上げて来れました。

今回のショーの最後に一言話してくれたFarasha さんが「こんなに身近にアラブ音楽を聴く事が出来て、毎月帰って来れる場所があると言うのは、私達ベリーダンサーにとって本当に幸せな事だなと思っています。」とコメントをしてくれたように、

分かってくれている人達は大勢居るわけで、そういう人たちに支えられて、この「ベリーダンスと音楽の夜」は継続できる訳であり、

今後も、良きパートナーシップで、この「ベリーダンスと音楽の夜」に喜んで参加してくれるダンサーの皆さんと共に、盛り上げて行きたいと思います。