まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

ベトナム戦争枯葉剤写真展の準備

2011年03月02日 | ニュース・関心事
小さな歩みですが、虹と緑しずおかフォーラムの若い世代のメンバーとベトナム戦争反対運動に関わった世代が共同でベトナム戦争枯葉剤の写真展の準備を始めていることは既にこのブログでも紹介しています。

今日は「ベトナム戦争と枯葉剤被害びついて」をテーマに、富田英司さん講師に勉強会を開催。参加者は10名ほどですが大半が若い世代。その中で、被害の実態をどう表現するかで障害をもつ人々がこの写真展をどう受け止めるか。

写真という事実を見てもらうことに徹すれば、そうした懸念はないのではないか。ただ事実を知ってもらいたいと。そもそもベトナム戦争での除草剤の危険性はどのようなものか。現在使われている除草剤とどうちがうのか。

写真展のテーマは、悲惨さを訴えるものにするのか、どこに焦点を当てるべきか。戦争、枯葉剤、そして現在の私たちの生活の中の除草剤にどう結び付けたらいいのだろうか。そもそも、除草剤とは、何故作られたのか。

除草剤は、楽をするために「苦役としての労働」から解放されるために作られ、除草剤をさらに使用して効率化するために遺伝子組み換え食品までつくられたこともテーマではないか。農業労働とは何なのだろうか。

今、化学物質過敏症の方々が増えている、除草剤は農薬の一種、殺虫剤など化学物質による健康被害の問題もテーマとなるのではないか。いろんな議論が出てきました。ということで次回は、除草剤の危険性についての勉強会。