厚生委員会の審議が終わりました。どっと疲れました。静岡、清水の両病院長が医療現場からの直接の声尾を議会に伝えたいと2時間の質疑が行われました。非常に刺激あるやり取りがありました。後日報告します。
先ほどの4号機での使用済み核燃料の水素爆発の情報とお伝えしましたが正確には下記の時事通信記事が事実関係のようです。3号機の水素爆発で使用済み核燃料プール内の高濃度放射能性物質が飛散していたようです。
4号機については、火災事故が起こったこと、プ―ル内の水が蒸発して使用済み核燃料の破損=溶融がはじまる可能性があること、5号機、6号機もプル内温度が上昇しているとことを原子力保安院が認めています。
ただ、4号機で火災か爆発かについては報道事態も混乱しているようです。事態は深刻です。私の東京の友人二人は既に東京を離れたとの連絡がありました。どう対処すべきか、人々が自分で考えはじめました。
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高濃度放射能、爆発で飛散=建屋の残骸、敷地内に―福島第1
時事通信 3月15日(火)16時31分配信
東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発3号機建屋付近で15日、検出された毎時400ミリシーベルト(40万マイクロシーベルト)の非常に高い放射線量について、東京電力は同日、水素爆発で飛び散った3号機原子炉建屋の残骸や、使用済み燃料プールの水など高濃度の放射性物質が原因となった可能性が高いと発表した。
同原発敷地周辺の放射線量は、15日午前9時に正門付近で毎時1万1930マイクロシーベルトを記録。その後、午後3時半時点では毎時596.4マイクロシーベルトまで低下した。
経済産業省原子力安全・保安院によると、福島第1原発は1~3号機とも、原子炉圧力容器への海水注入が続いている。15日午前に格納容器の圧力抑制室が破損したとみられる2号機の炉内水位は、同日午後1時時点で、核燃料棒の上端より1.7メートル低いところまで回復した。
また、15日午前に火災を起こした4号機原子炉建屋内の使用済み燃料プールの水の冷却機能が働いておらず、通常40度程度の水温が14日未明の段階で、84度まで上がっていたことも分かった。
深さ約8メートルの同プールには、783本の燃料が入っている。現在の水温や水位は不明だが、高温のままだとプールの水が蒸発して核燃料棒が露出、損傷に至る恐れもあるという。
このほか4号機と同様に運転停止中だった5、6号機でも、使用済み燃料プールの水温がわずかに上昇しているという