まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

3月19日福島県いわき市訪問に参加された市民カメラマンの訴え

2011年03月21日 | ニュース・関心事
下記のメールは一緒に参加された壷阪さんからの訴えです。

※※

今回私は、松谷・宮澤両静岡市議といっしょに福島県いわきや市を訪問し、いわき市議佐藤かずよしさんとお会いし、被災地見学やいろんな お話しを聞かせていただきました。

本日、ビデオを整理して、YouTube動画ように整理する際、もういちど佐藤市議に対するインタビューを整理しました。
それが以下です。

大地震・津波・原発 福島県いわき市は明日の靜岡市だ!3 13分32秒
http://www.youtube.com/watch?v=-BqyzKOCpy4
 
インタビューの最後に、佐藤市議は
「昨年6月に福島第一原発第2号機が、発電機の故障で緊急停止した際、非常用 ディーゼル発電機がすぐに作動せず、あわやメルダウン(炉心溶融)しかけていた が、東電はその原因を単なる部品の故障」と済ましていたことを明らかにしてくれました。

そのことを佐藤さんのブログでも書いていますとのことなので、早速チェックしてみました。
 
地震や津波に襲われたわけでもないのに、「非常用発電機が、今回のように動かなかった」のです。
佐藤市議は、今回の原発事故を地震・津波に天災ではなく、
文字通り「東電の過信」による人災をあると断言しています。

それと同時に、佐藤さんは「私たちがもっと追求をしていたら、今回の事故は食い止められたかと思うと悔しい…」
と言っています。

私たちも、佐藤さんと同じ言葉を言わないように、できることを考え実行しませんか!?

<参考>
風のたよりーいわき市議会議員 佐藤かずよし さんのブログ
佐藤かずよしさん http://skazuyoshi.exblog.jp/ 

2010年 06月 19日
あわやメルトダウン、福島第一原発2号機電源喪失水位低下
http://skazuyoshi.exblog.jp/12828796/

今日19日から、東京電力は福島第一原発3号機の定期検査に入り、9月23日までの間に、安全審査の想定外のMOX燃料を装荷しプル サーマルをはじめようとしています。
しかし、17日午後、第一原発2号機であわやメルトダウンの事故が発生し ました。発電機の故障で自動停止したものの、外部電源遮断の上に非常用ディーゼル発電機がすぐ作動せず、 電源喪失となり給水ポンプが停止、原子炉内の水位が約2m低下、約15分後に非常ディー ゼル発電機が起動し隔離時冷却系ポンプによる注水で水位回復するという、深刻な事態でした。東京電力は事実経過を明ら かにしておらず、真相はまだ闇の中ですが、この事故は誠に重大です。

東京電力は当初、発電機が停止した原因を「発電機そのもののトラブル」と説明していましたが、18 日になり「外部からの電源の供給が何らかの原因でストップしたため保護装置が働いて発電機が止まり、その結果、原子炉の自動停止に至った」と 福島県に報告したといいます。しかも東京電力はこの件を報道機関に発表していませんでした。


2010年 06月 23日
原発電源喪失の情報公開と原因究明
http://skazuyoshi.exblog.jp/12851413/


東北関東被災地に「黒い雨」降る中、朝日テレビでいわき市報道

2011年03月21日 | ニュース・関心事
被災地一円に雨が降っています。「黒い雨」です。放射性物質を浴びないように被災者の方々は見を守ってもらいたいと思います。お伝えしましたように朝日テレビで8:50~15分ほどのいわき市報道がありました。

まさに私達が19日に見て歩いたコースそのものでした。というのも、佐藤和良市議会議員が案内役ですから当然ですが、いわき市の問題をきちんとインタビューでフォローされていました。渡辺市長も訴えていました。

放射能に詳しい学者の方が「野菜の汚染やいわき市の汚染のレベルは大丈夫」とのコメントを何度も繰り返していました。1時間当たり福島市が7,94マイクロシーベルト、郡山市2,54、いわき市0,73。

確かに福島市より安全ですが、だからと言って問題ないというのもおかしな話で、福島原発の核燃料の爆発を警戒しながらいわき市に入るという「恐怖感」は福島市より大きいと思います。支援物資は届けなければなりません。

いわき市に入らないで郡山や福島が安全というのも間違いで、つまり、常に情報を確認しながら活動しなければならないということであり、「微量だから安全」論は謹んで欲しいと思います。消費者も自ら学習が必要です。

マスコミ報道で登場する学者の経歴も是非とも紹介したほうがいいと思います。中には原発を推進する側の企業や研究所に居た方々もいらっしゃるはずです。事故が起きたことへの反省を先ず述べて発言してらいたいものです。