まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

「沖縄はごまかしとゆすりの名人」メア米国務省日本部長の発言

2011年03月09日 | ニュース・関心事
米国務省のケビン・メア日本部長が「沖縄はごまかしとゆすりの名人で怠惰だ」と昨年末のアメリカ大学生向け講演で発言していたことがわかり、沖縄県議会と那覇市議会は抗議決議を全会一致で可決しました。

メア氏は2006年から09年まで駐沖縄総領事を務めていながら「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)は(住宅地に近い)福岡空港や伊丹空港と同じだ」と「世界で一番危険な基地」という日米合意自体を否定。

日本政府は、アメリカ政府に「占領地意識まるだし」のメア氏の更迭を求めるべきでしょう。あるマスコミのコメンテーターの「これが本当のアメリカという国の本音と理解すべきではないでしょうか」は同感です。

ウイキリークスの外交文書の公開を通じてのアメリカの外交担当者たちの信じられないような他国の指導者を罵倒する言葉がそれを物語っています。「広島・長崎」の原爆投下を謝罪しないアメリカの姿と重なります。

9:11の後、02年2月アメリカのアフガニスタン戦争に反対したバーバラ・リー国会議員を日本に招請する為サンフランシスコに出かけた際、反核市民団体メンバーが語った「アメリカ人の無知」の指摘を思い出しました。

日本政府は、無理難題を沖縄に押し付けるのでなく、沖縄の独立=連邦化の道を考えるべきであろうと思います。独立した沖縄との対等な関係構築と共同しての東アジアでの脱アメリカ・基地縮小外交戦略を求めたいものです。