まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

すごいニュースです、菅首相の「原発の新設白紙化表明」

2011年03月31日 | ニュース・関心事
福島原発震災を受けて、東京電力勝俣会長の昨日の「福島第一原発1号機から4号機の廃炉」発言に枝野官房長官が5,6号機も廃炉との見解を表明していました。その流れの中で、菅首相の「新設についての白紙化表明」。

民主党政権の原発推進策、輸出策が今回の原発震災を通して大きく転換する可能性が出てきたことになります。脱原発エネルギーシフトは、まず新設の中止であり、次に現在の原発の段階的廃炉の手順になります。

その一方での自然エネルギー促進法の制定と省エネ・節電、火力・水力の当面の併用です。ここはしっかりと注目です。

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首相、原発増設の白紙化表明 福島第1の全廃炉も

 菅直人首相は31日、共産党の志位和夫委員長と官邸で会談した。志位氏によると、首相は福島第1原発事故を踏まえ、2030年までに原発を現状より14基以上増やすとした政府のエネルギー基本計画について「白紙で見直すことを検討する」と表明。福島第1原発の1~6号機すべてに関しても「廃炉にしないといけない」との認識を示した。

 経済産業省によると、日本では現在、54基の原発が稼働。政府は昨年6月、温室効果ガスの排出削減目標の実現に向け14基以上原発増設を柱としたエネルギー基本計画を閣議決定した。

2011/03/31 16:16 【共同通信】

「原子力発電所入門講座」開催します

2011年03月31日 | ニュース・関心事
この間、会派・虹と緑、民間企業、松風会、虹と緑しずおかフォーラムなど「原子力発電所入門講座」を開催しています。昨日のいわき市報告会で事務局を引き受けてくださった方々が聞くことができなかったとのことでした。

そこで、緊急ですが下記の要領で「入門講座」を開催します。

4月2日(土)14:00から15:30 地球ハウス 参加希望の方は209-5677まで。

佐藤和良いわき市議会議員のブログ「避難所の炊き出し、13トントラック」

2011年03月31日 | ニュース・関心事
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3月30日午後、東京からイタリアンの炊き出しボランティアが津波被災者の多い江名小学校の夕食の炊き出しに訪れました。

広告代理店の方やmangosteenというイタリアレストランの方々です。いわき入りの前日から、160名分の仕込みを行ない、ハッシュドビーフランチや鳥のスープなど本格的なメニューになっています。3週間になろうとする避難所生活で被災者の皆さんのストレスも溜まっています。温かい洋食メニューに被災者の皆さんにも喜んでいただきました。スタッフの方から、これからもケイタリング炊き出しを続けたいというお申し出も受けました。スタッフの皆さん、遠いところありがとうございました。

午後4時には、静岡市からの支援物資が13トントラックで小名浜の小名浜地区災害対策本部に届けられました。先日来市された静岡市議会「虹と緑」の議員の皆さんと静岡市防災課の支援で、静岡市の支援物資が届けられたものです。小名浜支所の職員が人海戦術でで荷下ろしを行ないました。水や紙おむつなどが各地区の民生委員さんなどの手で一人暮らしなどの高齢者の皆さんに届けられます。

静岡市からいわき市民に送られた激励のメッセージ寄せ書きに、市民レベルに強い連帯を感じ皆感動していました。運転手さんもご苦労様でした。静岡市のみなさん、ほんとうにありがとうございます。


太陽光発電システムを備えた仮設住宅

2011年03月31日 | ニュース・関心事
3月22日最終本会議の夕方、今回の東北関東大震災支援オークションを開催した宮澤議員の友人である若手経営者企業での「原子力発電のしくみ」に関してのパワーポイント使った講演を依頼され発言の機会を得ました。

震災で原発震災を受けた方々への想いと原子力発電所への疑問を持つ人たちが大きくうねりだしている感じです。昨日の共同通信で、原発の維持派と脱原発派は拮抗していますが、おそらく今後大きな変化が予測されます。

その講演のあとの懇談で、原子力に頼らない、東京電力に頼らない、仮設住宅はできないものかが議論となり、蓄電池システムがあれば十分に可能のはず、と。ところがその蓄電池システムの技術の一番が東京電力。

三島市で静岡ガスと東京電力で共同開発した住宅団地で蓄電池導入に消極的だったと聞いたことがありますが、ここは大きな転換が求められます。太陽光仮設住宅をまず、普及させることからからエネルギーシフトの転換です。

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東芝、仮設住宅用に太陽光発電・省エネ家電を寄付
レスポンス 3月30日(水)19時38分配信

東芝グループは、東日本大地震の被災者の仮設・復興住宅向けに、太陽光発電システムと省エネ型家電機器100世帯分を無償で提供すると発表した。

被災地も電力不足で、計画停電の実施が予想される。同社グループは、仮設住宅などに住宅用太陽光発電システム、蓄電池システムと、液晶テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、LED照明といった省エネ家電機器を組み合わせることで、電力需要がひっ迫しても、家庭でのエネルギー管理が可能なシステムとして提供する。

今後、被災地での仮設住宅、復興住宅に関する行政の具体的な計画に併せて、同システムを提供していく。省エネ家電機器については、行政からの要請に基づいて追加提供することも検討する。

心を一つにして「浜岡原発止めよう」市民パレードの提案

2011年03月31日 | ニュース・関心事
3月16日からはじまった「虹と緑しずおかフォーラム」呼びかけの街頭での「被災地を励まそう、みんなで」「止めるなら今、浜岡原発」「福島原発震災のいわき支援」の活動が青葉公園や109前など毎日続いてきました。

そして3月19日の宮澤・まつやによるいわき市への支援物資と現地訪問を市民レベルで報告しようと企画された本日の市民文化会館での集会。30名の第2会議室が入れ切れず急遽、60名の第一会議室に変更しての開催。

勿論満杯。下記の進行に従って次々に報告がありましたがそれぞれにとても感動する場面がいくつもありました。そして、今後についてのやりとりは質問、意見など次から次に出されて時間不足、熱気が満ち溢れていました。

勿論その中身は多角的、多彩でありながら共感に基づく合意がうまくハーモニーするかのような流れ。そして「エジプトでも何月何日に集まろう、と呼びかけ予想もしないようなことがおきた。浜岡でも出来るはず」と若者発言。

ということから一挙に4月24日市民パレードへの合意。既に多くの団体が浜岡原発立地・周辺区域への連続したキャンペーン、原発技術者・識者講演による学習、いわき市支援、知事へのfax、中部電力への申し入れ等多彩。

多くの団体への参加呼びかけを「虹と緑しずおかフォーラム」で働きかけていきたいと思います。

※※報告会での進行とレジュメ

福島県いわき市支援―現地報告        2011年3月30日
 「被災地を励まそう、みんなで」「止めるなら今、浜岡原発」

<進行>
   司会 下村大和
1、あいさつ  富田英司   
2、原子力発電所のしくみ       松谷 清
3、いわき市訪問報告         宮澤圭輔
4、いわき市被災地映像報告      壷阪道也
5、いわき市静岡支援物資搬出映像   下村大和
6、今後の支援と浜岡原発止めるアクション 意見交換

 資料(1)東北関東大震災・原発震災救援基金
    91万6285円(銀行振り込み 66万1500円、
街頭募金など 25万4785円)
      支出 第一陣 40万円ほど(詳細は後日)

 資料(2)3月11日昼休みランチトーク
  3月16日、17日、18日、19日、20日、23日、24日、
25日、26日、27日、28日、29日、30日

 資料(3)支援物資
  3月19日 水など中心 6トンくらい 災害対策本部
        山崎運輸、カシイ産業、ダイドードリンクさんの協力
  3月28日 東日本災害支援市民会議(仮称) 福祉施設鹿島荘
         飲料水(10ℓ100ケースナド)など
  3月30日 みどりの未来からの紹介 広告製作関係者のケイタリング
         江名小学校避難所160人
  3月30日 静岡市による水など13トン(宮澤議員働きかけ) 
  
 資料(4)いわき市支援第2弾
  4月4日~9日の間のどこかで
   参加予定者 牧之原市の若者、牧之原市市議会議員、山登り関係者
         虹と緑しずおかフォーラム
   宿泊先予定 水道60%回復、電気あり、2つのビジネスホテル紹介
   放射性物質対策など注意が必要
 資料(5)いわき市の今後について
  水道水の汚染に対する子どもたちへの水の提供
  現段階で500ml20本入り24ケース 水道局で確保されている

 資料(6)4月3日(日)福島原発震災支援対策意見交換会
        呼びかけ 反原発運動連絡会議
      13:00 総評会館(お茶の水駅近く)
  虹と緑しずおかフォーラム(松谷)からの問題提起たたき台
1、 避難指示区域の拡大議論
2、 放射性物物質による汚染の危険性議論
3、 脱原発科学者による調査団派遣
4、 福島原発大震災 「最悪シナリオと最善シナリオ」の提示
5、 復旧・復興プランに向けた財政計画の提示
6、 脱原発エネルギーシフト計画の提示
7、 福島県メーデーなど地元での被災地支援と脱原発キャンペーン
8、 全国での被災地支援と脱原発キャンペーン

 資料(7)止めるなら今、浜岡原発
1、 Stop 浜岡原発震災キャンペーン 署名活動
 連絡先 虹と緑しずおかフォーラム
2、 各団体連携での各種の学習会
3、 浜岡原発を考えるネットワーク総会 広瀬隆さん講演
共催の呼びかけがある
4、 街頭キャンペーン 募金活動含め
 4月1日までは継続だが
5、 市民パレードの準備

 資料(8)市長選挙候補者に
1、 原発震災対策盛り込んだ静岡市の防災計画の策定
  現在は10キロ範囲だけ
2、 浜岡原発の停止 津波対策ができるまで、東海地震が起きるまで 原発の廃止
3、 二元代表制の原則 「なれあい」「協調」でなく「緊張」


 
   
        

静岡市からいわき市に支援物資満載の13トントラック

2011年03月31日 | ニュース・関心事
本日の朝9:00から福島県いわき市に向かう静岡市民から集まった支援物資のトラックへの荷積みが集積場所であるツインメッセで行われるということで「虹と緑しずおかフォーラム」事務局長の下村君とビデオ撮影に行きました。

会場には既に8:40から市民ボランティア20名くらいの方々と静岡市危機管理課担当者との打ち合わせミーティング始まっていました。下村君張り切ってビデオ撮影準備。私はそばでNHKアルバイト時代を思い起こしていました。

三脚使って撮影、ボランティアの方々の動きの撮影、支援物資のアップなど5分以内でのニュースになるようにと「ああだ、こうだ」と言ってしまいました。下村君も大弱りだったと思いますが、何とか6分くらいにうまく編集。

16;00くらいにいわき市小名浜支所についたとのことで佐藤さんから留守録。「到着した支援物資は、ボランティアの皆さんや市職員の方々みんなで荷おろしをしました。本当にみんな喜んでいました」とていねいな言葉。

まだまだはじまったばかりのいわき市支援の輪。放射能汚染区域となってしまったいわき市でおきていることは明日の静岡市で起きてくることに重なります。いわき市の苦悩を浜岡原発ストップに結びつけていきたいものです。