まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

明日は、ドイツの緑の党・ジルビア国会議員が「浜岡→地質→砂丘→川勝知事→市民交流会へ

2011年05月18日 | ニュース・関心事
11:02に掛川駅に到着。1時間くらいかけて12:00浜岡原発PR館へ、中電への申し入れ→地盤→砂丘の見学を牧之原大石議員の説明を受けます。食事の時間がどうなるか微妙ですが、13:30御前崎市役所で副市長と面談です。

中部電力は15:00なら会えるといってきましたが、16:30からの川勝知事表敬訪問スケジュールがあり調整は困難です。14:00をお願いしていたわけで、中電の誠意を疑います。この時期だけに会ってほしかったです。

16:30からの川勝知事訪問ですが時間は15分。ジルビア議員は、浜岡停止前にドイツで停止を求める知識人や市民団体など幅広いメッセージがありどうしても知事に届けたいとしてきましたが、新たな事態の中でどうするべきか。

当然、届けることになると思います。18:30から労政会館において市民交流会です。一体どれくらいの人が集まってくれるのか、まったく想定できません。というか、今回はいわゆる参加要請を個別にはしていません。

いずれにしてもドイツからみた日本=「フクシマーはまおか」、ドイツでの緑の党が脱原発軸にどのように形成されてきたのか、そして、今回のフクシマ原発震災がバーデン州でどのように影響を与えたのか。

とにかく、明日が楽しみです。

浜岡原発停止後の御前崎市長の街づくり構想

2011年05月18日 | ニュース・関心事
大津波による非常電源の喪失による原発震災の一部に過ぎず、津波が来る前に圧力容器の圧力が急激に下がり、職員が冷えすぎては困ると手動で冷却水を止めた、そのことがその後の大惨事につながた、とのニュース。

これって一体何なのでしょうか。2か月もの間、大津波による原発震災と国民に信じ込ませてきた責任は、東京電力なのか、マスコミなのか、政府なのか、官僚なのか、信じられないような日本という国の実情です。

勿論、私たちの信頼する技術者、専門家の方々は当初より地震動による冷却系配管の破断を指摘し続けてきました。こうした中で世界の「フクシマ」がどこに向かうのか。世界の「ハマオカ」がどこに向かうのか。

「フクシマ」から変わる日本、「ハマオカ」から日本、こんなことを考えていたら下記の中日新聞ニュースです。御前崎市長の変わり身の早さなのか、新たな希望への出発なのか、大いなる注目です。

※※
■新エネルギーの拠点を誘致 御前崎市長が浜岡停止で構想
2011年5月17日 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110517/CK2011051702000154.html
 中部電力浜岡原発の地元、御前崎市の石原茂雄市長は16日、中日新聞の単独インタビューに応じ、浜岡原発の全面停止を受けて「原発のみに頼らない、新たな方向性を示す時期」と述べた。市が進めてきた原子力施策を見直して、新エネルギーの普及につなげる新たな施策を推進する考え。中電などと協力して原子力以外の新エネルギーの発電施設や研究機関の誘致を目指すという。

 石原市長が市内への誘致を想定するのは、風力発電施設▽新エネルギーに関する研究拠点▽放射線を利用した医療研究機関-など。これらが実現すれば、市の海の玄関口、御前崎港や静岡空港(島田・牧之原市)を活用した新たなまちづくりに可能性が広がり、石原市長は「これからは『新エネルギーのまち』を看板に掲げたい」と力を込めた。

 新エネルギーの推進について中電の水野明久社長と意見交換したことも明らかにし「市民の生活を守るためにも実現させたい」と意欲をみせた。

 同市内の風力発電は、これまでに中電が風力発電用の風車11基(計2万2000キロワット)を建設し発電している。市は今後、新たな建設用地の選定を進めるという。
 御前崎市は合併前の旧浜岡町時代の1967年、原発を受け入れ、合併後も原発を柱としたまちづくりを進めてきた。しかし、福島第一原発事故で原発の安全性に疑問が生じたうえ、浜岡原発の全面停止で地元の経済や雇用、風評被害への対策が喫緊の課題に。市の貴重な財源となっている原発関連の交付金は全額交付が約束されたが停止が長引けば財政難におちいる可能性もある。