まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

河村名古屋市長の住民基本台帳ネット離脱の姿勢と原口総務大臣

2010年01月12日 | ニュース・関心事
河村たかし名古屋市長が住民基本台帳ネットワークからの離脱を予算編成過程で市幹部に求めているとの情報が飛び交っています。現在、住民基本台帳ネットワークから離脱している市町は東京都国立市と福島県矢祭町の二つだけです。

横浜市の離脱準備から妥協に入った経緯の中で河村名古屋市長の動きは、国会議員当時から徹底してこのネットワークに反対の中心人物であり、民主党も廃案を数回にわたって提出してきたことからして十分にありうる選択です。

こうした中で原口総務大臣が昨年のマスコミ取材に住民基本台帳の選択性を提起したことは、河村市長の動きと重ねると住民基本台帳ネットワークと社会保障番号導入による国民葬背番号制の民主党のマニュフェストに波乱要因です。

今日、住民基本台帳に関わる市民グループの会合に他の仕事しながらの不謹慎参加しました。2月に名古屋開催が予定されている住民基本台帳ネットに反対する全国交流会に向けての熱い息吹を感じてしまいました。

まずは、たったの15987枚の住民基本台帳カードのためにどれだけのシステム維持費がかかっているか、調査しようという所から始まります。市民グループの活動に大いなる期待をしたいと思います。勿論、側面支援はしなければなりません。




韓国民団2010年新年会

2010年01月11日 | ニュース・関心事
1910年の韓国併合から100年、日本と韓国の新たな歴史的関係を作り出す最初の年となる2010年の韓国民団新年会は与野党国会議員入り乱れる参加で熱気に満ちた雰囲気の中で開催されました。そして、日米安保50年が加わります。

来賓挨拶が1時間20分に渡って繰り広げられました。いうまでもなく主要なテーマは地方参政権問題。全国で参政権を認めるなという排外的な主張が「ジェンダーバッシング」と似た形で強まっており、来賓のキム・ヤンギ先生が強調。

国会議員の現職は公明党大口衆議院議員と民主党牧野衆議院議員。それぞれに成立に向けた決意が述べられ、特に牧野議員が公職選挙法改正特別委員会委員長ということもあって内閣提案となる法案の成立は極めて現実的という印象。

2010年の国際外交がどんな形で進展していくのか、足元の現状を実感した新年会でした。

しずおか市民焼酎「富厚里」お披露目会

2010年01月10日 | ニュース・関心事
さつまいもの苗700本から494kgの収穫があり720ml入り486本の30%焼酎が出来上がり、お披露目会がもくせい会館で40人「醸し人」の参加のもと開催されました。とても香りがよくラベル「富厚里」の字がすばらしく一級品として流通できる代物。

もともと「地域シゴト」3期生の一グループによる試みで「富厚里FC」が富厚里の農家の佐藤さんの積極的な地域活性化の意志に支えられ、都市部のボランティア活動と一体化されて出発したのが2008年、遅々たるものだったようです。

しかし、それが今日のような形で市民の公益的な活動が媒介となり「富士正」酒造さんの協力を得て完成品となりました。FCとはFRIENDOSHIP,FARMERS,FAMILY,
富厚里FANの4つのFとCLUの意味が込められているとのことです。

活動は市民農園を中心とした活動、山田長政史跡保存活動、だいらぼうの自然を活かした活動の3本柱で1年間継続して地道に展開されています。私も「地域シゴト」3期生であったこともありイモ堀には「昔とった杵柄」?気分で参加しました。

「足引っ張り」?状態でありました。ほんの少しだけボランティアでしたが、しっかりと焼酎でのほろ酔い気分で帰ってきました。すばらしいです。「地域シゴト」の学校からこんな事業プランが今回の試みで継続するとしたら。

とにかく、続けること!今年もサツマイモ何とか頑張りたいものです。FCの皆さんの活動に敬服です!!


恒例の地元町内会のどんと焼き

2010年01月09日 | ニュース・関心事
恒例の地元町内会のどんと焼き。小正月の風物詩ですが、年男、年女による点火でとか堅苦しいものではなく、役員の方々の準備で、防災用の小型放水機のエンジンをかけてのこじんまりしたものです。

公民館では子ども会によるもちつき。しめ飾りを持ってこられた方々に振舞います。7臼もつくのですが、私も加わりました。結構の運動量です。「松谷さんは口で仕事する人だから、こうやって体動かした方が良い」の掛け声も?!

さ、2010年、頑張らないと。

菅財務大臣の就任!

2010年01月07日 | ニュース・関心事
各新聞社の1面トップはいうまでもなく菅財務大臣の就任。首相の早い決断は危機感の表れでもあり、民主党のトロイカ体制の再確立ともいえます。戦略室の役割不透明状態が続いていただけに、今回は菅財務大臣の登場は大いに歓迎です。

元旦NHK特集番組で政権交代後の2010年を占う「暮らし、経済の成長戦略、日米関係はどうなるのか?」をテーマに、コピーライター…マエキタミヤコ, 宮崎県知事…東国原英夫, 慶応大学教授…金子勝さんらをゲストに論戦。

菅さんと金子さんは本来同じ陣営ですが、金子さんの「マニュフェストにあるグリーンニューデュールが全然取り上げられていない、官僚主導」との批判に菅さんの「ちゃんと取り入れている」との対応でしたが険しいやり取りが気になりました。

論点は成長戦略めぐる「緑の成長経済」=持続可能な経済戦略とは何か、であったと思うのですが、そこが不鮮明となっている2010年予算編成への金子さんの苛立ちと思います。菅財務大臣、国会論戦の中で何を主導するのか。期待!期待!です。


川勝静岡県知事VS小嶋静岡市長、静岡・清水商工会議所合同賀詞交換会

2010年01月06日 | ニュース・関心事
日本平ホテルに静岡・清水商工会議所合同賀詞交換会に500人。私は、このホテルでの参加は初めて。静岡・清水商工会議所会頭の松浦・杉山両氏、来賓の県知事、静岡市長、国会議員、県議会議員など1時間という大スピーチにちょっと唖然。

それにしても、4日の東静岡地区への多目的アリーナ誘致をめぐる県知事と静岡市長の対立が華々しく報じられていただけに二人がどんなスピーチをするか大いに注目されました。なかなかの二人の闘い、火花散る舌戦に・・・・・。

川勝知事は、先ずは日本平ホテルから見える富士山を褒め称えながら2月23日の富士山条例制定の意義を語り、直接の言及は避けながらも、西部、志太榛原、中部、東部、伊豆のそれぞれの特徴を紹介しながら静岡県が持つ潜在力を力説。

小嶋市長は、旧清水、旧静岡の商工会議所の合同の賀詞交換会を提案した川合・山田両会頭の先見の明を褒めたたえながら着実に歩んできた合併の経過を一つづ成果として語り、最後に東静岡をめぐる県・市の合同会議に言及。

県知事は、ガンダム到来を語って多目的アリーナには触れず、静岡市長は県との合同会議で多目的アリーナ推進の立場を表明。幻になったはずのアリーナ、静岡市の巻き返しの意志の強さを再確認させられた会でもありました。

合同会議での双方の対立が予想されますが、せっかくの会合、是非とも公開でやっていただきたいというのは私だけではないはずです。多いなる監視が必要です。

藤井財務大臣の辞意

2010年01月05日 | ニュース・関心事
藤井裕久財務大臣が今日の初閣議の後に鳩山由紀夫首相に健康不安を理由に辞意を伝えたというニュースを見ました。昨年暮れから検査入院をしていて「その結果を尊重するという」流れでの辞意表明のようです。

小沢幹事長との確執説ある中、鳩山首相にとってまたまた頭の痛い話です。大臣級の野田佳彦副大臣もおり人材に乏しいわけではありません。しかし、藤井大臣の人柄とわかりやすい話しぶりに庶民人気の高さを考えると悩ましい問題です。

正月元旦に読売新聞は小沢幹事長の土地購入にまつわる検察の動きを1面トップで伝えました。産経新聞は、陸山会の04年での土地購入費に4億円に関するいきさつを詳しく報道しています。一つの傾向性帯びた報道かと印象でした。

しかし、その後に検察の動きに関する報道を各紙に観ていくと何かが始まっていることを予感します。田中角栄元首相の「闇将軍」といったイメージが付きまといますが、小沢幹事長は「犯罪人」ではありません。検察のきな臭さも感じます。

こうした中での藤井氏の辞意。鳩山首相、18日の通常国会を前に波乱含みの新年幕明けです。しかし、闘い、権力闘争とはそうしたものです。私達、太平洋側での生暖かな1日とはうって違った日本海地方、厳しいカンパが襲っています。

日本海側も太平洋側も同じ日本、鳩山首相のバランス感覚に期待して、嵐の政治戦、国会に突入しいって欲しいものです。

※写真は初せりの風景です。


川勝平太静岡県知事の決断を支持!

2010年01月04日 | ニュース・関心事
今日から官庁は仕事始め。年頭の記者会見で川勝県知事は、あの地域に体育館が必要という関係者の強い要望、隣接地への建替えなら体育館とのつなぎがスムーズ、として、東静岡地区への多目的アリーナ建設は行わない、と述べました。

「そこが(静岡学園跡地)最適という現場の声を聞いた」とする川勝知事の決断に小嶋市長は不快感を表明。「県が決めれば出来ることだけど、具体的な協議にも入らないうちに知事の指示として出たとしたら甚だ遺憾」と。

1月2日のブログでも表明していますが、この川勝知事の決断を歓迎し支持します。一昨年の静岡商工会議所はじめ関係団体の誘致運動自体が突発的で、119名というパブリックコメントで市民の意見を聞いたとする決定自体に無理がありました。

小嶋市長は、幹部職員に「新しい総合計画がスタートする年だが、新政権下で財源構成が大幅に変わることが予想され、具体的な事業計画の作成は1年遅れになる」と述べましたが、この際、東静岡のコンセプトを考え直すべきです。

知事が「関係団体とは円満に解決したい」と冷静な対応をしようとしています。政権交代は県政でもおきたのであり、県有地への「大学の街」「若者の賑わい」を取り戻すべく「コンソーシアム」構想の提起を真摯に受け止める必要があります。

区画整理事業は2012年です。そこまでのスケジュールの中で改めて市民に開かれた市民参加に基づく計画作りに着手しなければなりません。まさに来年の市長選挙の政治争点として打ち出すことこそが小嶋市長の使命といえます。

※ 写真は年末に続く新年の炊き出し

若者が考える日本と世界のつながりー朝日新聞新年企画の「新しい社会分析」に重なる

2010年01月03日 | ニュース・関心事
以下の企画が2団体の方々によって準備されています。今からスケジュールを押さえていただけると嬉しいです。

朝日新聞新年連載企画として「社会は動く 世界と」、島田市のアフガン医師のレシャードさん、中国での東芝パソコン生産ライン、飯田市のLED生産コスト削減、等「政権交代を横目に社会は古い衣を脱ぎ捨て始めた」の問題意識に重ねてもらうと興味が湧いてきます。

期日 1月29日(金)時間 18:30~21:00
会場 アイセル21 4階会議室
報告 高島和音さん(2007年1月~2009年1月 ドミニカ青年海外協力隊員(母子保健事業) 2009年4月~11月 NGO「地球のステージ」東チモール・母子保健支援プロジェクトマネージャー
主催  アジアを考える静岡フォーラム
    青年海外協力隊静岡県OB会
後援  静岡市国際交流協会

※「若者が考える日本と世界のつながり」企画書

1、 講師の高島和音さん(保健師)がドミニカに出発する前の2006年12月に「今「コクサイキョーリョク」が気になる~青年海外協力隊・ドミニカに向かう若者と語る~の集い」を開催しました。

2、 その集会では、JICA地球広場の佐藤真司さんが、今現在、世界77ヶ国に2505人の青年海外協力隊が派遣されている現状に対する参加者の認識アンケートを行いながら、96年-99年のドミニカ経験及び帰国後の協力隊員の課題について報告しました。

 県立大学で虎頭恭子さんは、2001年-2003年ホンジュラスのエルパライソ県テウルセルティ(天国という意味)=医師常駐の保健所での経験をもとに、誰が主体かー「してあげる」活動でなく「一緒に行う」提言など、問題提起されました。

 これを受けて高島和音さんから、何故、青年海外協力隊でドミニカ共和国なのかについて、両親の生き方にも影響されながら、大学時代の海外訪問や長野県の地域医療など経験する中で学んだ結果であったことが語られました。

 議論は、2年は短いが3年は長い?自分一人で頑張るのでなくみんなの力を活用、治安、危機管理、現地での支援活動の6ヶ月後、20ヶ月後のフォロー、長野県駒ヶ根での研修、相談できる人の現地発掘など多くの観点での議論がありました。

 そして、まとめとして、これだけの若者が国際協力活動に携りながら、何故、そのことが帰国後にキャリアとして認知されないのか、日本社会の閉鎖性を改めて認識させられました。また、私達、親の世代や、団塊の世代が彼らとどう向き合えるのか、課題を残しつつ高島和音さんの壮行会となりました。

3、 このディスカッションから3年、あらためて「若者が考える日本と世界のつながり」について高島和音さんからの報告を受けて参加者で意見交換します。

4、 更に高島和音さんは、09年1月に帰国、3月にNGO「地球のステージ」の東チモールでの「母子保健支援事業」スタッフとして8ヶ月間活動してきました。11月17日には現地で活動するアメリカ人医師団さんらの松村静岡副市長表敬訪問のサポートもされています。

市内ではいくつかの中学校で「地球のステージ」代表の桑山紀彦さんの音楽ライブ講演会活動が継続的に開催されていますので、静岡市の中での国際協力についてのネットワークの深まりを期待しているところです。

高島和音さんのプロフィール

1980年 静岡市に生まれる。
  竜南小学校、観山中学校、東高校、国際医療福祉大学を卒業。
2003年 東京医科大学八王子医療センターで救命救急にたずさわる。
2007年 JICA青年海外協力隊員としてドミニカ共和国の母子保健事業に従事。
2009年 NG0「地球のステージ」の東チモール母子医療支援事業に従事。
2009年11月 帰国する。




東静岡・多目的アリーナ誘致計画は幻に!

2010年01月02日 | ニュース・関心事
※ 写真は、3月7日の駿府マラソン10キロ出場のためにまず走り込みと駿府公園まで走ったところです。タイムは1時間オーバー、トレーニング不足を解消として今年こそ50分を切れるように、が目標です。

元旦の静岡新聞スクープ記事ー「東静岡で大学共同講座 駅南側県有地 県「コンソーシアム」構想 学・住一体化目指す」そして社会面に「耐震に不安草薙体育館 静学跡地に移転新築へ JR東静岡 県、アリーナ見送り」。

報道から東静岡地区への多目的アリーナ誘致計画は幻となることが明らかになりました。12月21日付け「まつや日記」で紹介しましたが、この87haの東静岡地区には、県有地2,5haと市有地2,5ha含む4箇所11haの空地があります。

県有地の開発コンセプトをどうするかが県としてはまず問われ、京都駅前の「大学コンソーシアム京都」をモデルに、「大学ネットワーク静岡」「県西部高等教育ネットワーク会議」の協力を得て県「コンソーシアム」構想を目指すとのことです。

そして、草薙体育館については、移転する静岡学園体育館をサブアリーナとして活用すること含め学園敷地に建設することを決めたとのこと。さて、問題は、この決定を受けて静岡市、静岡市議会がどうするかが、問題となります。

市民グループも同じと思いますが、会派「虹と緑」としては、この県の決定を大歓迎します。あらためて、東静岡地区の今後を市民参加方式で新プランをつくりあげていかなければなりません。県側のコンセプトは一つの新条件です。

このテーマは、乱立が予想される来年の静岡市長選挙の政治争点となります。昨年の7月の静岡県の政権交代、8月の国の政権交代、今度は静岡市の番です。7月の参議院選挙を媒介に候補者を何としても擁立していきたいと思います。

静岡市長選挙での候補者の擁立、これが私にとって新年の最大の課題となります。今年もよろしくお願い申し上げます。