場所:加太沖
条件:大潮 6:15満潮
潮流:6:32 上り3.1ノット最強 10:15転流
釣果:ハマチ4匹 ホウボウ1匹
今日は3ヶ月に1回、病院の整形外科に受診に行く日なのだけれども、昨日の予報では風もなく、雨が降り出す時刻も遅くなってきた。本当はワカメを採りに行ってそのあとに病院に行こうと思っていたのだが、数日前からの予報で雨が降るのはわかっていたのでおとなしく病院に行こうと思っていた。しかし、風も波もなくてとなるとそうは言っていられない。夜には雨が降ってくるのは確実なのでワカメは干せないが釣りには行ける。
この病院はついこの前、コロナ感染者のクラスターが発生したところなので用心して今は行かないほうがいいなどと日ごろほとんどマスクもしないわりに殊勝な言い訳を考えて釣りに行くことに決めた。
最後に見た予報では午前10時過ぎには雨が降ってくる。それでも潮が流れている時間帯はずっと釣りができるはずだ。
できるだけ早く出発しようと午前5時過ぎに家を出たけれども、あと10日ほどで春分となると夜明けは確実に早くなっている。
気温は高めだということで薄着をしてきたらかなり寒い。油断をしてしまった。
現地に行ってみての判断だが、今日はとにかく真鯛に的を絞って釣りをしようと考えている。サビキ仕掛けを封印してずっと高仕掛けでねばるつもりだ。
朝一は四国沖ポイントで様子を見ようと思っていたが船団は第1テッパンポイントにできていた。僕も船団の端のほうからスタート。
アタリは間もなく出た。真鯛でもなく青物でもない微妙な引きで上がってきたのはホウボウだった。40センチあまりの大きさだろうか、そこそこいい型だ。
おなじようなところを行ったりきたしてハマチを2匹追加。潮がゆるくなってきているので少しづつ北上する。ナカトシタと第1テッパンポイントの間くらいの場所まで流れてきたときにまたアタリ。小さなアタリがあって、そのあとの食い込みがなかったがなんだか違和感だけは残っている。試しに合わせてみると魚が乗った。すこし大きそうだ。今日のハリスは3.5号なので無理をせずにゆっくりやり取りをすると少し型のいいハマチが上がってきた。しかしこのハマチ、長さからするともっと引きそうなものだが意外とおとなしく上がってきた。そしてなんだかちょっと痩せている・・。
4匹目のハマチを釣り上げたころには潮はほぼ止まっていて船は北風に押されて南に向かって流されている。そして相変わらず寒い。予報では南寄りの風だとなっていたけれども終始北からの風が吹いている。それも午前9時半を過ぎたころからかなり強くなってきた。足元からも風が入ってくるしネックウォーマーも持ってこなかったので首回りも冷たい。これでは体も持たないと思い午前10時に終了。
ホウボウが釣れたので半身はワイン蒸しにしようと薬味用にノビルを採りに港の近くの山に行ってみた。
展望台のあった山の中腹に1か所、ノビルが生えている。昔よくタラノメを採りに入ったところだ。タラの木は荒らされてしまったがノビルは採る人もなく今でもちゃんと生えている。少し辛味のある味はいいアクセントになるかもしれない。
今日はなんだか変な天気だ。沖では相当寒かったけれども港に戻ると薄日が差してきた。カッパを着たまま帰り支度をしているとすぐに汗が出てくる。かと思うと、ワイン蒸しを作るためにワインやアサリを買うために港の近くのスーパーをはしごしていると雨が降り始めた。
ハマチの大きいほうの片身は刺身にしようと開いてみると、何やらグロテスクな虫が出てきた。生煮えの春雨を少し赤く染めたような形でゆっくりクネクネ動くさまがかなりグロテスクだ。引っ張るとズルズルっと出てきて、取り出した場所にはぽっかりと穴が開いている。たまに小さな虫が入っていることはあるけれども、こんなに大きなものを見たのははじめてだ。こういう時はSNSでつぶやいておくと答えを返してくれる人が必ずいる。これは通称、「ブリムシ」というそうだ。大きなハマチにはけっこう入っていることが多く、これが気持ち悪くて釣っても逃がして帰ってくる人もいるそうだ。
正式名称は、「ブリ糸状虫」というらしい。ネットで調べてみると一応無害で、アニサキスと違い万が一食べたとしても悶絶することはないそうだ。
それならばとほかにも入っていないか調べながら刺身にして家族には内緒で皿に盛りつけた。
目視ではおそらく大きいブリムシのほかに小さいのと細切れになったのと合計3匹見つけた。それを取り除くとやっぱり身の中にポッカリと穴が開いている。
刺身は普通のハマチの味がするのだが、こんな虫を見てしまっている僕だけはなんだか違う味がしていそうな感じがした。
そんな虫を抱えていては魚の元気がないはずだ。胃の中も空っぽだったところを見ると、哀れこのハマチは体が弱って食べるものも食べられずなんでもいいから食べ物が欲しいと僕が下したビニール片に食らいついてしまったのだろう。ハマチくんには申し訳ないことをしてしまった・・。
しかし、真鯛が釣れない。春先はなかなか釣れないというところではあるが、年が変わってからも全然釣れていない。真鯛はどうやったら釣れるのだろう・・。
暖かくなるまでに1匹は釣りたいものだ・・。
条件:大潮 6:15満潮
潮流:6:32 上り3.1ノット最強 10:15転流
釣果:ハマチ4匹 ホウボウ1匹
今日は3ヶ月に1回、病院の整形外科に受診に行く日なのだけれども、昨日の予報では風もなく、雨が降り出す時刻も遅くなってきた。本当はワカメを採りに行ってそのあとに病院に行こうと思っていたのだが、数日前からの予報で雨が降るのはわかっていたのでおとなしく病院に行こうと思っていた。しかし、風も波もなくてとなるとそうは言っていられない。夜には雨が降ってくるのは確実なのでワカメは干せないが釣りには行ける。
この病院はついこの前、コロナ感染者のクラスターが発生したところなので用心して今は行かないほうがいいなどと日ごろほとんどマスクもしないわりに殊勝な言い訳を考えて釣りに行くことに決めた。
最後に見た予報では午前10時過ぎには雨が降ってくる。それでも潮が流れている時間帯はずっと釣りができるはずだ。
できるだけ早く出発しようと午前5時過ぎに家を出たけれども、あと10日ほどで春分となると夜明けは確実に早くなっている。
気温は高めだということで薄着をしてきたらかなり寒い。油断をしてしまった。
現地に行ってみての判断だが、今日はとにかく真鯛に的を絞って釣りをしようと考えている。サビキ仕掛けを封印してずっと高仕掛けでねばるつもりだ。
朝一は四国沖ポイントで様子を見ようと思っていたが船団は第1テッパンポイントにできていた。僕も船団の端のほうからスタート。
アタリは間もなく出た。真鯛でもなく青物でもない微妙な引きで上がってきたのはホウボウだった。40センチあまりの大きさだろうか、そこそこいい型だ。
おなじようなところを行ったりきたしてハマチを2匹追加。潮がゆるくなってきているので少しづつ北上する。ナカトシタと第1テッパンポイントの間くらいの場所まで流れてきたときにまたアタリ。小さなアタリがあって、そのあとの食い込みがなかったがなんだか違和感だけは残っている。試しに合わせてみると魚が乗った。すこし大きそうだ。今日のハリスは3.5号なので無理をせずにゆっくりやり取りをすると少し型のいいハマチが上がってきた。しかしこのハマチ、長さからするともっと引きそうなものだが意外とおとなしく上がってきた。そしてなんだかちょっと痩せている・・。
4匹目のハマチを釣り上げたころには潮はほぼ止まっていて船は北風に押されて南に向かって流されている。そして相変わらず寒い。予報では南寄りの風だとなっていたけれども終始北からの風が吹いている。それも午前9時半を過ぎたころからかなり強くなってきた。足元からも風が入ってくるしネックウォーマーも持ってこなかったので首回りも冷たい。これでは体も持たないと思い午前10時に終了。
ホウボウが釣れたので半身はワイン蒸しにしようと薬味用にノビルを採りに港の近くの山に行ってみた。
展望台のあった山の中腹に1か所、ノビルが生えている。昔よくタラノメを採りに入ったところだ。タラの木は荒らされてしまったがノビルは採る人もなく今でもちゃんと生えている。少し辛味のある味はいいアクセントになるかもしれない。
今日はなんだか変な天気だ。沖では相当寒かったけれども港に戻ると薄日が差してきた。カッパを着たまま帰り支度をしているとすぐに汗が出てくる。かと思うと、ワイン蒸しを作るためにワインやアサリを買うために港の近くのスーパーをはしごしていると雨が降り始めた。
ハマチの大きいほうの片身は刺身にしようと開いてみると、何やらグロテスクな虫が出てきた。生煮えの春雨を少し赤く染めたような形でゆっくりクネクネ動くさまがかなりグロテスクだ。引っ張るとズルズルっと出てきて、取り出した場所にはぽっかりと穴が開いている。たまに小さな虫が入っていることはあるけれども、こんなに大きなものを見たのははじめてだ。こういう時はSNSでつぶやいておくと答えを返してくれる人が必ずいる。これは通称、「ブリムシ」というそうだ。大きなハマチにはけっこう入っていることが多く、これが気持ち悪くて釣っても逃がして帰ってくる人もいるそうだ。
正式名称は、「ブリ糸状虫」というらしい。ネットで調べてみると一応無害で、アニサキスと違い万が一食べたとしても悶絶することはないそうだ。
それならばとほかにも入っていないか調べながら刺身にして家族には内緒で皿に盛りつけた。
目視ではおそらく大きいブリムシのほかに小さいのと細切れになったのと合計3匹見つけた。それを取り除くとやっぱり身の中にポッカリと穴が開いている。
刺身は普通のハマチの味がするのだが、こんな虫を見てしまっている僕だけはなんだか違う味がしていそうな感じがした。
そんな虫を抱えていては魚の元気がないはずだ。胃の中も空っぽだったところを見ると、哀れこのハマチは体が弱って食べるものも食べられずなんでもいいから食べ物が欲しいと僕が下したビニール片に食らいついてしまったのだろう。ハマチくんには申し訳ないことをしてしまった・・。
しかし、真鯛が釣れない。春先はなかなか釣れないというところではあるが、年が変わってからも全然釣れていない。真鯛はどうやったら釣れるのだろう・・。
暖かくなるまでに1匹は釣りたいものだ・・。