ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

お家狂想曲一旦ポーズ宣言

2009年03月08日 | お家狂想曲
あの家をわたしはとても気に入っていて、けれども旦那の方にやや陰りが見えてきたので、調子づけのためにもと思い写真をつけて記事にしました。

オープンハウス見学の後、すぐにニューヨーク州に住む友人夫婦宅に出かけてった旦那。道すがら、いろいろと考えたのだろうと思います。

そして、たった今、今後少なくとも半年間は、家を探さないことにしよう、という結論を出しました。
毎日検索しては資料を作る労力、それに有する膨大な時間、ストレス、ぐらぐらと揺れる気持ちの整理にかける精神力、
こちらでの家探しは、まさに買い手の根気と根性が勝負、不動産屋のエージェントは、こちらが自主的に探し出した家に連れて行くだけが仕事?と疑われても仕方の無いくらい、動きが乏しいのです。
毎日自動的にメールで送られてくる家々は、かなりピント外れの家ばかりなので、自主的にあちこちのサイトをはしごして調べなくてはなりません。
こんなことを実質1年もやっていると、ピアノを教えられなくなっても大丈夫かも、と思えるぐらい、この世界のことに詳しくなりました。

前回でお話しした家が無理なら、もう当分家探しはやめにしよう。これはわたしが自分勝手に考えていたことでした。
旦那は旦那で、男性の目で視た今の経済情勢を思うに、やはり少なくともあと半年は静観するのが懸命、と判断したのだと思います。

人生のうちにそう何回も無い大きな買い物をしようという時に、わたし達は幸運なことに二回も失敗を回避できたのだから、この運を大切にしたいと思います。
また頑張れる時が来たら、必ずここでお知らせしたいと思います。

どうするのかなあ~と気を揉んでくださるみなさまに、ここでホッと一息入れていただけますよう、取り急ぎご報告まで

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オープンハウスその∞(数えるの疲れました)

2009年03月08日 | お家狂想曲
今日も暖かで、18℃ぐらいまで気温が上がりました。
でももうこれで終わり。空が分厚い雲に覆われてすっかり灰色になっています。

オープンハウス、1件だけ見に行ってきました。
ここから徒歩5分強、とても近いケンブリッジ通りにある、平屋建てのおうちです。
奥さんが亡くなり、自分も病気になってしまったので、娘の家に引っ越さにゃならんという男性がオーナーの家です。
1階のどの部屋も広々と気持ち良く、後ろにある林のような庭にはどんな花が咲くのか、どんな葉が芽吹くのか、とても楽しみです。



これはカメラマンの技術です。こんなにバァ~ッと広がってません。ほんと、言い方悪いけど、詐欺に近いよな、なんて最初は思いました。









地下も一階と同じだけの広さがありますが、1度水の問題があったようで、床が全部剥がされていました。使える部屋にするにはお金がかかりそうです。
三角天井の屋根裏は、わたしぐらいの背の者には充分の高さがあります。小さな子供にとっては、かなりワクワクドキドキする空間です。

御年80才を越える老夫婦が長年暮らしておられたおうちなので、写真からも分かるかと思いますがかなり古く、屋根などは総替えしなければなりません。
外壁のペンキも所々剥がれています。日曜大工からは億万光年離れている旦那ですが、なぜだかペンキ塗りだけは好きなので、これは自力でできそうです。

さてさて、毎週のように候補を立てて、あ~でもないこ~でもない、好きになったり嫌いになったり、切に欲しがったり諦めたり、

でも、今日になって、旦那にとっては新たな発見がありました。
*わたしが平屋建ての家が好き!ということを知った。
*ふたりにとって、家を持つ上での決め手は、家の中の空気が澱んでいないこと、招き入れる人達に心地良さを感じてもらえることだと確認した。
*そうすると、家自体はもちろんのこと、周りの環境と雰囲気も絶対に無視できなくなり、結果、税金の高い場所になる可能性が高いと悟った。

いったいいつまで、こんな毎日が続くのでしょうか……。また五百円玉ハゲができたらかなんなあ……

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米国Daylight Saving Time事情

2009年03月08日 | 米国○○事情
昨晩、お抱え健康お目付役が酔っぱらったのをいいことに、刺身を少々食べた上に、普段滅多に食べないアイスクリームまで重ね食いしちゃったわたし。
しっかりお腹にきちゃいまして、なかなか寝付けないばかりか、ろくに眠っていないのにも関わらず、朝の6時にパチンと目覚めてしまいました。
勢い良く目覚めたものの、おへそのやや上辺りになにやら不吉な気配が漂っています。ふにゃ~~勘弁してくれぇ~~もうやだよぉ~~
様子を見い見い1時間、ベッドの中で悶々としていましたが、もうあんなことがあってたまるもんか!と意を決して起き、パソコンをつけると、
へ、8時
あ、夏時間!やっほ~

別にこれといってなんの変哲も無い、どちらかというとかなりチープな連中ではありますが、この日になると有無を言わせてももらえず、わたしの人差し指で無理矢理クルクルと長針を回されてしまう時計くん達をご紹介します。

まずは旦那の診察室から。旦那が患者さんの脈を診る際に、とても頼りになる時計くん。


そして寝室続きのシャワー室へ。レッスン前のシャワーを終え、焦りまくって体を拭いてるわたしを見下ろす時計くん。


キッチン横のバスルームの、アイキヤの定番特価品。確か2ドルぐらいだったと思います。この時計くんの前でもよく焦っています。


キッチンの食料品棚の上の時計くん。家の中で1番、よく見られている時計くんです。


あ、これも忘れちゃいけません。これから直そっと。


ってな具合に、まだまだ小物の目覚まし時計や腕時計も変えていきます。
面倒なんだけど、なぜだかこの作業が楽しいわたしです。

ただひとつ、困ることがあります。
このたった1時間の時差、ボケるというところまでにはいかないのですが、それでもやっぱりどこかズレているのでしょう、何気に調子が狂います。
今日から数日間は、運転には特に気をつけなければいけません。
なにが危ないってことではないのですが、なんだか変なことをしでかすドライバーに遭遇する確率がボコンと上がります。
1時間の時差、これはなかなかくせ者です。
コメント (4)
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