ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

カーネル・サンダースの呪い解除

2009年03月11日 | ひとりごと
の記事を書こうとしたのですが、写真も絵文字も全く使えない状況になっております。お~い、gooさん、なんとかしちくれぇ~い!

サイトがまともな状態になったら、即、11日分の記事として、ここにその記事を入れたいと思います。

……と待つこと5日目、突然直っておりました。今日は16日月曜日です?!
ちょっと長いなあ……gooさん、これはいったいどうしてこんなふうになっちゃうんでしょう?説明も連絡もなぁ~んも無しです。
それか、もしかして、わたしんちのパソコンだけなんでしょうか?!同じgooブログ使ってる人に聞いた方がいいのかなあ……。
ま、いいや、忘れましょう。


さて、カーネル氏が道頓堀川に放り込まれて行方不明になった1985年の大阪は、荒れに荒れておりました。
豊田商事の会長が刺殺される瞬間がテレビ画面からお茶の間に流れたり、グリコが脅迫されたり、阪神がいきなり優勝したり……。
とても印象に残る年だったよなあ、と何の気無しに調べてみると……うわぁ~!大阪だけやなかった……全国、全世界、あちこちであるわあるわ……。

わたし的に特に記憶に残ったことをちょっとここに。

6月
エホバの証人の信者が、自転車でダンプカーに巻き込まれる交通事故に遭った当時10歳の息子への輸血を拒否、息子が搬送先の聖マリアンナ医科大学病院で死亡する。

豊田商事の永野一男会長が自室玄関前にマスコミ取材班が集まる中、マンション内で刺殺される。

インド航空182便爆破事件。乗客乗員329人全員死亡。


8月
デルタ航空191便墜落事故。ダラス・フォートワース国際空港付近でロッキードL-1011 トライスターが墜落、乗客乗員163人のうち134人と、地上にいて事故に巻き込まれた1人の計135人が死亡。

日本航空123便が群馬県上野村の高天原山の御巣鷹の尾根に墜落、520名の死者を出すも乗客4人が奇跡的に生存。

グリコ・森永事件で犯行グループから「終結宣言」が送付され、以降動きが途絶える。

9月
ロス疑惑の三浦和義が逮捕。

女優の夏目雅子が急性骨髄性白血病により死去(享年27)。

メキシコでマグニチュード8.1の大地震、メキシコシティ付近を中心に大被害、9千人以上死亡、3万人以上がけが、9万人以上が家屋を失う被害。

10月
視聴者参加クイズ番組の草分けだった『アップダウンクイズ』(MBS-TBS系)が22年間の放送を終了する。

テレビ朝日の報道番組『ニュースステーション』(キャスター:久米宏)放送開始。

阪神タイガースのセ・リーグ優勝。

11月
阪神タイガース日本シリーズで西武を破り4勝2敗で日本一となった。

エジプト航空648便ハイジャック事件。乗員乗客98名のうち60名死亡。

過激派による国電同時多発ゲリラ事件。首都圏、大阪を初め各地で線路のケーブルが切断されダイヤが混乱。600万人に影響が出る

12月
アロー航空1285便、DC-8が、カナダ・ニューファンドランド・ラブラドール州のギャンダー国際空港の離陸直後に失速、墜落。エジプト・カイロから帰国の途にあったアメリカ陸軍第101空挺師団所属248名と乗員8名の256人全員死亡。カナダ国内で発生した最悪の航空機事故。


弱かった阪神が、じわじわと優勝に向かってのし上がっていた頃、大阪は沸きに沸いておりました。その真っただ中に住んでいた虎キチの父も同じ。
優勝決定戦が行われたあの日、三階のレッスン室で教えているわたしに、事務所の方が、緊急の電話が入ってますと伝えに来てくれました。
離れて住む家族に何かあったのか、と驚いて事務所に行くと、「おい、まうみ、勝つかもしれへんで、いや、こりゃ勝つで、多分、どうする、おいっ?!」と興奮した父の声が受話器の向こうから聞こえてきました。
「???」
「おい、さっさとテレビつけて観てみぃ、こんな時になにやっとんねん?」
「あのぉ、今教えてる真っ最中なんやけどわたし……」
「あほか、こんな日ぐらい休んどけ!」
「あんなあ、わたしはこれで食ってるねん」
「なんでもええわ、またな」ガチャン!
これが最後ではありませんでした。この後3回、点数が入るたびに呼び出されたわたし……。
まだまだ携帯電話なんて普及してなかった(多分)時代で、わたしを呼び出そうとあちこち電話をかけて探したであろう父のことが可笑しくて、思い出すたび楽しくなる父とのいい思い出です。

あの日、道頓堀川に投げ込まれて行方不明になっていた都市伝説の主人公カーネル・サンダースの人形が、実に24年ぶりに発見されました。
そのニュースを読んでいて一番感動したのは、この写真です。



こんなヘドロまみれの深みに潜って、仕事をしなければならない人が存在していることを改めて実感させられました。
もちろんこの日の目的は、ヘドロの中に埋まっているかもしれない不発弾の撤去だったらしいのですが、いずれにしても危険で臭いも半端じゃないはず。
カーネルおじさんの上半身が見つかったことで、他の部位も見つけたいと、さらにさらにヘドロの中を探らなければならなかったダイバーの方々。
虎キチの娘として、こんなところで申し訳ありませんが、心の底の底よりありがとうと言わせていただきます。

カーネルおじさんというよりは、もうほとんど仏さまに昇華されたようなお顔ですね。





コメント
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