WATER IS LIFE!! (水は命!!)
そう叫びながら、マンハッタンのグランドセントラル駅のメイン・コンコースのインフォメーション・ブースの周りで、マネキン・フラッシュ・モブに参加しました。
ワカコちゃん発案のこのモブ、わたしが呑気に旅行している間に、ミナセン・ニューヨークのみんなが寄り集まって、たくさんのサインを書いてくれたのですが、
当日が近づいてくるにつれ、参加者がどんどん増えてきて、しかも集団行動があまり得意ではない(これは偏見ではありませぬ)アメリカンが多いというので、ワカコちゃん、そしてディレクターのあっこちゃん、かなり心配していたんじゃないでしょか?
ともあれ、現場の警察や警備の人たちに対する交渉は、場慣れしているユカちゃんがバッチリ済ませてくれて、通行の邪魔にならないように気をつけてくれたらいいから、という許可をもらっていよいよ開始。
ユカちゃんのコールに呼応して、わたしたちの気持ちがメイン・コンコースの、プラネタリウムのような青空天井に響きます。
WATER IS LIFE!!を合図に、10秒間でポーズと立ち位置を決め、それから5分間静止。
手には、『WATER IS LIFE』や、パイプライン建設に莫大なお金を投資している銀行の名前が書かれたサインを持って。
そして同じ時間に合わせて、カナダに出張中の歩美ちゃんも。
ドレスコードは黒。そしてサングラス。
一旦マネキンになったら、誰から話しかけられても応えてはならず、もちろん自分から話しかけたりせず、ツンツンと突かれても知らぬふりをして、ひたすら静止の5分間。
というのが、マネキンモブのお約束なのですが、やっぱり30人以上もの多国籍の大人に、これを徹底するのは難しかったようです。
たくさんの通行人の人たちが立ち止まり、興味を示してくれたり、写真を撮ってくれたりしたのですが、
わたしたちがいったい何のために抗議しているのかを知らない人が、思ったよりたくさん居て、ああ、沖縄の基地問題と同じ構造なんだと痛感しました。
ひとり、ブツブツと話しながら、わたしたちの様子をビデオに収めている女性がいたので、どんなメッセージを伝えようとしているのですか?と尋ねると、こう話してくれました。
「わたしの友人が、先月20日の警察による攻撃で、腕にとてもひどい傷を負ったの。
もしかしたら彼女は、腕を失うかもしれないの。
親御さんもとても心配していて、悲しんでる。
でも、彼女はとてもしっかりした人で、大丈夫って言ってる。
こうやって、いろんな場所で、いろんな人が声を上げてくれていることを彼女が知ったら、きっと勇気が出るし励みになると思う。
本当にみなさん、ありがとう!」
その攻撃は、凍てつく夜空の下で行われました。
「まぎれもない戦争行為」感謝祭の最中、アメリカ先住民のデモ隊と警察が衝突
【THE HUFFINGTON POST】2016.11.24
http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/24/dakota-pipeline-protest_n_13197362.html?utm_hp_ref=japan
感謝祭まっただなかのアメリカで、アメリカ先住民を含むノースダコタ州の住民と警察の間に衝突が起き、約300人が負傷した。
毎年11月第4木曜日は、「サンクスギビングデー」や「七面鳥の日」とも呼ばれる、アメリカ・カナダの代表的な祝日だ。
感謝祭には、約400年もの歴史がある。
1621年秋、アメリカ先住民とイギリスからやってきた入植者が、共に収穫を祝い、お互いを暴力から守る目的で、感謝祭は始まった。
そんな感謝祭の最中、ノースダコタ州では、先住民が主導するデモ隊と警察との間に、大きな衝突が起きた。
現地では、石油パイプライン「ダコタ・アクセス・パイプライン」の建設をめぐって、先住民が、数カ月に渡って、デモ活動を続けていた。
スタンディングロック・スー族が率いるデモ隊は、パイプラインの建設によって水源が汚染され、彼らの聖地が破壊される、と主張を続けていた。
現地時間11月20日夜、デモ隊と警察の衝突が激化した。
ワシントンポスト紙によると、デモは10時間にもおよび、約300人のデモ隊参加者が負傷したという。
スタンディングロック・スー族の人々は、警察による催涙ガスやゴム弾、放水銃の攻撃を受けた。
26人が、頭部や四肢に重症を負い、マイナス5度の気温の中で放水を受けたことによる、低体温症で病院に運ばれた。
「これは、まぎれもなく戦争行為です」
スタンディングロック・スー族の代表フランク・サンチェス氏は、ハフィントンポストUS版のインタビューに対して答えた。
石油パイプラインは、ノースダコタ州からイリノイ州へ、原油を輸送するために、37億ドル(約4150億円)の予算をかけて建設される。
パイプラインは、スタンディングロック・スー族の居留地近くにある、ミズーリ川を横切って建設される予定だ。
この開発によって、水源が汚染される可能性があるとして、先住民たちは抗議デモを開始した。
アメリカ政府は、このパイプラインは、最も安全かつ効率的に原油を輸送できる方法だ、と説明しているが、
デモ隊は、
「スタンディングロック・スー族ら、先住民の居留地を侵害しない」と約束した条約(フォート・ララミー条約)に反している、と主張。
自らを、「水の保護者(water protectors)」と表現するデモ隊と、ノースダコタの警察当局の衝突は、20日に沸点に達した。
デモ隊は、パイプライン建設地付近で封鎖されていた、橋の突破を試みた。
押し迫るデモ隊を止めるため、武器が使用された。
武器の使用について、モートン郡保安局は、デモ隊が暴力的になったためだ、と説明している。
長い間、経済的に困窮してきたスタンディングロック・スー族のサンチェス氏は、建設工事のため封鎖されている橋は、居留地に向かうための主要な移動経路である、と話す。
また、抗議者たちは、何世紀にもわたって維持してきた、土地と水を守ろうとしているだけだ、と語った。
「私は、自分の土地で、戦争捕虜になった気分だ」
サンチェス氏はそう語った。
「そうとしか言いようがない。
私たちには狩りをし、魚を釣り、植物を採る権利がある。
今までずっと、そうやって生活してきた。
私たちの暮らしをこれからも続けていくには、有刺鉄線のフェンスや、"立入禁止"と書かれた看板を、取り除く必要がある」
サンチェス氏は今週、スタンディングロック・スー族の代表として、ワシントンD.C.に赴き、アメリカ政府に対して、ロビー活動を行った。
彼は、1851年に、フォート・ララミー条約に調印した人物の、直系の子孫だ。
この条約で、アメリカ政府は、5州の一部をスー族に譲渡し、外部の人間がスー族の領地に侵入することを、厳しく制限する規制に同意した。
しかし、サウスダコタ州で、金が発見された1877年、アメリカ合衆国議会は、すぐさまその協定を破った。
金の鉱脈が見つかったブラックヒルズ山地を、政府のものにし、その後も、政府による土地の収奪は続いた。
「この問題は、何年も前に決着しようと思えばできた。だが、私たちには弁護士を雇うお金もない」
サンチェス氏は嘆く。
アメリカ政府は、この問題をふまえ、パイプラインの建設作業を、一時的に中断している。
アメリカ陸軍工兵隊は、スタンディングロック・スー族の土地で、建設を進めるかどうかの決定には、もう少し時間が必要だと述べた。
By Laura Bassett
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そして、陸軍が、スー族に対して定めた、退去期限の12月5日の前後を通して、デモ隊を守る『人間の盾』になる、と宣言した退役軍人の人たち。
この宣言と行動は、大きな力となったようです。
「ダコタ・アクセス・パイプラインのデモ参加者たちを守れ」退役軍人2000人が「人間の盾」に
【THE HUFFINGTON POST】2016.12.04
http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/04/dakota-access-pipeline_n_13407758.html
ノースダコタ州のスタンディングロック・スー族居留地で、「ダコタ・アクセス・パイプライン」建設に抗議している人々は、退役軍人たちの大きな支援を受けることになる。
ダコタ・アクセス・パイプラインは、石油パイプライン会社「エナジー・トランスファー・パートナーズ」が、ノースダコタ州からイリノイ州までをつなぐ、1172マイル(約1886キロ)のパイプラインを建設するプロジェクトだ。
建設ルート近くの居留地に住む、アメリカ先住民スタンディングロック・スー族は、水源のミズーリ川が汚染されることを懸念し、抗議デモを続けている。
Facebookページによると、2000人以上の退役軍人が、デモ参加者たちを守るために、12月4日から7日にかけて、「人間の盾」として行動することに同意している。
11月29日、彼らは、「スタンディングロックを支援する退役軍人たち」という運動を開始した。
ダコタ・アクセス・パイプラインの建設をめぐり、数カ月にわたって、デモ参加者たちと警察が衝突を繰り返してきたことを受けて、退役軍人たちが立ち上げた運動だ。
このグループが計画を発表したのと同日、当局は、デモ参加者に罰金を課したり、拠点にしているキャンプへの物資の供給を妨害する、と警告した。
その後、当局は、この警告を取り下げたが、ノースダコタ州のジャック・ダーリンプル知事は28日、「悪天候が予想される」ため、即時退去命令を発した。
この命令は、依然として、有効となっている。
しかしデモ参加者たちは、CBSに対し、自分たちは動かない、と述べた。
地域コミュニティの人々は、4つの州にまたがって、1日に47万バレルの石油を輸送する、この37億8000万ドル(約4290億円)のパイプラインが、
主要な水源を汚染し、先祖の墓地や聖なる祈りの土地を、破壊するのではないかと懸念している。
ガーディアン紙は、建設業者は、すでに一部の文化遺産を破壊してしまった、と報告している。
抗議を行うエイモス・クック氏は、取材に対し、
「自分たちがここに来た目的を達成するまでは、どこにも行くつもりはない」と述べた。
退役軍人たちは、陸軍が、スー族に対して定めた、退去期限の12月5日の前後を通して、抗議を行う。
彼らのFacebookのイベントページでは、同グループの目的は、「我々の国を支援」し、「国内で行われているこの野蛮な不正を止める」ことだと述べられている。
抗議は非暴力的に行われるが、デモ参加者たちが、警察の攻撃によって負傷していることから、参加者には防護服、ガスマスク、耳栓、射撃用防音機などを持ち寄るよう、呼びかけられている。
麻薬、アルコール、武器の持ち込みは認められない。
また、「スタンディングロックを支援する退役軍人たち」は、11月上旬に、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」に募金ページを立ち上げており、
デモ参加者に、食料や移動手段、必要物資を提供するための、寄付を募っている。
彼らの寄付についての詳細は、こちらから。
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そして昨日、わたしたちが抗議活動をしている最中に、
認可権限を持つ米国陸軍工兵隊(U.S. Army Corps of Engineers)が、スタンディングロック・スー族の居留地に近い、湖底でのパイプライン建設を許可しないと発表したのでした。
ダコタ・パイプライン、陸軍が見直しを検討:抗議デモ参加者に歓喜の渦
【RollongStone】2016/12/05
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/27207
米陸軍工兵隊が12月4日、ダコタ・アクセス・パイプラインの建設予定地の、地役権の承認を行わず、"代替ルートを検討する"と発表したことを受け、
スタンディングロック・スー族の居留地に集まった、何千人もの抗議デモ参加者は、歓喜に沸いた。
米陸軍土木工事部門のジョーエレン・ダーシー次官補は同日、
「これまでに、スタンディングロック・スー族とパイプライン建設側で、幾多の協議と情報交換を重ねてきました。
しかし、すべきことが未だたくさん残されていることは明らかです。
この計画を迅速に完了し、責任を全うするためには、パイプラインの設置ルート見直しを検討するのが、最善の策です」と語っている。
12月2日には、2,000人の退役軍人が、抗議デモ参加者を守るために抗議活動に参加するなど、抗議デモ参加者と警察機関の間の緊張が高まっていたが、
今回の発表を受け、抗議デモに集まった人々は、喜びに包まれている。
2016年12月4日、ノースダコタ州のキャノンボール郊外で、スタンディングロック・スー族の居留地の端のオセチ・サコウィン・キャンプを見下ろす丘の上に、支援者の退役軍人たちが「唯一の水」と書いた旗を立てている。/ SCOTT OLSON VIA GETTY IMAGES
12月4日の発表前、米司法省は、パイプラインが水の供給を脅かし、先住民の聖域を傷つけると繰り返し主張する抗議デモ参加者に対し、12月5日までに退去するよう通告していた。
米内務長官サリー・ジュエルは、12月4日の発表は、
「パイプラインの代替ルートと、その潜在的な影響に関する綿密な調査、ならびに評価が確実に行われるようにするもの」であり、
「条約、連邦法、ならびに先住民族のリーダーとの協議によって、保障されている先住民の権利が、環境影響評価書の作成における調査に、必要不可欠な要素であることを強調するもの」であると、声明を通してコメントしたと、ワシントンポスト紙は報じている。
予算37億円のパイプライン工事の、地役権認可申請を却下するという陸軍の発表を受け、スタンディングロック・スー族のチェアマンであるデーブ・アーチャンボルト2世は声明を発表し、
「我々は、政府の決断を全面的に歓迎し、オバマ大統領、陸軍司令部、司法省、内務省がとった、歴史の行く先を修正し、正義を行うという一歩に、最大限の感謝を持って賛辞を送ります。
スタンディングロック・スー族、ならびに全インディアン部族は、このオバマ大統領が下した歴史的な決断への感謝を、永遠に忘れることはありません」と、政府の決断についてコメントした。
また、声明の中で、アーチャンボルト2世は、抗議活動に参加した人々について、
「このことのために声を上げてくださった、すべての方々に感謝します。
また、この運動を率いてくれた、我々の部族の若者に感謝します。
我々を応援してくれた、世界中の方々に感謝します。
我々の水を守るために、我々の戦いのために、野営地へと出向いてくださり、我々を応援してくださった何千人もの方々、
また、様々な方法で、時間、力、お金を、我々のために費やしてくださった、何万人もの方々に感謝します。
そして特に、我々とともに立ち上がってくれた、他地域に居留する、他民族の方々に感謝します。
あなたがたの困難の時には、我々が必ず、あなたがたのために立ち上がります」と続けた。
さらにアーチャンボルト2世は、来るトランプ政権や、その他の先住民族の権利を脅かす人々について、
「今回の決断を尊重と、ここに至るまでの複雑な過程の理解」を望んでいる、と述べている。
(By Daniel Krepsーtranslation by Yu Sekine)
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「我々の国を支援」し、「国内で行われている、この野蛮な不正を止める」
このような目的がなぜ、日本の高江や辺野古の現場には存在しないのでしょうか?
電車に乗って、バスに乗って、飛行機に乗って、違う県や町から、異国から、大勢の人々が集まらないのでしょうか?
水は命。
海も命。
森も命。
「私たちには狩りをし、魚を釣り、植物を採る権利がある。
今までずっと、そうやって生活してきた。
私たちの暮らしをこれからも続けていくには、有刺鉄線のフェンスや、"立入禁止"と書かれた看板を、取り除く必要がある」
沖縄を蝕む米軍基地の増設と戦う人たちにとって、このダコタでの戦いと小さな勝利が、少しでも励みになることを願いつつ、
いや、まだまだ油断してはならない。
相手は狡猾で、力も金もある。
これはあくまでも中断であり、見直しであり、だからまた、どこかの地域の人たちが、戦わなければならないことになる。
という現実を思うと、いつの間にか、我々市井の市民という立場の人間に課されてしまっていた権力との戦いが、まだまだ続いて行くことが見えてきて、深いため息が出ないわけでもありませんが、
ここで諦めたり、くじけたり、どうでもいいやと投げてしまったり、知らない方が楽だと責任放棄をしたりするわけにはいきません。
どこの国にも子どもがいます。
自然があります。
動物もいます。
それらの未来を、わたしたちが汚したり、傷つけたり、命を奪ったりすることは、絶対に許されないのです。
さて、このダコタアクセスパイプラインに、た〜んまり投資している銀行の中でも、堂々のトップクラスに位置する日本の銀行の名前を、ここに示しておきます。
みずほ銀行、東京三菱UFJ、日興証券、SMBC、三井住友銀行です。
まだ他にもあるかもしれません。
でも、これらの銀行は巨額です。
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外に出ると、クリスマスツリー屋さんがオープンしていました。
モブデモをやっている時も、きれいに飾られた駅の構内を、買い物袋を両手にいっぱい持ちながら、通り過ぎて行く人たちがたくさんいました。
そんな人たちを、サングラスを通して見ているうちに、
凍えるような気温の中で、体を突き刺すような冷たい放水を受け、催涙ガスやゴム弾を撃たれ、傷つけられているダコタの人たちの姿が、
紐でグルグル巻きにされ、車の屋根から引きずり降ろされ、ボートから落とされた挙句に沈められている高江や辺野古の人たちの姿が、
わたしの脳裏に浮かんでは消え、また浮かんでは消えして、とても複雑な気持ちになりました。
12月6日・高江オスプレイパッド建設差し止め請求訴訟
地裁前集会と裁判傍聴の呼びかけ
http://takae.ti-da.net/e9184126.html
今、高江では、オスプレイパッド建設が、国家権力の名のもと、機動隊による市民弾圧のうえ、違法に強行されています。
連日、大量の資材が運び込まれ、急ピッチで工事は進められています。
施工ミスなどの指摘がある中、年内完成とうたわれています。
国は、返還を急ぎ、実績を明らかなものにしようと、
11月18日、地権者に「財産引渡通知書」を送付。
12月20日、返還記念式典、
12月22日、北部訓練場の過半の返還実施へと、矢継ぎ早に手続きを予定しています。
高江の住民31名は、国を相手に、工事の中止を求める「高江オスプレイパッド建設差し止め訴訟」を起こしています。
同時に、その判決がなされるまで工事中止を求める、仮処分の訴えも行いました。
(仮処分の決定は、12月6日以降に出る見込みです)
SACO合意が負担軽減など、全くのまやかしです。
危険なオスプレイの基地を、次の世代に残してはいけません。
県民の命を繋ぐ水源地を守るため、やんばるの自然と暮らしを守るため、この裁判で工事を差し止めにし、建設中止を訴えていきたいと思います。
下記の日程で、裁判訴訟があります。
事前集会・裁判傍聴もあります。
是非、ご参集よろしくお願いします。
2016年12月6日(火)
13:30~那覇地裁前・城岳公園前にて事前集会
14:30~傍聴券配布(時間の変更があるかもしれません)
15:00~第2回本案訴訟(高江オスプレイパッド建設差し止め請求)公開
主催:「ヘリパッドいらない」住民の会
連絡先:090-9789-6396
そう叫びながら、マンハッタンのグランドセントラル駅のメイン・コンコースのインフォメーション・ブースの周りで、マネキン・フラッシュ・モブに参加しました。
ワカコちゃん発案のこのモブ、わたしが呑気に旅行している間に、ミナセン・ニューヨークのみんなが寄り集まって、たくさんのサインを書いてくれたのですが、
当日が近づいてくるにつれ、参加者がどんどん増えてきて、しかも集団行動があまり得意ではない(これは偏見ではありませぬ)アメリカンが多いというので、ワカコちゃん、そしてディレクターのあっこちゃん、かなり心配していたんじゃないでしょか?
ともあれ、現場の警察や警備の人たちに対する交渉は、場慣れしているユカちゃんがバッチリ済ませてくれて、通行の邪魔にならないように気をつけてくれたらいいから、という許可をもらっていよいよ開始。
ユカちゃんのコールに呼応して、わたしたちの気持ちがメイン・コンコースの、プラネタリウムのような青空天井に響きます。
WATER IS LIFE!!を合図に、10秒間でポーズと立ち位置を決め、それから5分間静止。
手には、『WATER IS LIFE』や、パイプライン建設に莫大なお金を投資している銀行の名前が書かれたサインを持って。
そして同じ時間に合わせて、カナダに出張中の歩美ちゃんも。
ドレスコードは黒。そしてサングラス。
一旦マネキンになったら、誰から話しかけられても応えてはならず、もちろん自分から話しかけたりせず、ツンツンと突かれても知らぬふりをして、ひたすら静止の5分間。
というのが、マネキンモブのお約束なのですが、やっぱり30人以上もの多国籍の大人に、これを徹底するのは難しかったようです。
たくさんの通行人の人たちが立ち止まり、興味を示してくれたり、写真を撮ってくれたりしたのですが、
わたしたちがいったい何のために抗議しているのかを知らない人が、思ったよりたくさん居て、ああ、沖縄の基地問題と同じ構造なんだと痛感しました。
ひとり、ブツブツと話しながら、わたしたちの様子をビデオに収めている女性がいたので、どんなメッセージを伝えようとしているのですか?と尋ねると、こう話してくれました。
「わたしの友人が、先月20日の警察による攻撃で、腕にとてもひどい傷を負ったの。
もしかしたら彼女は、腕を失うかもしれないの。
親御さんもとても心配していて、悲しんでる。
でも、彼女はとてもしっかりした人で、大丈夫って言ってる。
こうやって、いろんな場所で、いろんな人が声を上げてくれていることを彼女が知ったら、きっと勇気が出るし励みになると思う。
本当にみなさん、ありがとう!」
その攻撃は、凍てつく夜空の下で行われました。
「まぎれもない戦争行為」感謝祭の最中、アメリカ先住民のデモ隊と警察が衝突
【THE HUFFINGTON POST】2016.11.24
http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/24/dakota-pipeline-protest_n_13197362.html?utm_hp_ref=japan
感謝祭まっただなかのアメリカで、アメリカ先住民を含むノースダコタ州の住民と警察の間に衝突が起き、約300人が負傷した。
毎年11月第4木曜日は、「サンクスギビングデー」や「七面鳥の日」とも呼ばれる、アメリカ・カナダの代表的な祝日だ。
感謝祭には、約400年もの歴史がある。
1621年秋、アメリカ先住民とイギリスからやってきた入植者が、共に収穫を祝い、お互いを暴力から守る目的で、感謝祭は始まった。
そんな感謝祭の最中、ノースダコタ州では、先住民が主導するデモ隊と警察との間に、大きな衝突が起きた。
現地では、石油パイプライン「ダコタ・アクセス・パイプライン」の建設をめぐって、先住民が、数カ月に渡って、デモ活動を続けていた。
スタンディングロック・スー族が率いるデモ隊は、パイプラインの建設によって水源が汚染され、彼らの聖地が破壊される、と主張を続けていた。
現地時間11月20日夜、デモ隊と警察の衝突が激化した。
ワシントンポスト紙によると、デモは10時間にもおよび、約300人のデモ隊参加者が負傷したという。
スタンディングロック・スー族の人々は、警察による催涙ガスやゴム弾、放水銃の攻撃を受けた。
26人が、頭部や四肢に重症を負い、マイナス5度の気温の中で放水を受けたことによる、低体温症で病院に運ばれた。
「これは、まぎれもなく戦争行為です」
スタンディングロック・スー族の代表フランク・サンチェス氏は、ハフィントンポストUS版のインタビューに対して答えた。
石油パイプラインは、ノースダコタ州からイリノイ州へ、原油を輸送するために、37億ドル(約4150億円)の予算をかけて建設される。
パイプラインは、スタンディングロック・スー族の居留地近くにある、ミズーリ川を横切って建設される予定だ。
この開発によって、水源が汚染される可能性があるとして、先住民たちは抗議デモを開始した。
アメリカ政府は、このパイプラインは、最も安全かつ効率的に原油を輸送できる方法だ、と説明しているが、
デモ隊は、
「スタンディングロック・スー族ら、先住民の居留地を侵害しない」と約束した条約(フォート・ララミー条約)に反している、と主張。
自らを、「水の保護者(water protectors)」と表現するデモ隊と、ノースダコタの警察当局の衝突は、20日に沸点に達した。
デモ隊は、パイプライン建設地付近で封鎖されていた、橋の突破を試みた。
押し迫るデモ隊を止めるため、武器が使用された。
武器の使用について、モートン郡保安局は、デモ隊が暴力的になったためだ、と説明している。
長い間、経済的に困窮してきたスタンディングロック・スー族のサンチェス氏は、建設工事のため封鎖されている橋は、居留地に向かうための主要な移動経路である、と話す。
また、抗議者たちは、何世紀にもわたって維持してきた、土地と水を守ろうとしているだけだ、と語った。
「私は、自分の土地で、戦争捕虜になった気分だ」
サンチェス氏はそう語った。
「そうとしか言いようがない。
私たちには狩りをし、魚を釣り、植物を採る権利がある。
今までずっと、そうやって生活してきた。
私たちの暮らしをこれからも続けていくには、有刺鉄線のフェンスや、"立入禁止"と書かれた看板を、取り除く必要がある」
サンチェス氏は今週、スタンディングロック・スー族の代表として、ワシントンD.C.に赴き、アメリカ政府に対して、ロビー活動を行った。
彼は、1851年に、フォート・ララミー条約に調印した人物の、直系の子孫だ。
この条約で、アメリカ政府は、5州の一部をスー族に譲渡し、外部の人間がスー族の領地に侵入することを、厳しく制限する規制に同意した。
しかし、サウスダコタ州で、金が発見された1877年、アメリカ合衆国議会は、すぐさまその協定を破った。
金の鉱脈が見つかったブラックヒルズ山地を、政府のものにし、その後も、政府による土地の収奪は続いた。
「この問題は、何年も前に決着しようと思えばできた。だが、私たちには弁護士を雇うお金もない」
サンチェス氏は嘆く。
アメリカ政府は、この問題をふまえ、パイプラインの建設作業を、一時的に中断している。
アメリカ陸軍工兵隊は、スタンディングロック・スー族の土地で、建設を進めるかどうかの決定には、もう少し時間が必要だと述べた。
By Laura Bassett
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そして、陸軍が、スー族に対して定めた、退去期限の12月5日の前後を通して、デモ隊を守る『人間の盾』になる、と宣言した退役軍人の人たち。
この宣言と行動は、大きな力となったようです。
「ダコタ・アクセス・パイプラインのデモ参加者たちを守れ」退役軍人2000人が「人間の盾」に
【THE HUFFINGTON POST】2016.12.04
http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/04/dakota-access-pipeline_n_13407758.html
ノースダコタ州のスタンディングロック・スー族居留地で、「ダコタ・アクセス・パイプライン」建設に抗議している人々は、退役軍人たちの大きな支援を受けることになる。
ダコタ・アクセス・パイプラインは、石油パイプライン会社「エナジー・トランスファー・パートナーズ」が、ノースダコタ州からイリノイ州までをつなぐ、1172マイル(約1886キロ)のパイプラインを建設するプロジェクトだ。
建設ルート近くの居留地に住む、アメリカ先住民スタンディングロック・スー族は、水源のミズーリ川が汚染されることを懸念し、抗議デモを続けている。
Facebookページによると、2000人以上の退役軍人が、デモ参加者たちを守るために、12月4日から7日にかけて、「人間の盾」として行動することに同意している。
11月29日、彼らは、「スタンディングロックを支援する退役軍人たち」という運動を開始した。
ダコタ・アクセス・パイプラインの建設をめぐり、数カ月にわたって、デモ参加者たちと警察が衝突を繰り返してきたことを受けて、退役軍人たちが立ち上げた運動だ。
このグループが計画を発表したのと同日、当局は、デモ参加者に罰金を課したり、拠点にしているキャンプへの物資の供給を妨害する、と警告した。
その後、当局は、この警告を取り下げたが、ノースダコタ州のジャック・ダーリンプル知事は28日、「悪天候が予想される」ため、即時退去命令を発した。
この命令は、依然として、有効となっている。
しかしデモ参加者たちは、CBSに対し、自分たちは動かない、と述べた。
地域コミュニティの人々は、4つの州にまたがって、1日に47万バレルの石油を輸送する、この37億8000万ドル(約4290億円)のパイプラインが、
主要な水源を汚染し、先祖の墓地や聖なる祈りの土地を、破壊するのではないかと懸念している。
ガーディアン紙は、建設業者は、すでに一部の文化遺産を破壊してしまった、と報告している。
抗議を行うエイモス・クック氏は、取材に対し、
「自分たちがここに来た目的を達成するまでは、どこにも行くつもりはない」と述べた。
退役軍人たちは、陸軍が、スー族に対して定めた、退去期限の12月5日の前後を通して、抗議を行う。
彼らのFacebookのイベントページでは、同グループの目的は、「我々の国を支援」し、「国内で行われているこの野蛮な不正を止める」ことだと述べられている。
抗議は非暴力的に行われるが、デモ参加者たちが、警察の攻撃によって負傷していることから、参加者には防護服、ガスマスク、耳栓、射撃用防音機などを持ち寄るよう、呼びかけられている。
麻薬、アルコール、武器の持ち込みは認められない。
また、「スタンディングロックを支援する退役軍人たち」は、11月上旬に、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」に募金ページを立ち上げており、
デモ参加者に、食料や移動手段、必要物資を提供するための、寄付を募っている。
彼らの寄付についての詳細は、こちらから。
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そして昨日、わたしたちが抗議活動をしている最中に、
認可権限を持つ米国陸軍工兵隊(U.S. Army Corps of Engineers)が、スタンディングロック・スー族の居留地に近い、湖底でのパイプライン建設を許可しないと発表したのでした。
ダコタ・パイプライン、陸軍が見直しを検討:抗議デモ参加者に歓喜の渦
【RollongStone】2016/12/05
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/27207
米陸軍工兵隊が12月4日、ダコタ・アクセス・パイプラインの建設予定地の、地役権の承認を行わず、"代替ルートを検討する"と発表したことを受け、
スタンディングロック・スー族の居留地に集まった、何千人もの抗議デモ参加者は、歓喜に沸いた。
米陸軍土木工事部門のジョーエレン・ダーシー次官補は同日、
「これまでに、スタンディングロック・スー族とパイプライン建設側で、幾多の協議と情報交換を重ねてきました。
しかし、すべきことが未だたくさん残されていることは明らかです。
この計画を迅速に完了し、責任を全うするためには、パイプラインの設置ルート見直しを検討するのが、最善の策です」と語っている。
12月2日には、2,000人の退役軍人が、抗議デモ参加者を守るために抗議活動に参加するなど、抗議デモ参加者と警察機関の間の緊張が高まっていたが、
今回の発表を受け、抗議デモに集まった人々は、喜びに包まれている。
2016年12月4日、ノースダコタ州のキャノンボール郊外で、スタンディングロック・スー族の居留地の端のオセチ・サコウィン・キャンプを見下ろす丘の上に、支援者の退役軍人たちが「唯一の水」と書いた旗を立てている。/ SCOTT OLSON VIA GETTY IMAGES
12月4日の発表前、米司法省は、パイプラインが水の供給を脅かし、先住民の聖域を傷つけると繰り返し主張する抗議デモ参加者に対し、12月5日までに退去するよう通告していた。
米内務長官サリー・ジュエルは、12月4日の発表は、
「パイプラインの代替ルートと、その潜在的な影響に関する綿密な調査、ならびに評価が確実に行われるようにするもの」であり、
「条約、連邦法、ならびに先住民族のリーダーとの協議によって、保障されている先住民の権利が、環境影響評価書の作成における調査に、必要不可欠な要素であることを強調するもの」であると、声明を通してコメントしたと、ワシントンポスト紙は報じている。
予算37億円のパイプライン工事の、地役権認可申請を却下するという陸軍の発表を受け、スタンディングロック・スー族のチェアマンであるデーブ・アーチャンボルト2世は声明を発表し、
「我々は、政府の決断を全面的に歓迎し、オバマ大統領、陸軍司令部、司法省、内務省がとった、歴史の行く先を修正し、正義を行うという一歩に、最大限の感謝を持って賛辞を送ります。
スタンディングロック・スー族、ならびに全インディアン部族は、このオバマ大統領が下した歴史的な決断への感謝を、永遠に忘れることはありません」と、政府の決断についてコメントした。
また、声明の中で、アーチャンボルト2世は、抗議活動に参加した人々について、
「このことのために声を上げてくださった、すべての方々に感謝します。
また、この運動を率いてくれた、我々の部族の若者に感謝します。
我々を応援してくれた、世界中の方々に感謝します。
我々の水を守るために、我々の戦いのために、野営地へと出向いてくださり、我々を応援してくださった何千人もの方々、
また、様々な方法で、時間、力、お金を、我々のために費やしてくださった、何万人もの方々に感謝します。
そして特に、我々とともに立ち上がってくれた、他地域に居留する、他民族の方々に感謝します。
あなたがたの困難の時には、我々が必ず、あなたがたのために立ち上がります」と続けた。
さらにアーチャンボルト2世は、来るトランプ政権や、その他の先住民族の権利を脅かす人々について、
「今回の決断を尊重と、ここに至るまでの複雑な過程の理解」を望んでいる、と述べている。
(By Daniel Krepsーtranslation by Yu Sekine)
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「我々の国を支援」し、「国内で行われている、この野蛮な不正を止める」
このような目的がなぜ、日本の高江や辺野古の現場には存在しないのでしょうか?
電車に乗って、バスに乗って、飛行機に乗って、違う県や町から、異国から、大勢の人々が集まらないのでしょうか?
水は命。
海も命。
森も命。
「私たちには狩りをし、魚を釣り、植物を採る権利がある。
今までずっと、そうやって生活してきた。
私たちの暮らしをこれからも続けていくには、有刺鉄線のフェンスや、"立入禁止"と書かれた看板を、取り除く必要がある」
沖縄を蝕む米軍基地の増設と戦う人たちにとって、このダコタでの戦いと小さな勝利が、少しでも励みになることを願いつつ、
いや、まだまだ油断してはならない。
相手は狡猾で、力も金もある。
これはあくまでも中断であり、見直しであり、だからまた、どこかの地域の人たちが、戦わなければならないことになる。
という現実を思うと、いつの間にか、我々市井の市民という立場の人間に課されてしまっていた権力との戦いが、まだまだ続いて行くことが見えてきて、深いため息が出ないわけでもありませんが、
ここで諦めたり、くじけたり、どうでもいいやと投げてしまったり、知らない方が楽だと責任放棄をしたりするわけにはいきません。
どこの国にも子どもがいます。
自然があります。
動物もいます。
それらの未来を、わたしたちが汚したり、傷つけたり、命を奪ったりすることは、絶対に許されないのです。
さて、このダコタアクセスパイプラインに、た〜んまり投資している銀行の中でも、堂々のトップクラスに位置する日本の銀行の名前を、ここに示しておきます。
みずほ銀行、東京三菱UFJ、日興証券、SMBC、三井住友銀行です。
まだ他にもあるかもしれません。
でも、これらの銀行は巨額です。
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外に出ると、クリスマスツリー屋さんがオープンしていました。
モブデモをやっている時も、きれいに飾られた駅の構内を、買い物袋を両手にいっぱい持ちながら、通り過ぎて行く人たちがたくさんいました。
そんな人たちを、サングラスを通して見ているうちに、
凍えるような気温の中で、体を突き刺すような冷たい放水を受け、催涙ガスやゴム弾を撃たれ、傷つけられているダコタの人たちの姿が、
紐でグルグル巻きにされ、車の屋根から引きずり降ろされ、ボートから落とされた挙句に沈められている高江や辺野古の人たちの姿が、
わたしの脳裏に浮かんでは消え、また浮かんでは消えして、とても複雑な気持ちになりました。
12月6日・高江オスプレイパッド建設差し止め請求訴訟
地裁前集会と裁判傍聴の呼びかけ
http://takae.ti-da.net/e9184126.html
今、高江では、オスプレイパッド建設が、国家権力の名のもと、機動隊による市民弾圧のうえ、違法に強行されています。
連日、大量の資材が運び込まれ、急ピッチで工事は進められています。
施工ミスなどの指摘がある中、年内完成とうたわれています。
国は、返還を急ぎ、実績を明らかなものにしようと、
11月18日、地権者に「財産引渡通知書」を送付。
12月20日、返還記念式典、
12月22日、北部訓練場の過半の返還実施へと、矢継ぎ早に手続きを予定しています。
高江の住民31名は、国を相手に、工事の中止を求める「高江オスプレイパッド建設差し止め訴訟」を起こしています。
同時に、その判決がなされるまで工事中止を求める、仮処分の訴えも行いました。
(仮処分の決定は、12月6日以降に出る見込みです)
SACO合意が負担軽減など、全くのまやかしです。
危険なオスプレイの基地を、次の世代に残してはいけません。
県民の命を繋ぐ水源地を守るため、やんばるの自然と暮らしを守るため、この裁判で工事を差し止めにし、建設中止を訴えていきたいと思います。
下記の日程で、裁判訴訟があります。
事前集会・裁判傍聴もあります。
是非、ご参集よろしくお願いします。
2016年12月6日(火)
13:30~那覇地裁前・城岳公園前にて事前集会
14:30~傍聴券配布(時間の変更があるかもしれません)
15:00~第2回本案訴訟(高江オスプレイパッド建設差し止め請求)公開
主催:「ヘリパッドいらない」住民の会
連絡先:090-9789-6396