ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

純さんと『WATER WALK for LIFE』と年の瀬の小さなお話と

2016年12月19日 | ひとりごと
先週末の土曜日に、のんちゃんと一緒に、ここから車で30分ぐらい走ったところで開かれた集会に行った。
その集会はポットラック形式で開かれていたので、のんちゃんが、それでは近くの、できたら美味しいピザ屋さんのピザを持って行こう、と言うので、
ふむふむ、近くにあったっけか…と探してみたら、歩いて行けるぐらいに近いところに、なんだかすごーく評判のいいピザ屋さんがあったのである。
配達してもらったピザのでっかい箱を開けてみると、ふ〜んといい匂いがする。
評判はもちろん、実際にもかなり美味しそうなんだけど、悲しいかなグルテンフリーで生きる決心をしたわたしには、それを味わうことはできない。

集会の主催者は、350NJと言う名前の、環境問題について様々な活動をしているグループ。
爆発しやすい天然オイルを大量に積んだ貨物が、通り過ぎる鉄橋が危険過ぎるので、それをさっさと直せ!という運動が、どうやら今の中心課題らしい。
もちろん、『水は命』と銘打つスタンディングロックとも、強く連帯している。
その夜はそこに、純さんが乗り込んでって(?)、今回彼女が計画している『WATER WALK FOR LIFE』の紹介と、支援のお願いをすることになっていた。
純さんはもう、40年近くもの間、ネイティヴアメリカンや、その人たちに限らず虐げられている人たちのために、祈りを込めてお太鼓を叩きながら歩いて来た人だ。
こんなちっちゃな体の一体どこに、何日も何日も歩き続ける力が宿っているのだろう、と思うほど華奢な女性だけれど、
1978年に行われた、カリフォルニアからワシントンD.C.までの、Longist Walkと呼ばれたピースウォークを皮切りに、
平和への強い祈りを込めて、お太鼓を叩きながら歩いてきた数千マイルもの距離が、彼女の並外れた精神の強さを、一番物語ることができるものだと思う。
彼女のことについてはまたいつか、詳しく書きたいと思っている。

純さんは、年明け早々に沖縄に向かう。
日本山妙法寺のメンバーや有志の、合わせて30人が(その中には歩美ちゃんもいる)、純さんと一緒にアメリカから沖縄に行く。
那覇から読谷、そして辺野古から高江へと、皆でお太鼓を叩きながら歩いて行く。
その30人のうちの4人は、スタンディングロックに行った。
だから今回の祈りと歩きは、スタンディングロックと沖縄をつなげる、という意味も込められている。

純さんとのんちゃん、そして純さんと同じく、ネイティヴアメリカンの人たちをずっと支援しているジャネットさん。


集まった人たちを見ると、やはり年配の人たちがほとんどで、(写真)中央に座っている男の子だけがダントツに若かった。


こういう場所に、若い人たちがどんどん集まってくるようになると、社会はみるみる健康になるんだけれども…。


さて、話は変わるが、ここ数日、気温がドカンと上がったり下がったりで、その間に雪が積もったりして、なんだか落ち着かない年の瀬になった。


こういう寒さになるといつも、毎回同じことを言っているような気もするが、外で生きている小さな動物たちのことが気にかかる。




今年はどうやらクリスマスツリー無しのクリスマスになりそうなので、せめて玄関先だけでもと、近所のお店で買ってきた飾り。


すっかり色あせてしまった、ずっとわたしたちと一緒にいてくれるさるぼぼちゃんと。


日本に行った時に連れてってもらった『なばなの里』で見つけた、とってもシンプルなライト。
でもこれが、単三電池二本で6時間だけ点灯し、消灯した後はまた、翌日の同じ時間に点くというとってもお利口さんなライト(点き方に9個のバリエーションがあって選べる)で、生徒たちには大好評。




その横っちょに、これまたとっても簡素なぼんぼりライト。


これは残念ながら、いちいち電源を入れたり切ったりしなければならない。



寒さ暑さに関係なく、いつだってくっついていたい空ちゃん。


彼のアップはだから、すご〜く簡単に撮ることができる。


キリッと男前?


それに比べ海ちゃんは、ほんとは空ちゃんみたいに乗っかりたいけどできなくて、どこかちょっと離れたところで丸まっている。

かあちゃんのベッドはボクらのベッドなのだ!文句あっか?



そして最後に、ネコと暮らすことは壊されることでもある…無常を学ぶ日々。

お砂遊びだい!


チャイチャイして外に落とされた方たち。


なぜ、こんなものがポインセチアに引っかかっている?!


あ、そうか、そもそもこのポインセチア、床にバタンと落っことされてたんだった。

箪笥の上もなかなか無残…。


なぜか無事だった、さわみちゃんからもらったお気に入りの、ちょっとハスの葉っぱを思い出させるかわいい植物。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする